阿鼻叫喚!サメプール!!

家の近くに市民プールができた。

初日はタダだそうなので行ってみた。

思ったとおり人が多かったが、

プールはかなり大きく、いっぱいにはならない。

暫く泳いでいて、ふと違和感を感じた。

ひとの数が減っている・・?

突然、隣を泳いでいたひとが、

「うわっ」と一言、

水中に消えた。

水面下に潜って見ると、そこには巨大なサメが~!!!

目の前にぷか~りと浮かぶ誰かの片腕。

「サメだ~!!」

異変に気付いたのはわたしだけではなかった。

プールの中は阿鼻叫喚の地獄絵図となった・・・

プールサイドに這い上がろうとする我々。

しかし、突如、プールのヘリが迫り上がる。

「ヴぃぃぃぃいいいい」

そこまでやらなくてもいいほど迫り上がり、もはや逃げ場はない。

サメは少なくとも4匹はいる。

次々とサメに食われる人々。

皆、自分の番が来るのを待つしかなかった・・・

あなたの近所の市民プールがタダになっても

決して行ってはいけません。

この不況にそんなうまい話があるわけないのです。

ちなみにこの市民プールはその後、継続して水族館になりました。

やるな、館長。