| 2003・10・21~31 いつもダイジェストしかない。 |
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10月20日。 「ファンロードって15日発売だと思っていたが・・・?」 ぶつぶつと呟きながら書店を回るわたし。 数年振りにファンロードに葉書を送ってみた。 今月号のシュミ特に天使恵の葉書が載るかも。 没連で、3年間に3枚しか載らないものだから、 投稿をやめたファンロードに何故返り咲こうというのか。 『運試し』 以前、違うPNだった名前を 「こうねりあ」のペンネームに変えて送ったら 一発で載ったので、こりゃあ縁起のいい名前だ~v とハンドルネームに使用。 とりあえず、定着しているようだし、 縁起はまあまあだったのだろう。 さて、過去に2度『花とゆめ』『エニックス』 に送って落選した、『天宮千尋』という名前。 実は、『天宮千尋』でネット検索すると、 ごっちゃりひっかかってくる。 千と千尋と天宮神社の系統が。 しかも、他にそのPNの人もいる気配である。 そんなこんなで、この名前、ありがちなんじゃ・・・? と不安になり、 「よっしゃぁ!ファンロードで姓名判断だ!」 と『天宮千尋』の名前で送って運試しをしようとあいなった。 「・・・つぶれた・・・?」 書店兄ちゃん「はい。ファンロードは、出版元が潰れて 廃刊になってます。今月号から。」 書店を3件まわって発覚した衝撃の事実。 わたし「この名前、縁起が悪いと思う?」 父「最悪だね。つぶれてるし。出版社。」 ・・・改名することにしました。 21日。 何の名前にしようかなぁと、広辞苑をめくって調べる。 「あ」で始まる名前がいいのぅ。 絵に「A」のサインを入れてしまっているから。 「千尋」はまんまでいいかぁ。 元々中国で海の深さを測るとき、「尋」 という単位を使った。 「千尋」は凄く深いことを 意味している。 ・・・じゃあ、「あ」始まりで 深さのあるものがいいわけだ~。 決めました。 『藍千尋』 「青は藍より出でて藍より深し」 『藍千尋』ってのは、要するに青のこと。 あと、愛と哀とも掛けてます。 愛も哀もわたしに欠けたものだからね。 名前で補うってか~。 夜中に、『吸血鬼エミール』の小説を書き始める。 もはや、節操なくチャレンジじゃぁ! コバルトノベル大賞に送るのだ。 20×20原稿用紙105枚。 書くぞぅ。 22日 徹夜で書いてる。 23日 徹夜。 24日 徹夜。 以下省略。 28日に、小説をびっちり詰めで130ページ書き、 最後まで上げる。 よっしゃぁ!後は直しを入れて、 長編にしてロマン大賞に送るか、 短編にしてノベル大賞に送るかどっちかじゃぁ! 30日。 このままの道でいいのかなぁ・・・ と又迷っているわたし。 神に祈って問うてから、 神社でおみくじを引いてみる。 『4番。大吉。雲晴れ月輝く如く運良くなり、 家業栄えるも、油断すれば吉転じて凶に。』 2003年元旦にひいたおみくじと全く同じ4番。 「迷っているんだけど、これって、この道でいいってこと?」 祖母「それより普通に働いたほうがいいんじゃない?」 母に相談すると、 母「おばあちゃんはそういうでしょ。わたしの母親だし。 でも、伯母さん(母の姉)が親の言うなりじゃなくて、 自分の考えでやってればよかった、って言ってたわ。」 そうだよな。 迷うような奴は普通の仕事に就けばいいんだ。 迷う奴に夢を追う資格は無いぜ!! ふっきれたぜ、おばあちゃん。 31日。 のんさんが19000のキリをゲット。 長年の宿願が叶っておめでとう!のん。 |
| 2003・10・1~20 もはやダイジェストしかない。 |
こんなに日記を書いていない・・・ もはや日記とは呼べない。 月記・・・? 以下、お題別ダイジェスト。 お題一、「占い師奇談」 中国などに、古くからこういう奇談がある。 ある人が道を歩いていると、占い師がいて、 ふと占ってもらおうかと思い、あるいは、 ふと声をかけられ、タダで占ってくれると言われ、 占ってもらうと、「何でそんなことが判るのか」 という程当たり、更に、 「あなたはこうこうこういう仕事をしなさい」 と、予言か神託のようなものまでされて、 後日、再びその占い師の元を訪ねると、 占い師にはその時の記憶が無く、 あなたのことは知らないと言う始末。 ちなみに、そういう占い師は、酷くへっぽこで、 当たらないと評判だったりするのがセオリー。 さて、こういう奇談が本当に存在したのかは置いておき、 わたしも同じような体験をした。 引っ越す前、ふと、占ってもらおうかという気になり、 デパートの中で3人並んで営業中の占い師を見ると、 真ん中の占い師が光り輝いて見える。 「これはさも高名な見者に違いない」 と、思い、観て貰うとさもありなん。 まるで見てきたように私のことを言い当て、 更に、 『巫女の家系と出ています』 と言い張る。 後日談:気になったので、母方の祖父祖母の話を聞いて 家系図を作り、更に名字から先祖を辿ると、 先祖は卜部氏という大和朝廷の時代から卜占を生業とする 神職の一族に、どう辿っても行ってしまう。 その上、母方の家紋が「柏紋」で、 卜部の家系の神職の紋であることが判明。 後日談2:何で「巫女の家系」と断定するのかと思い、 四柱推命を勉強し、(四柱推命で占っていた) 自分の命式を読んでみたが、 神職の家系と断定できるような命式ではなかった。 当たるので、調度懸念していたことを聞いてみる気になり、 相談してみた。 「私は漫画家を目指しているのだが、 その職業で本当に良いのかと迷うことがある。 と、言うのは、 私はよく夢で御神託を受けるのだが、 何か私は仕事があって、命令で、 それをする為に生まれてきたらしい。 しかし、死ぬまでは何の仕事かは教えて貰えないらしい。 夢に出てきた神仏が、 「作家になるのかね?」 と、漫画家を目指す以前から尋ねてくるのだが、 『作家』といえば、文章を書く職業で、 漫画家は作家の部類には入らないのではないか? すると、道が間違っている可能性が高いが、 私に文才があるとは到底思えない。 どうしたものだろう。」 すると占い師、 「神仏が『作家』という言葉を使うのならば、 それは、もっと広い意味で解釈しなければならない。 作家とは、『作る人』の意味であり、 絵だろうが、彫刻だろうが、文章であろうが、 モノを作る職業ならば、全て作家に含まれると見る。 自分の可能性を狭めてはならない。」 何やら凄い占い師を見つけたと思い、 後日その占い師の元へ再びゆくと、 「初めてのお客さんですか?」 と、言われる。 わたしの記憶が無いばかりか、 先日の輝くばかりのオーラが見えず、 (わたしが見るオーラは色のついた光で、人により、 時により、光に強弱がある。) 寧ろオーラの色がくすみ、汚く、 占って貰ったところ、 よりによって、戌(いぬ)と戊(つちのえ)を間違って 誤った命式を作り、 更に、私をけちょんけちょんに貶し、 先日言っていたことと殆ど正反対のことを、 ぼろくそに言う。 さて、これが「ヘボ占い師に神?が憑依し神託を告げる」 の奇談だとすると、 最初に会った時の占い師の言葉は御神託ということになる。 他に言われたことは 「歩きなさい。 あなたは早く結婚して、金持ちのいい夫の元で、 安心して漫画家を目指しなさい。 漫画家は10年計画でしなさい。 一年で漫画家になったら一年で消える。 10年で漫画家になったら10年は最低残る。」 ・・・おいおい、10年かかるのか~?(コナン調) |
| お題2:占い師にはなるな。 |
「11月1日にOさん達と会って食事しないか?」 と、メールで誘われたが、 私がメールチェックをさぼっていたので、 月末まで気づかず、直前に気づいて、 「今から連絡して間に合うだろうか!? ああ~行きたかったのに~~~!!!」 と、歯がみする夢を見たので、 メールをこまめにチェックしていたところ、 Yさんからメールがあり、 「11月1日に~以下同」 おお、らっきーv 母の友人が家に遊びに来た。 その人は、別れた夫に未練があった為、 11年も高名な占い師の元を尋ね歩き、 世界中を旅し、 占ってもらっていたのだという。 で、わたしが占いをすると聞き、 占ってもらいたいと言い出した。 私はお昼寝中だったのだが、 突然母に叩き起こされ、 何だと思ったら、そういう用件なのである。 で、手相を観て、つらつらと占うと、 前記の占い師めぐりでも、どの占い師にも同じことを 言われたという。 わたしが言う事々、 「それも言われた!」 「それも言われた!」 で、最後にタロットで占ったのだが、 今後、今のままでは結婚は無理らしい。 「それも言われた・・・」 あのねぇ・・・ 何でそんなに当たるのに、占い師にならないのか? 「勉強して占い師になったらどうか?」 と、タロットで占うと、常に同じカードが最終結果ででて、 (同じカードってのがわたしの占いの凄いとこかも) 「占い師にはなるな」 母が、「占い師にならない方がいい」という理由。 「占い師に向かないよ~。恨まれる商売だし、 相手に親身になりすぎると、相手にひきこまれちゃう。 カウンセラーみたいなもんだからね。」 例の母の友人が、「占い師にならない方がいい」という理由。 「そんなん、ばあさんになってからだってなれるじゃない~!」 祖父が、「占い師にならない方がいい」という理由。 「おじいちゃんも占い師にならないかと勧められたが、 (祖父は若い頃、他人の心を良く読んだ) あの世界は、良くない人間が多すぎる。 当たるほど、良くないものを呼び寄せる・・・」 こわいじゃねぇか、じぃちゃん。 祖父も年をとって衰えたが、若い頃は良く心を読み、 人の運命を読み、夢で神託を得た。 まあ、この人が卜部の血をより濃く継いでいる訳だが・・・ (祖母の家系を辿っても卜部に行っちゃうけど、 家紋は祖父の方だしね) 精神感応者が、完全に相手の心を読めるかというと、 実は、そうでもない。 祖父のように、具体的に相手の心の声が聞こえるとなると なおさらで、 読めれば読めるほど、 被害妄想が強く出る。 解りやすく言えば、 精神感応能力も味覚も似たようなもので、 体に害になるもの、腐ったものや、刺激物、 毒になるもの程、 美味なものよりも、少量でも感じ易くなっている。 だから、精神感応者の読んでいる相手の心とは、 本人の育った環境にもよるが、 善意よりも悪意の方が何割か増しで受信している。 なまじ、はっきり読めると、 自分が見たもの、聞いたものが全てだと思いこんでしまう。 祖父もかなり酷い人間嫌いで、 動物と植物としか心を通わせない始末。 ・・・植物は人間より心が綺麗な奴が多いからね・・・ 占い師の業界には、運命や未来を読む人間は 意外と少なく、 代わりに、読心術に長けた人間が多いと祖父は語る。 ・・・じゃあ、おじいちゃんみたいな人間が うじゃうじゃいる業界な訳だ・・・・・・・・・・・・嫌だ。 |
| お題3:原稿頑張って描いてます。 |
そういう訳で、 脇道それずに頑張りますか・・・ ということで、原稿しこしこ描いてます。 ウコンを飲み始めたら、肝臓が元気になって 体調も良好。 闇の末裔を読んだら、 あまりの画力の差に、不安に。 どうやったって、これを越えるのは大変・・・ YASHAを読んだら、 あまりの取材と勉強の凄さに、不安に。 こんなに勉強できねーよ。 ああ・・・でも、やんなきゃ。 わたしが超能力やら神話、宗教やらの漫画を描いているのは、 「実体験が生かせるから。」 っていうか、原動力がこれだし。 漫画描く理由、これしかないし。 実際の話を書きたいんだよね。 漫画とか小説とか読んでいても、 「これは本当にあるな。 あーこれは出鱈目。」 というのがあると、どうも自分で描いてみたくなる。 実際に神仏にあって、 悪魔にあって、 異世界で色々見聞きすると、 こういう知識をそのまま使えるツールって何かな・・・? =漫画。 しか~し、 わたしの体験をそのまま漫画にしたところ、 設定を読んだ持ち込み先の編集さんに一蹴された。 「ありがち。」 ちょっと待て・・・ 想像は常に現実を凌駕するってことかぁ・・・? 実体験を描いて、「ありがち。」 と、一蹴される作家の漫画でも描くかぁ!? でも、自分のことはあんまりリアルに描きたくないのですよ。 夢で、 「自分のことを描くときは、自分のことだとバレないように 描かないと酷い目に遭います」 って、御神託を受けてるからねって、この日記は何よ!? |