魔界都市東京
  
 魔界都市・東京へ行ってきました。
 

2001年6月16日~19日まで、上京してきました。

ちょうど梅雨の時期だったので雨を心配していたのに、前日までの雨がウソのようにやんで、傘なしで過ごせたのはラッキーでした。

それにしても、上京するたびに思うのですが、東京という街はどうしてあんなに人が多いのでしょう? 

東京駅に着いたとたんワァッ~と人の渦に巻き込まれてしまって、方向感覚も冷静な判断力も何かに吸い取られてしまいそうです。

ギュウギュウ詰めの山手線の中や地下鉄の中で私たち二人が大阪弁で話していると、なぜか回りの人の視線がちらちらして落ち着かないんです。

(もしかして、ヨシモトの漫才コンビと思われたんやろか?)

それでも、渋谷の街の中で、山手線の線路沿いに戦後のプレハブ住居が何軒か残っているのを見つけて懐かしさと安堵感を覚えたり、横浜の運河の中に浮かぶ廃船の飲み屋・バナナボートの中でたくさんの人のぬくもりに触れて感激したりしながらぶらぶらとしていました。

神田の本屋街で、有名な占い師・小野十傳さんと出会ってバブルと地上げに立ち向かって生き残ったコーヒー屋・「さぼうる」のコーヒーを一緒に飲んだりしながら四日間、魔界都市をウロウロしている間に、わたしたち二人はこんな姿になってしまいました。

藁ってやってください。
 

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