2004年9月18日 松田達さんと 建築あそび 講演記録
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★★ 今後の ヨーロッパの都市間 ★★
松田:飛ばしていって、最後だけちょっとやって 堀井さんに・・
堀井:流してもいいけど見たいよね・・おれはパソコンにデータもらったから、後で見れるんだけど・・バンバン飛ばして・・言いたいことだけ止めて言えばいいじゃない
松田:では10倍ぐらいの速度で・・飛ばしてみると・・
・・・画像を飛ばす松田・・
佐藤:面白いジャン・・
堀井:おもしろいじゃない
佐藤:ちゃんとやりなさいよ
堀井:ホントだよ。なんだよ・・
佐藤:ちゃんとやった方がいよ
松田:堀井さんの後で・・
佐藤:じゃそうしよう・・おれ昨日から包丁仕事やっているから手が痛くてさ
会場::栗・・栗だ佐藤:クリクリ坊主で栗むきしたから、手が痛くてだめ・・酒呑む人・・みんな大人しい 松田さん呑まない・・そんなこと言わないで今日は酔ってみたら・・
松田:いいんですか
佐藤:きいているんだから・・
松田:ほんとはスキャンしたかったんですけど デジカメで撮って、汚いんですけど・・ヨーロッパの・・一番集中してるの
オランダベルギーあたりが・・メチャクチャ集中してるらしい・あとはコレ
ミラノです。これは
パリで明るいですね
これは人口という都市の大きさみたいな、
ロンドンと
パリが二大都市で、
マドリッド・ミラノ・アムステルダム・がつづいて
ポルト・バルセロナ・ローマ・チューリッヒじゃないドイツだ・・
ミュンヘン・と
ウィーンだ。・・ブリュセル
堀井:人口規模
松田:人口はこっちだと思うんですよ。これは人口を基にしてるかもしれない。上にかいてあるのはヨーロッパの巨大都市・・集合態の・・都市の大きさみたいなもの・・これが人口規模で・・
あとはこれは、なんでこういうテーマになったかというと・・ホントは・・さっきの・・僕の袋・・なくなっちゃったかな本・・
・・・会場を本探し始める 松田・・・うろうろ・・してる・・講演中断・・
佐藤 このスクリーン良いね豪華会場みたいで・・
借りてきたスクリーンを褒める佐藤
松田:本のタイトルが、・・・「
2020年に向けての賭け」っていう本があって。どういうルートが作られてい行くかという・・ヨーロッパの今後の戦略みたいなのが載っている・・これで見ると東欧が
佐藤:パイプラインとかそういうんじゃないの
会場 わらい堀井:60年後半じゃないんだから・・
松田:これを見ると 東欧ラインが強化されて行くのかナーと感じる。これはスペインの経済指標なんですが・・84年で下がって、86年にEUに入った年。
ポーランドも2004年に入っているんですよ、ほとんどの経済成長が・・同じ
スペインが入ったときも、丁度上昇してる段階だったんですけども、ポーランドが今年ちょうど入って、そうるすと東欧の動きがヨーロッパ全体に影響を与えそう
堀井:よく見ると気になるジャン・・ポーランドはEUに参加したのが2004年でしょう。真下に書いてあるけど、スペインは1986年でさー・・1986年から右へグラフを辿っていいくと、1999年では下り坂で・・ポーランドと比較すると・・旧西側はピークを終えて下降しつつある所に、旧東側は上り坂にある・・というグラフなんじゃないの
松田:これちょと下がってますね、99年はズーット先ですよ・・
これはフランス国内の・・ヨーロッパが今どうなっているかというと、東欧への関心が高まっている
佐藤:フランス人は なにで喰っているんですか
松田:なにでって・・・
佐藤:日本だとトヨタの車でとかデジカメというの・・観光ですか
堀井:絶対 農業ですよ
松田:・・・
佐藤:日本人だと車つくったりデジカメつくっり・・携帯とか
松田 デジカメフランスで売れてますよ・・電子機器はフランスは弱いでしょうね・・観光とあとはブランドもありますよね・・
ヨーロッパのネットワークは国境を越えるという絵ですね・・
堀井:河川のネットワークの地中海にながれている、その川なに・・
松田・・ローヌ川・・ヨーロッパに行くと河川の交通路が重要というか、表の交通路の他に裏の交通路がある
佐藤:江戸時代には日本もメインで使ってたんだが・・途絶えたね
松田:これはフランスの2020年に向けての国土計画の可能性なんですけど、今後どういう都市間の関係がありえるかという・・一番目が・・それぞれの地方が力を持つという
堀井:地方分権
松田:地方分権型ですね・・
堀井:その矢印なに
松田:パリに向かわないという意味では
堀井:海に向かっているところは虚しいね・・イベリア半島の北・・それメキシコ湾流に・・
松田:ボルドーだからアメリカにワイン売ったり・・なんなんだろう・・次が地方ごとなんだけど、国境とか関係無しに・・距離とか関係無く地方がそれぞれ 自分の興味をもった場所と繋がっていく。距離を無くしていくモデル
堀井:関心空間ですか
松田:関心空間にちかいですね・・インターネットに近いかもしれない
堀井:インターネットモット近いモデルが・・これ
松田:3番目ですけど、中央集権もう一度という、それもあり得る・・
堀井:次のがいいと思った
松田:これはインターネット・・数学の話ですが・・数学でいうと、これは距離空間が残っているんですよ、・・インターネットは瞬間的に行くからどういう経路を通っても距離があるんだけど、これの場合は、遠いところにやっぱり時間が掛かって行くというモデルではあると思うんですよ。距離が影響すると・・
パリの話で言うと、
パリの中って どのメトロを使っても どのバスを使っても、交通費は一定なんです。近くに行っても遠くに行っても同じで、定期をもっていればドコモただで行ける。パリの大きいゾーンだと
お金に関しては距離がない・・あれは距離空間が無くなっていると感じがして・・
それで言うとこれはまだ距離が残っていて・・いろんなルートはあるとしても距離が残っている・・これの場合はワープ出来るみたいな・・感じだと思います・・タイトルは
堀井:インターネットの物理モデルはこっちだけよ・・
松田:図像学的には凄い似ているわけですよね・・意味的にはでもちょっと違うかもしれません・・例えば、パリの中の交通費が一定というのは、パリの中では距離空間が経済的には崩されているわけですね。だから、フランス全体でも同じように、離れた所とワープして結んでいく方が、距離が無いのでインターネットに似ていると思います・・
どれがありえるのかわかりませんが、フランスは4つだった時に最終的には4つ全部混ぜて取り出すみたいな・・例えば
レ・アールのコンペが最近あって、・・MVRDVとコールハースとジャン・ヌーヴェルとSEURAというアーバニストが案を出しましたけど、その4つの案のどれが一位なのか分かんないけど、4つの案を混ぜて、いいとこ取って・・それになるとか・・そういう結果がパリではあり得る。
堀井:日本みたいじゃない
松田:日本にもありました?こんなコンペ
堀井:コンペでやるかどうかわからないけど
松田:折衷みたいなかたちで・・これで終わり・・
堀井・・お疲れさま
佐藤:まだまだ・・
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