尾張大橋 (東殿名)

 国道1号線の木曽川橋梁として昭和8年(1933)10月完成。
全長878.8m、幅員7.5mの当時では珍しいトラスを上弦のアーチで吊り下げる構造のランガーアーチ橋で同年11月、前ヶ須(現弥富市)側の橋詰めで竣工式が盛大に挙行された。
この様子は日本の幹線道路交通の幕開けとして全国に実況放送された。翌9年5月には揖斐・長良川に架かる伊勢大橋も完成し、それまで船運に頼っていた国道1号線の前ヶ須・桑名間が直線道路で結ばれることとなった。

 尾張大橋の西詰め北側に東海道記念碑が建っている。
この碑は明治25年(1892)4月、東海道国道として前ヶ須から押付までの木曽川を渡船、押付から遠浅までの長島地内は陸路、遠浅から長良、揖斐川は渡船で桑名の上之輪へ、上之輪からは陸路で鍋屋堤を通って川口町へ至るコースが指定された際に建てられた。


   東海道記念碑