| 2003・7・18~31 こんなに日記を書かないともはや犯罪。 |
|---|
7月18日~20日 コバルトが発売されたので走って(走らなくても・・・) 買いに行く。 よっしゃああ!今度はコバルトイラスト大賞じゃ!! 9月1日消印有効締め切り。 わたしの絵を描く速さなら十分間に合うけど、 パソコンやプリンタ系のトラブルの可能性も考えると 早めに上げておいた方が無難。 カラー2点を先にすべきかな・・・? コバルトイラスト大賞は コバルト関連のイラスト、カラー一点、モノクロ一点。 オリジナルイラスト、同様に一点ずつ。 計4点。 応募総数は毎回1000を越えるが、受賞は5人という 超難関。 最初っから、かなり期待しないようにしよう・・・ 話は変わり、2階の空き部屋に入居者が入った。 トイレ共同、風呂無しの貧乏アパートなので、 今時入居者が殆どいないのだが、 毎日新しい人が入るようにとご先祖さまにお祈りしていたら 入居者が決まった。 これはちゃんと毎日般若心経を唱えてあげなくてはね~。 7月21日~23日 コバルト関連のイラスト、 『姫神さまに願いを』のカラーと 『吸血鬼はお年頃』のモノクロを上げる。 コバルトは小説に挿絵がついていて、 既製の表紙絵とは全然違うイメージで、更にそれを 上回る絵を描くのが課題らしいのだが、 私ほどエロエロに描く人間もいないだろうから 「全然違うイメージ」というのは クリアしているよね・・・一応。 上回っているのか下回っているのかは別として。 何か、わたしの絵が表紙だと、エロい小説みたいだよね・・・ さて、ビラ配りはどうなったでしょうか。 辞めました。 ビラ配りといっても、マンションみたいな 綺麗なところに配るんじゃないんだよね・・・ 不動産屋のチラシで、「土地、家、売ってください」 という内容だから、 営業さん「普通の人は絶対入らないような、 暗くて狭い汚い路地を中心に、一番奥まで入って ポストにビラを入れてください。」 暗いよ狭いよ怖いよ・・・ 奥に行けば行くほど、昼でも真っ暗に暗く、 足下には犬や猫の糞が散乱しているらしく、 蠅がワンワン路地にたかっている。 歩くと蠅が飛び立って、わぁ、ほたる・・・違うって。 殆どスラムの様な人間が住んでいるのが不思議な 家が両脇に建ち並び、 どこまでも路地は長く、奥は突き当たり。 不審者が出ても表通りまではぜ~~~ったい、 声は届かない・・・ 大体、人ひとり通るのがやっとの道で、突き当たりじゃ 逃げ場も無いし。 営業さん「ビラ配り中に事故に遭っても、 当社は一切責任を取りませんので、訴えないでください。」 ある路地は特に長く、どんどん 周囲の家も荒み、 突き当たりの家の表札が 『第二組長』 ・・・ ダッシュで表通りまで引き返すわたし。 しかし路地は長く入り組み、 長い・・・ 長いよ~・・・ それでも組長のポストにビラをしっかり入れてくるわたし。 「組長に第一と第二があるのか・・・ ナンバー2の家はボロいのかな?」 後で父に話をしたら、 「それって、昔の組合とかの組長なんじゃないかなあ・・・? 大体、ほんとのヤのつく組長だったら、豪邸住まいでしょ。」 そらそうだ・・・ 他にも、「ビラ入れるんじゃねぇ!!」 と頭から水をかけられそうになったり、 ヤンキーに絡まれそうになったり。 営業さん「続かない人は続かないんで、常に募集しているんですよね。」 そりゃ続かないだろ。 7月24日~25日 ビラ配りが無しになったので、 両親がわたしの為に仕事を用意してくれた。 2階の共同トイレ2つの掃除と廊下の雑巾がけ。 トイレ掃除はみんなが嫌がる仕事だけれど 中国ではトイレに紫姑神という女の神様がいて、 若い未婚の女性がトイレ掃除を真面目にやると 紫姑神が気に入ってくれて 凄い美人にしてくれたり、玉の輿に乗せてくれたりする。 日本でも同様の言い伝えがあって、 恐らく中国から渡ってきたのだと思うけれど、 いいところにお嫁にいける、可愛い赤ちゃんに恵まれる、 等等いろんなメリットがあるらしい。 美人になったらいいな~v 7月26日 枇杷の木が庭にあって、茂っているので 居間に日が入らないし、泥棒の足場にされたら 防犯上良くないということで、 枝を落とすことにした。 伯母「枇杷の木があると家に病人が出るっていうから、 切った方がいいよ。 うちの実家にも枇杷が庭にあってね・・・」 私「病人が出たんですか?」 伯母「ううん。母も90以上生きてぴんぴんしてた。」 ・・・・ そういうのって迷信・・・かな・・・ 本人も矛盾に気づかないみたいなんだけど、 指摘すると怒りそうだからやめておこう・・・ 7月27日 祖父が風邪をこじらせて入院。 すっかり気弱になっているが それでも根性がねじ曲がっている祖父。 伯母が見舞いに行き、 「病室から綺麗なタワーが見えるじゃないですか。 よかったですね。」 祖父「あれはわしの墓石じゃ~~~・・・」 いとこが見舞いに行き、 祖父「わしはもう迷惑だから片づくよ・・・」 いとこ「あのね、片づいたらかえって迷惑だから。 生きてる方がそんなに迷惑じゃないから。 片づかれると迷惑だから片づかないで。」 きっぱり。一蹴。 Y子ちゃん(いとこ)強い~~~。 再びしっかり者のいとこを尊敬してしまった私がいた。 7月28日~29日 毎日忙しくて大変なので、 もうそろそろ暇人を名乗るのもばかばかしいので やめることにした。 忙しいというと、只でさえお呼びがかからないのに 益々友人達からお茶やお食事の誘いが 来なくなってしまうと思い、 毎日暇だと公言してきたのだが、 家事は寄せたり押したりすれば 日程がいつでも調整きくというだけで、 別にごろごろして過ごしている訳じゃないんだけど、 どうも 「もっと色々やった方がいいよ。 働いたりしたら?」 と周囲から言われるので、 どうやら毎日することもなくぼ~っとしていると 勘違いされているらしい。 日記を更新する時間を作るのが大変なくらい 結構やること押せ押せなんだけど・・・ あ~・・・これからまたノルマがあるよ~・・・ 7月30日~31日 う~ん、参った。 コバルトのイラストの最後の一枚、 オリジナルモノクロが描きかけなのだが、 16000のイラリクが急に来てしまった。 すみません。かなり待ってください・・・ 今回も一気に一日でカウンターが丁度150回転。 その後も一日で87回り、 計237・・・ キリ取り合戦がどんどん激しくなるんですけど・・・ しかも、これで4連続同じSyunさんという方が キリをお取りになったのだが、 偶然とは言い難いので、 かなり努力をなさったのでしょう・・・ このままいくと、キリリクの絵だけで サーバーさんの容量がいっぱいになってしまうので、 古い絵をそろそろ処分していかないと 入りきらないかもしれません。 一枚トップ絵を描いたら、 3枚古い絵を捨てるくらいの計算になります。 数は減るけど、仕方ないよね・・・ |
| 2003・7・13~17(日~木)そういやお盆だったっけ。 |
7月13日 父のお客が3人来る。 I氏とクリシュナーの話で盛り上がる。 I氏曰く 「日本人とクリシュナーの話が出来るとは 思わなかったよ~いや~。」 クリシュナー:ヒンドゥー教の神様の一人。 蛇で縄跳びをするすごいヒト。 いや、そうでもないぞ? わたしの友人で比較宗教学を学んでいた M嬢とはガネーシァの話題で盛り上がったことがある。 ガネーシァ:やはりヒンドゥー教の神様の一人。 ぞうさんのお顔をしている。 お客はI氏、N氏、S氏、の40歳以上男性三人。 N氏とS氏は眠くなってこっそり居眠り。 その間わたしとI氏の話題は 神道→道教→ヒンドゥー教→悪魔学(何故?) こりゃ寝るわ。 お客帰宅後、父が 「ねりがあの人達と話が出来るとは思わなかったよ・・・」 I氏は博識で有名らしい。 ははは。見くびるでない。父よ。 これでも大学時代は教授連中のお気に入りだったのだよ。 おじさん受けはまかせなさい。 (若い人にはもてないんだけどさ・・・ 「おじさん受」って書くと何かやらしいね(コラ)) 夕方からコバルトのイラスト兼暑中見舞いのイラストを描く。 気づくと7時間経過。 「しまったあああ!!!」 見ると後かたづけを一人でこなし、 くたばっている母。 うわっ近くに寄んないでくれ!疲労感が空気感染する!! (酷いなお前) うっかり近くに寄った為、速攻吐くわたし。 母「だいじょうぶ?」 何で疲れている母本人が吐かないのに わたしが吐かねばならんのやろ・・・ 要するに『母の疲労+私の疲労=吐く』ってことか・・・ 7月14日 過去の日記を全て見直す。 よりによって夜中の3時までかけて。 ・・・ぜんっぜん記憶にないな・・・ わたしの過去はほんとに謎だ。(オィ) 7月15日 母が壁紙を作りたいと言い出して、 作らせると、 今度はHPに載せてくれとダダをこねる。 「トップをこれ(ハナコ・素材集の部屋にあります) に変えたら、みんなが、『ねりさん、どうしちゃったの~!?』 って、ねりが変質したかと思って心配するよ。 ・・・やろう。(キラーン)」 と恐ろしいことを言うので、 とりあえず掲示板の背景に使って誤魔化す。 私「一日だけだからね! 一日置いたら下ろすからね!」 母「わかった。みんな何て反応するかな~vv」 しかし、一日置いても反応がないので、 (本当はタッチの差で美希さんから反応があったのだが) こちらから 「みなさん、何かかいたってください」 と呼びかけると、 反応が・・・ しかし母、 「みんなの自発的反応が見たかったのに、 何で余計な事すんのよ!!」 と朝から怒っている。 ・・・いや、自発的反応待ってたら一日じゃ済まないし・・・ 母に理屈は通じない。 女の勘で生きてるからな・・・ 7月16日 ここ数日、肩が重くて仕方がない。 熱もないのに寒気も酷い。 寒いよ~・・・体が重いよ~・・・ どんどん重くなるよ~・・・ すると母、重がる私を見ておもむろに 「ああ、お盆の送り火を焚かないと。」 そういえば、数日前に迎え火を焚いて ご先祖さまが帰ってきていたのだった・・・ 送り火を母と一緒に焚くと、肩が軽く。 おお・・・体が軽い・・・ 寒気も収まった・・・! ぜーぜーいっている私。 これって、ご先祖さま達がごっそり肩に乗ってたってこと? これから毎年お盆はあるんだよね・・・?(げそり) 7月17日 困ったなあ・・・また過去の記憶がない・・・ 日記をアップしなければならないのだが、 過去に何があったか、本当に何も覚えていないのだよ。 父が 「ハムスター(母の愛称・忘れっぽくて常に何かを探している為) の子供はハムスターだな。」 と言うのだよ。 これは、例の日記帳のメモ書きを見ながら 想像と憶測で書くしか在るまい。 こうしてねりの日記は捏造されてゆくのである・・・ |
| 2003・7・9~12(水~土) ここのところ数日日記。 |
7月9日 風邪をひく。 何だか寒くて仕方ないとわたしが訴えるので 母がおでこを触って 母「ねり、あんた熱あるんじゃない・・・?」 37度。 母「寒気がするのって、幽霊じゃなくて只の風邪なんじゃ・・・」 いや、だって幽霊の番組とか始まると 一気に寒くなるし。 とにかく、布団にむりむり押し込まれ、 寝かされる。 う~ん。 ほんとに只の風邪だったのかなあ。 熱がひいたら寒気が収まる。 でも涼しいよな・・・この家。 7月10日 るろうに剣心の剣心をリクエストされ、 3時間かけて描く。 やはり白いと早いのぅ。 黒とは塗る面積が違うしのぅ。 ところで最近、夢の中と現実世界で 2重生活が板についてきている。 夢の中で魔界へゆくと、 わたしとうり二つの女悪魔がいて、 彼女が調子良いとわたしも現実世界で調子良いし、 彼女が失墜しているとわたしも現実世界でボロボロになる。 で、最近会わないので どこへ行ったのやらと思っていたら、 悪い夫にひっかかり、家庭内暴力を振るわれ、 牢獄にぶち込まれ、 生きながら飢えた猫に喰われていたらしい。 ・・・わたしが鬱になる訳だよな・・・ 彼女の死体が焼却される直前に奪回。 最近覚えた気功の応用技で うらうらと無理矢理蘇生させる。 復活すると同時に泣きながら 悔しがる彼女。 「また悪い男に騙された~!!!」 「また」なんかい・・・ つーか、あんたが焼かれてたらこっちは どうなってたんじゃい・・・ ちっとは物を考えて行動してくれ・・・ まあ、わたしとうり二つの性格なんだから どっちもどっちな気がするが・・・ でも、こっちは治安のいい日本在住で、 あっちは治安の最悪な魔界在住なんだよね・・・ とにかく、彼女を復活させたら、 目覚めた後、すっかり風邪も治り、 またビラ配りにゆく。 やれやれこれで安心だね・・・ 7月12日。 例の彼女を訪ねたら、 入院生活後、退院してから また悪い男に引っかかり、 囲われ者になっていた・・・ ・・・アホかぁ!!! まず、彼女の使い魔が来て、ぐだぐだ 訳の分からないことを言うので、 腕をねじ上げて本人のところへ案内させると、 本人曰く、 「使い魔の指示通りに上手くやってくれればいいのに、 こっちに来てあんたまで捕まったら どうしょうもないでしょ~が!!!」 私「あんたの使い魔は頭が悪すぎて 言葉が通じない!もっとましなのをよこせ! 主人が馬鹿だと使い魔も馬鹿だな!」 以下、分身同士の不毛な貶し合い。 結局今度は私自身が相手の悪い男に捕獲される。 よりによって、今度の男は サド。(選べよ相手。) 女を包丁で切り刻むのが趣味。 台に括りつけられて切り刻まれる私。 夢でもしっかり痛い。 魂が異界に行っているんだからちょっとは痛い訳か。 ほうほうの体で現実世界に帰ってくると、 切り刻まれたところが痛くて仕方がない。 しかも右手・・・! くそ・・・あのアホ女・・・・! ああ、アホはわたしもか・・! 三人寄れば文殊の知恵というから、 私がもう一人くらいいれば何とかなるのかも知れないが、 馬鹿が2人いても馬鹿+馬鹿は馬鹿というお話。 漫画家がよく、「自分が二人いたら・・・」 何て言っているが、 こうなるのですよ。 自分が二人いたら。 |
| 2003・7・1~8(火~火) 七夕日記ダイジェスト。 |
7月に入った。 しかし、寒い・・・・ 梅雨だとはいえ、屋内でも寒くて仕方がない。 特に我が家は寒くて仕方がないのだが、 父や母は暑い暑いといっては クーラーを入れようとする。 ・・・大丈夫かこの人達・・・ こんなに寒いのにクーラー入れようなんて 正気じゃないぜ!! と、思っていたら、 8日に父のいとこと云われる女性のお客が来て、 読経をして読経料を600円とって帰っていった。 祖母の生前には3ヶ月に一度来ていたのだという。 読経を陰でこっそり聞いていたのだが、 す、凄い・・・ 周囲のもやもやした霊気がどんどん成仏していく・・・! わたしの体内にも3人程入り込んでいたのだが それも成仏していく・・・ わたしの体内は既にアパート化しているらしく、 3人出て行ったら、 空き部屋にまた3人はいる感じで 払ったからといって別に何も変わらないので どうということもなかったが、 どうやらわたしが寒くて仕方がないのは 周りにうじゃうじゃ集まっていて 入り込んでくるせいらしい・・・ 母に、 「ほんとに寒くないの!? 寒いのはわたしだけなの!? ほんとは暑いの!?」 と問いつめたが、 寒いのは本当にわたしだけらしい。 親戚のみんなは去年も猛暑で暑い暑いと言っていたが、 寒かったのはわたしだけだったのだ・・・ 母は 「ねりちゃん、寒くてかわいそ~ね~vお気の毒。」 と言って笑っていた。 ひ・・・人ごとだと思って・・・ 追っ払っても追っ払ってもわらわら来るよ・・・ 前の家より数が多くてどうしょうもない。 ひょっとして、これで疲れてどうしようもないのかなあ? 7月2日、 鬱が酷くて動けないので 菊の花と白黒の鉛筆画を描く。 そしてトップにとりあえず置いておく。 7月3日、 ヤボ用で池袋に行き、 案の定、迷う。 というより、迷うと確信していたのは わたしではなく、周囲のみんなで、 帰宅してから迷った話をすると、 母「やっぱりね!ねりは絶対迷うって信じてた!!」 伯母「迷うに決まってるよ!わたしだって迷うことあるもん。」 ある意味周囲の絶対的信頼を得ているわたし。 7月4日、 ビラを朝夕配る。 き・・・きつい・・・ 道に迷うわ、お日様はカンカン照るわ。 汗だくになるも、たったの100枚しか配れない。 ノルマは1、2、3丁目全区域なのだが、 2丁目から手をつけて、 4分の一も終わらない。 しかし、全区域を一週間で回り切れと 言われている。 ・・・これって人間に可能なバイトなのか・・・? 7月5日。 筋肉痛に襲われ、熱中症になってしまったのか 朝からだるくて起きられず、 友人と会う約束をドタキャンする。 あああ、またドタキャン女王と呼ばれてしまう~・・・ (だれも呼んでないって。) それでも、夕方になって起きあがり、 ビラを少し配る。 脚は痛むし、もう歩けない限界まで配ったが、 昨日の半分も配れない。 ・・・ううう疲れた・・・ それでも、夜になって少し回復したので 『天城越え』と『津軽海峡冬景色』練習する。 父に「音痴」とボロクソに言われ、 やはり私には何の才能も無いのだな・・・ と実感する。 7月6日。 とうとうばてて、一日夕方までずっと寝ている。 夕方に隣家のいとこから電話で 「お茶飲まない~?」 いそいそと隣へゆくわたし。 隣は幽霊いなくて暖かいから好きなんだ~v ついでにいとこにネームも見て貰う。 あちこち直しをいれて貰う。 「エミールはテーマが2重になっているので 2つに分けたほうが・・・」 云々。 伯父が、「電車の吊り広告とかの漫画をみたら、 4つ漫画があるんだけど、どれも絵が同じに見えるんだよ~。 それもどれもねりちゃんの絵と同じでさ~。」 がぼ~ん・・・ 没個性とかいうやつ・・・? 7月7日 早朝、不思議な夢を見る。 『ああ、女神さまっ』の漫画の中に入って、 蛍一やベルダンディーたちと ストーリーを追っていく。 長~くて、相変わらず用語がマニアックで 意味も解らないが、頑張って話についていっていると、 主人公の蛍一が、突然、 自動車の部品のデッサンを始める。 それも、凄まじいスピードで、的確に、 素晴らしいデッサン力を私の目の前で見せつけて、 更に素晴らしい風景画を次々何も見ずに これもまた凄い早さで描き殴っていき、 みるみる感動的な絵が上がってくる・・・ わたしが感涙の涙を流し、 「ありがとうございます・・・!ありがとうございます・・・!」 と言うと、 いつの間にか作者さんになっている蛍一が 「これを見たくてずっと話についてきたんじゃないのかね? 君のような人間はその目で見た方が早いと思ってね。 もう解っただろう・・・」 わたし 「はい・・・わたしには才能がありません・・・」 作者さん 「それもそうだけど、絵の上手い人間には、絵の巧さでは 勝てないんだよ・・・どんなに努力してもね・・・ 人マネじゃあ駄目なんだ。 他の誰かに描ける絵じゃあ、駄目なんだよ・・・」 ・・・その瞬間に目覚めると、 丁度父が会社にゆく前だった。 父に夢の話をすると、 「誰でも最初は人マネから始めるんだけど、 そろそろ自分の絵を描く時期が来たっていう意味じゃないかな・・・?」 そういえば、 絵を最初に描き始めた時は、 『ああっ女神さまっ』の影響を受けて その模写から始めたんだっけ・・・ コバルトのイラスト大賞に送る絵も そういう感じの一般受けする絵を送ろうと 考えていたところだったんだっけ・・・ 絵は上手い下手じゃないよな・・・ 小さい頃の夢は、 モナリザみたいにほぼ永久的に後生に残る絵を 一生でたった一枚でいいから 残せたら・・・ だったっけ・・・ 上手いだけの絵は消えるけど、 その人にしか描けないという絵は残るんだよな・・・ 絵はオリジナリティなんだ・・・ 漫画を少女漫画風に、一般受けするように 描こうと思い、 描く気がのらず、原稿を放っておいたが、 もう、少女漫画は無視して 白黒で3ページ描いてみた。 少年漫画じゃないけど、少女漫画にしてはやはり 黒い。 でも、これで駄目だったら駄目でいいよ。 それこそすっごくマイナーな雑誌社まで 回ったら いいという編集さんがいるかも知れないじゃん。 そうしよう。 7月8日。 最初に戻る。とにかく寒い。 |