村下孝蔵
「何処へ」

発売
1981年(CD化は後)
収録曲数
10曲
演奏時間
37分42秒
感 想
 歌人・村下孝蔵の、セカンドアルバム。 帯には「失ったものよ、忘れられたものたちよ」の言葉。 やはり、郷愁を誘う曲が詰まっています。
 前作同様、荒削りな雰囲気を残していますが、その分、伝わって来るものも強いです。 「19の秋」、「未成年」等、若い年代を歌った曲が目立つのも特徴。
厳選3曲
「まだ見ぬ人へ」(3曲目)
 珍しく(?)、何の曇りもない、希望に満ちて軽やかな歌。 まだ見ぬ、いつか出会う筈の人へ思いを馳せ、夢見て行こう、という詞。
「未成年」(9曲目)
 単純に歌の主人公の年齢が未成年というよりは、思うようにならず、もがいている様が少年のよう、という感じ。 後に、「清涼愛聴盤」にアレンジを変えて収録されていますが(ロック調)、シンプルなオリジナルの方が好みです。
「歌人」(10曲目)
 別れた人をあきらめられず、酒を飲んでも飲んでも酔えない・・・・という歌。
 「歌人(うたびと)」という言葉は、村下孝蔵自身を指す言葉として使われ、又、後にベスト盤のタイトルにも二度使われています。 (「歌人」、「歌人II」の2作。) 本人使用のギターにも、「歌人」の文字があったのでした。 この歌を聴くと特に、故人となった村下孝蔵が偲ばれるのです・・・・。



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