沢田聖子
「ターニング・ポイント」

発 売
1983年(1984年CD化、1994年廉価版CD)
収録曲数
11曲
演奏時間
45分52秒
感 想
 日本フォノグラム移籍後の第1作。
 “妹分”としてデビュー以来提供を受けていたイルカの作品が無くなり、タイトル通り、ターニング・ポイントのアルバム。 メッセージ色が強い曲が印象的です。 7曲目の「DREAM」はちょっとコミカル。
 なお、11曲目の「ひとりぼっちの終局〈カタストロフィー〉」はCD化された時に収録された曲。
(手元にあるのは、1994年発売の廉価版。)
厳選3曲
「悲しむ程まだ人生は知らない」(1曲目)
 格言めいたタイトル。さびは、このままの言葉。
 良いことばかりは続かない。 良かった頃のことを振り返って、今を悲しみ、くよくよするのは、よそう。 今まで生きた人生はまだほんの一部で、これから続く長い人生を、まだ知らないのだから・・・・。
 さらっとした歌い方で、ストレートにメッセージが込められた名曲。
「にぎやかな悲しみ」(3曲目)
 この歌の主人公は、恋が終わったばかり。 最後の電話を、恋人の部屋のすぐ下の電話ボックスからかけたヒロイン。 コインが切れた時が恋の終わり・・・・。
 まだ携帯電話が無い時代の歌。 しかも、テレホンカードも無い頃。 10円玉を投入する公衆電話でなければ、こういうドラマは出来ません。
「自問」(5曲目)
 自らに問いかける歌。
 強い風と冷たい雨に怯え、疲れたら誰かにすがりたがる。 倒れたら、立ち上がればいいだけのことなのに。 それだけのことなのに。
 何を?何が?何に?何で?・・・・・・繰り返し、繰り返し、続く自問。
 一度聴くと、繰り返される言葉が耳に残ります。



音楽掛TOPへ戻る