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こうねりあの妖しい日記11月分

こうねりあは変なので
妖しい日記を書こうと思います。
フィクションだと思って読んでください。

2003・11・21~30 たちなおるなら略たちなおろう
タイトル長っ!!

11月21日

あいかわらず落ち込んでいる。
日記をみるかぎり、死にたいそうだ。
ああ、そうですか。

22日

それでも現状を打開しようと、
無駄なあがきを。

HPに落選絵をUP。
漫画に少しペン入れ、ツヤベタ。
新しい絵を描き始める。

評:それでもちゃっかり絵を描いているところが
  普通じゃないかも。

23日

誕生日。しかし、何故か労働。
勤労感謝の日なので、当たり前といえば、
当たり前。

トイレ掃除をして、家族の夕食をつくる。
ケーキを食べる。
絵の続きをえんえんと描く。
のんと竜雄から、「誕生日おめでとうメール」
がきて、なんだかほろり。

24日

隣家の伯父伯母一家が誕生日祝いをしてくれる。
(・・・なんか、今年は盛大だなぁ、
来年の誕生日を待たずに本人は死んじゃうとか
そういうオチがついてたらヤだなぁ・・・)
不吉な事を考えつつ、びくびくと祝われる。
落選が板について、
物事を不吉な方向にしかとらえられなくなっているらしい。

更に3日前の絵の続きを描く。

友人Mからメールがきて、
「千尋は現在担当している白血病の女の子の名前と
同じなので、その名前で投稿するなら、
ぜひ、頑張るように」
とのお言葉。

ペンネーム、おいそれと変えられなくなった・・・。

いとこがお祝いにツリーはくれるは、
11月23日の誕生日テディベアをくれるは、
伯父が図書券をくれるは。

「これはお返ししなくては・・・!」
と、幸福に慣れていないわたしがおろおろしていると、
「いいって、わたし絵描けないし」
といとこ。
「???」

解説:実は、今年8月のいとこと叔母の誕生日に、
   ねりは自分の描いたポストカードを
   プレゼントしていたのだが、
   そのことを本人が完全に忘れ去っていたため、
   会話が通じない状態を呈していた。

25日

相変わらず、トイレ掃除と、洗濯。
クリーニング屋に行く。

(こういうときには掃除でもするかなぁ・・・)
乱雑になった部屋を見渡し、
風水の本を片手に掃除を始める。

26日

風水の本を熟読、掃除。
綺麗になるのはいいやね。

漫画のペン入れを少々。絵を少々。

27日

・・・この日の日記はかなりコワイ。
要約
『死にたい×17』(17??)
『死ね×3』
その後、自分を呪う内容、一ページびっしり。
その後、自分の存在否定、一ページびっしり。
それから、謎の空白の一ページ。

こわ~~~~・・・。
怖すぎる。わたしの日記。
こんなん書いてる暇があったら、
原稿書きゃいいのに。
ページを開くだけで、怨念が吹き出てくる~。
何か、ヘンなオーラでてる!
呪われた日記書くなよ。

28日

少しは精神状態が安定してきたようだ。
とりあえず、日記の内容は正常だ。
タダ単に、生理前でイライラしていただけだったらしい。
(つーか、
それくらいで気合い入った呪いをかけるな~~~!)

29日

楽しくお買い物。
夜、酷い頭痛に襲われ、痛みのあまり吐く。
血糖値と血圧が異常に下がり、昏倒。

以後、記憶が消滅。

30日

トイレ掃除をしている。
・・・っていうか、前日の日記が凄いのに、
翌日何事もなかったよ~な、
平凡な日記になってるのは何故?!
しかも、居間のもようがえまでしてるし。
絵も2枚描いている。
夜には、『神道の本』を一冊読んでいる。

なんなんだよ、この人。
2003・11・11~20 ホラー「やめられるもんならやめてみな・・・」
こうねりあは落ち込んだ。
18日に、コバルトイラスト大賞の発表があった。

応募総数は1000を越える。
第一次審査に残れるものだけで、80余名。
ねりは、第一次審査にすら、残れなかった。

落選は予測していた。
タロットで何度占っても、同じ結果がでた。
『落選』
ねりのタロットははずれたことがない。
落選した後、落ち込むこともわかっていた。
『ソードの4』が出ている。
『停止』を意味するカードだ。
『死神』が逆位置ででている。
落ち込み、絵を描くのを停止する。
しかも、鬱状態になる。
しかし、ソードの4は、ねりの占いでは
短期間の停止しか意味しない。
死神の逆位置なので、鬱になっても、
手首は切らないレベルだ。

しかし、ねりはショックの為に、
「もう絵も漫画も小説も描かない!筆を折る!」
と宣言した。

ところが、その直後、ねりの頭に誰かの声が響いた。

「やめられるもんならやめてみな・・・」

聞き覚えのある低い男の声だった。

一日が経過する。
ねりは男の言葉の意味がようやくわかった。

頭の中に、どんどん画像データが送られてくるのだ。

ねりは絵を描こう、と思うと、
脳にどこからか画像データが送られてくる。
それは、放っておくと、次々上書きされ、
より鮮明に、細部にわたって正確な絵になってゆく。
8分がた、構成された段階で、
白い紙に向かえば、後は、手が勝手に、
頭上の光の命ずるままに動き、
勝手に絵を描く。
脳に送られてきた画像ファイル、そのままに。

今回、特に何か描こうと思ったわけではなかった。
しかし、布団を被ってふて寝をしていても、
常時、画像データが、しかも、
次回コバルトの応募の4枚分のデータが、
同時進行で送られてくるのだ・・・。

同時に送られてくるデータは、普段はせいぜい
2枚分だ。
どんなに急いで描いても、3枚同時進行では描けない。
しかし、今回はほぼ、強制的に、4枚同時進行で
送られてくるのだ。

しかも、小説のワードファイルまで送られてきた。
それも、2作同時進行だ。
最初は、ぶつ切りの場面が送られてきた。
とりの場面、エンディング。
そのうち、情景描写が細かくなり、
一言一句にわたり、鮮明に、字幕が脳裏をよぎるようになり、
それが何時間でも繰り返された。

ねりは、風邪で咳き込みながら、
パソコンに向かい、追い立てられるように
小説を一晩で上げた。

それでも、書ききれない量だった。
いくらかのデータは、記憶に留めることもないまま、
意識の底へ埋没していった。
8分出来た段階で実体化にかからなければ、
完成したデータは消滅してしまう。

ねりは記憶力がよかった。
画像ファイルが4枚同時に送られてきても、
ワードデータが2作分送られてきても、
その全部を暗記していた。
上書きされても、過去一作前のデータは
バックアップがとってある。
ねりの頭はパンクしそうだった。

2日目にはいり、
とうとうメモリーの限界がやってきた。
ねりは胃の中身をぶちまけた。
急いで画材屋に駆け込み、
蒼い顔で店員を不審がらせた。
ケント紙を八枚分買うと、
不思議とデータの送信が止まった。

「やめられるわけないだろ・・・」

男の楽しげな声が響く。
ねりがプロになろうとしているわけは、
ただ単に、「絵を描くのが好きだから」
という理由ではなかった。
これはもう、「好き」という次元の問題ではなかった。

ねりは普通の仕事が勤まらなかった。
普通の仕事に就こうとすると、
眼球が上を向いてしまう発作が起こり、
必ず仕事を首になった。

不思議と、絵をいくら描いても、
発作は起こらなかった。
絵を完成させると同時に発作が起こることはあったが・・・。

そういうわけで、ねりは29歳のこの年まで
ろくろくアルバイトも勤まったことがない。

家で家事をしていると、
自然と絵ばかり描いて過ごすことになる。
絵を描く。
漫画を描く。
最近は小説も書く。
書けば書くほど、腕があがり、
腕があがると書くスピードがあがり、
すると、脳に大量のデータが送られるようになった。

ねりは絵の奴隷だった。
絵を描かないでいると、
夢の中でも描かせられた。
酷い時は、毎晩夢で絵を描く羽目になった。
好き嫌いがどうというレベルではなかった。
絵を描かないと、頭痛に悩まされたり、
吐いたりする。

ねりはいつしか、プロを目指すようになった。
他の仕事は勤まらない。
でも、おそらく一生絵を描き、
漫画を描き、
小説を書くだろう。

・・・プロにならないで、どう食っていくんだ・・・

ねりはそう、結論づけた。

「もう、筆を折る!」
そう宣言しても、無駄だった。

「やめられるもんならやめてみな・・・」

ねりは、結局、またプロを目指して
描きつづけることになった。
まぁ、プロを目指さなくても、
描き続けるのは同じだが・・・。

ねりがプロを目指す理由は、
なかなか他人にはわかってもらえない。
「働きながらプロを目指したほうがいいのに」
と、よく言われた。
「普通の仕事が勤まらないのに、
絵の仕事が勤まるわけがない」
とも、言われた。

ねりは自分の脳の異常な構造を上手く人に
説明できない。
説明しても、おそらくわかってもらえない。

ねりが絵を本格的に描き始めたのは、
20をとうに過ぎた頃だった。
小説などは、10日前に生まれて初めて書いた。
ねりの成長スピードははっきり言って
異常だった。
そんなに絵をがりがり描いているわけでもない。
データが送られてきて、耐えきれなくなると
描くだけだ。
機会がなければ、一年に一回しか描かなかった。
(年賀状)
そのくせ、必要性があるならば、
データが強制的に送られてきた。
「こういう絵を」と注文すれば、
注文に応じた絵が送られてきた。
プロを目指し始めてからは、目にみえて
送られるデータが増えた。

「向いているんじゃない?」

精神家のカウンセラーはそういう。
絵さえ描いていれば、ねりの精神は安定している。
絵を描かないと、とたんに体調不良を訴えた。

「逃げられるとおもうなよ・・・」

今日もねりは、取り憑かれたように書く。
そう、この日記さえも、
そうして、送られたデータを元に書かれていたのだった・・・。
2003・11・1~10 10月末の日記もアップしました。
11月1日

学生時代の友人達と再会。
う~ん、会話についてゆけない。
旅行の話題じゃなぁ・・・
わたしは知識が偏りすぎている。
誰か哲学宗教の話をしないだろうか。(しないよ)

2日

いとこに小説の直しを入れて貰う。
ごっそり削って貰い、直しもごっそり。
やる気がでるぜ!!

叔父も添削を後に郵送で送ってきてくれた。
ありがたや~。

キリリクのサスケをテキトーに合間にちょこちょこ
描いていたら、いつの間にか完成していた。
あ~ら、不思議。

3日

全国一斉IQテストを見る
わたし『109』
平均は100で、
85~115の範囲に70%の人が入るという。
『109』はちょっと秀才入った凡人ってとこか。
最も、28歳だから、不利には不利なんだけどね。
あの表は不公平だよ。

5日

血液検査の結果が出る。

・・・低血糖。

医者「普通、ここまで異常に血糖値が下がることは
   ありえないんですけどね。」

コレステロール値、中性脂肪値、共に正常より低すぎる。
血糖値にいたっては、低すぎて、異常の「R」が・・・。

よく昏倒していると思ったら、
低血糖で昏睡状態に陥っていたらしい。
(ヤバイよあんた。)
具合が悪くなったら飴をなめると解決。

『YASHA』の静の気分だなぁ・・・。
(解説:YASHAという漫画の静というキャラは
脳が異常に発達している為、ブドウ糖を常に補給しないと
低血糖で死んでしまう。)

飴で具合が良くなったら、原稿がはかどるはかどる。

投稿用原稿のペン入れ再開。

をぉぉ。
艶ベタレベルがもの凄く上がっている。
ペンも、相変わらずいかれた丸ペンで描いているが
細い線もよゆーよゆー。
ほほほほ。

6日

カウンセラーの先生「向いているって大切なことよ。」

小説と漫画とイラスト3本立て同時並行にしてから、
ストレスも溜まらず、鬱にもならない。

向いてるんだなぁ。

7日

漫画のペン入れ。

8日~10日

コバルトイラスト大賞の落選葉書の下絵を描き始める。
11月18日発売のコバルト誌上で発表だが、
電話が無いところをみると落ちたらしい。
送った当初、落選葉書は刷らない予定だったのだが
わたしの中で葉書刷りが
相当な楽しみになってしまっていたらしく
落選葉書刷りが無いと、落ちても楽しくない。
(人間的に屈折している)

モノクロの腕を上げたいので、今回モノクロで描いている。
描くの遅っ!
カラーは2時間とかで上げる物なのに、
もう2日も描いているが、上がる様子がない。
だいじょうぶか~?わたし。