■ 立夏[夏めく・夏に入る・夏来る・今朝の夏・夏となる] ■ 初夏[夏初め・初夏] ■ 冷夏[夏寒し] ■ 夏めく・・・夏の初め。 ■ 水無月[鳴神月・風待月・涼暮月]・・・6月の異称。 ■ 入梅[梅雨入]・・・梅雨の初期。 ■ 梅雨 ■ 梅雨空[梅天] ■ 空梅雨・・・梅雨なっても雨がふらない状態。 ■ 梅雨寒[梅雨冷え] ■ 梅雨出水[夏出水]・・・単なる「出水」だと秋の季語。「夏出水」は梅雨の出水とは限らない。 ■ 黒南風(くろはえ)・・・梅雨どき暗い空から吹く南風。 ■ 白南風(しろはえ)・・・梅雨にあがるころにふく南風。 ■ 梅雨晴れ ■ 薄暑・・・夏に入り少し暑さを感じる趣。 ■ 暑さ ■ 夏至・・・6月21日、22日ごろ。昼がもっとも長く、夜がもっとも短い。 ■ 涼し[朝涼・夕涼・晩涼・夜涼・星涼し・草涼し・海涼し] ■ 短夜[明易し] ■ 夏暁[かぎょう)・・・夏の暁。 ■ 夏深し ■ 夏終わる[夏の果・行く夏・夏惜しむ] ■ 秋近し[秋隣] ■ 夜の秋・・・夏の夜の秋らしい気配。 ■ 秋を待つ ■ 南風 ■ 薫風[風薫る]・・・夏の初め、青葉の匂いを運ぶ風。 ■ 青嵐・・・5,6月ごろ、青葉を吹き渡る強い風。前述の薫風は「香り」をあらわしているが、 これは色彩的なものをあらわしている。 ■ 熱風 ■ 夏の空 ■ 夏の雲 ■ 雲の峰[雲峰・峰雲・入道雲]・・・学術的には積乱雲。 ■ 五月闇[梅雨闇]・・・梅雨がふっているときの暗い感じ。 ■ 五月雨・・・梅雨のこと。 ■ 日盛り[日の盛り]・・・夏の日中の特に日が激しく照りつける正午から2時3時のころをいう。 ■ 炎天 ■ 旱(ひでり)・・・雨が降らず、炎天がつづくこと。 ■ 灼くる[雲灼くる・砂灼くる・道灼くる] ■ 雷 ■ 虹 ■ 雪解富士 ■ 夏野[夏野原) ■ 植田・・・田植えが終わった田。 ■ 清水[山清水・岩清水・草清水・苔清水] ■ 噴井・・・水の吹き出している井戸。 ■ 滴り・・・崖や岩など割れ目から滴り落ちる水。 ■ 滝 ■ 夏の水 ■ 青嶺[あおね・青峰] ■ 雲海 ■ 雪渓・・・夏になってもまだ消えない山の雪。 ■ お花畑・・・高山、高原で高山植物が咲き誇っているさま。 ■ 衣更 ■ 浴衣 ■ 夏服[白服・麻服] ■ 夏シャツ[開襟シャツ] ■ 甚平 ■ レース編む ■ ハンカチ ■ 香水 ■ 虫干し[土用干し・曝書]曝書は本の虫干しのこと。 ■ 夜濯ぎ・・・夜に行う洗濯。 ■ 蚊遣[かやり・蚊火]・・・現在では蚊取り線香がたかれる。といっても、それも電気化して いるこの頃である。 |