にゃんにゃんの逆襲

いつものように飼い猫のにゃんにゃんと

布団にはいって眠っていました。

するとにゃんにゃんが起きあがって顔を近づけて突然

「あのさあ、人間って猫のことなめてない?

猫ってさ、人間の言葉100%わかるし

実は猫もしゃべれるんだけど、

黙ってるだけなんだよね。規則だから。」

おお!そうだったのかにゃんにゃん!!

知らなかったよ。

「実はこれ、夢なんだけど、

おれとあんたの夢がつながっちゃってさ。」

おお!そうなのかにゃんにゃん!!

でも女の子がそんなことばを使っちゃいけないよ。

「実はさー、あんたのこと大っ嫌い。

むかつくよ。マジで。」

おお!そんなあにゃんにゃん!!

飼い主にそれはないと思うよ。

目が覚めたあと、にゃんにゃんを叩きおこし、

「にゃんにゃん、しゃべってみろ!!

もうわかっているんだ!!いいんだよしゃべって!!」

夜中に騒いで家族をたたき起こす私がいた・・・。

しかしにゃんにゃんは規則なのか、

とうとうしゃべってくれなかった。