名探偵コナンの夢
~ある日、わたしは蘭だった~

黒の組織に追われたわたしこと蘭、

そしてコナンこと新一と灰原哀の3人は

アマゾンの密林にいた。

って、なんでアマゾンまで来ちゃったのかしら・・・

黒の組織がいくらしつこくてもここまでしなくても・・・

と思いつつ切り立った崖を登るわたし達。

突然、灰原哀が足を滑らせ崖下へ・・・!!

「捉まれ灰原!!」辛うじて手を掴む新一。

しかし彼女は

「わたしはもう駄目・・・完成した元に戻る薬をあげる・・・

蘭さんと幸せにね工藤くん・・・

わかっていたわ・・・

わたしは蘭さんにはかなわないのよ・・・」

「灰原ア!!」

崖下の密林へと吸いこまれるよう消える灰原哀。

そうなのよ。灰原さん。ごめんなさいね。

新一はわたしのものなの。

その後、復活した新一と共に

黒の組織を壊滅させたわたしは無事日本へ帰った。

新一と幸せな結婚をし、コナンそっくりの息子も生まれた。

新一は探偵としても小説家としても大成功し

わたし達は豪邸暮しをして、20年が過ぎたある日・・・

死んだ筈の灰原哀がやつれ果てた姿で目の前に・・・

「灰原さん・・・あなた、行くところがないの・・・?

もしよかったらうちに来ない・・?」

灰原哀は息子の家庭教師として使用人となった。

豪邸に高らかに響くわたしの笑い声・・・ほほほほ・・・

おーほほほほ!!!

女のエゴイズム、

ここに極まれり。

@山に登り険しさに身震いする夢:夢見はあまりよくないでしょうが、

昇進し財運にも恵まれる吉夢です。

『夢占い入門』東京易占学校校長小林三剛著