キライ×キライ→大好き

先日UPしました梨花ちゃんと聖矢のバレンタイン小話「テイクアウトな恋にして」にと対になる樹編です。こうなれば、菜花ちゃんたちもマッキーたちもそれぞれに……だと思うのですが、あまり槇原ファミリーばっかり続けていても仕方ありませんし（だいたい、もうバレンタインは時期はずれだし）、この辺でお開きと致しましょうか（苦笑）。

さてさて。

昨年の１２月頭に完結してから「続編を！」「番外編を！」との声がとても多かった樹編ですが、ようやくぷちっと「その後」をお見せすることが出来たかなと思ってます。タイトルは、そのまんま薫子の心理状態。相変わらず腹立つことも多い様ですが、気が付くとすっかり樹のペースに乗っけられてるみたいです。
毎回のことながらタイトルには悩みまくりなのですが、コレ！というのはなかなか出ませんねえ……。言葉選びはいつもながら、至難の業です。

この作品のUPをもちまして、サイト開設３周年の御礼とさせて頂きます。いつの間にか過ぎていた、と申し上げるのが妥当な感じで、いつまで経ってもひよっこ気分が抜けないままですが、これからも温かく見守って下さいませ。

追記>>　読者様から本文中、電車シーンの「金色く輝く」という描写が不適切ではないかとのご指摘を頂きました。

そうですね、お言葉の通り正確には「金色に」というのが正しいと私も思います。ただし、今回の場合は薫子の一人称の語りになりますので、彼女が普段使っている言葉としてそのまま手直しを加えずに行きたいと思います。
ただ、地の文でこれをやったらかなり変ですし、海底系のシリアスな描写のところで飛び出しても大変ですから、今後はお言葉を胸に気をつけていきたいと思います。

わざわざのご指摘、本当にありがとうございました。時々、変な日本語も出てきたりして読みにくいとは思いますが、懲りずにお付き合い下さると幸いです。

2005.2.23　　Powder Moon 管理人／Kara（から）