週報短文
バックナンバー 2004年6月分
2004年6月27日
先週は、ゴスペル担当の夕拝が祝されました。ゴスペルサークルJOINの賛美しておられる姿は輝いていました。歌を聴きに来られたご家族の方にも、福音を語ることができ、牧師として感謝しています。伝道部の支援にも助けられました。JOINのコンサート(発表会)は、7月27日(火)午前11時です。会場は西川口教会です。
夏のプログラム
その前の週には、@ホーリネスの群首都圏夏期聖会が、7月19日(月)〜21日(水)、熱海で開かれます。今年は、外部講師で、村上宣道師(ホーリネス教団・坂戸キリスト教会牧師)を迎え、主題は「今こそきよめに生きるU―教会形成」となっています。
若い人たちのための集会もあります。Aホーリネスの群ユースバイブルキャンプは、8月2日(月)〜5日(木)、祈りの家・鬼怒川オリーブの里で行われます。講師は池田玲二師(志木教会)、テーマは「あなたの神はわたしの神―ルツの生涯」です。小学高学年から参加できます。
また、B埼玉地区中学生・KKS(教会高校青年)キャンプが、8月17日(火)〜19日(木)、妙高高原向山荘で行われます。講師は、白石多美出(しらいし・だびで)師(春日部教会)、テーマは、「聖書―何を信じて生きる」です。中学生から参加できます。
8月末には、Cこころの友伝道全国大会が、8月30日(月)〜9月1日(水)、名古屋で開かれます。講師は、佐藤 彰師(福島第一バプテスト教会牧師)、主題は「共に働きたもう主」です。自由時間に、名古屋西教会の川崎理子先生を訪問する予定です。
成人の方は、@かCに参加して、御言葉に養われ、恵みの時を過ごされますよう、お勧めします。そしてAまたはBに、参加者が与えられるようお祈りください。次週の役員会で確認しますが、参加しやすいように補助するなど配慮いたします。参加希望者は、事前に、牧師まで連絡をお願いいたします。
2004年6月20日
お祈りに支えられて17日のマリア会研修会は無事終りました。改まった時と場所を与えられて心から感謝しています。マリア会の例会に普段は出席しておりませんから、新鮮な気持ちで臨みました。万障繰り合わせて集まった皆様に、マリア会の力強さを感じました。
マリア会研修会
今回のテーマは、「In(一体)という愛」。「6000人を一瞬で変えた一言」(大越俊夫著)より、引用しました。
「For」(あなたのために)とは、外部から人に接する位置にある。それは、二つの小舟それぞれに人が乗っているようなもので、助けたくても届かない。「〜のために」と言っていても、都合が悪くなるとすっと離れる。
「With」(ともにある)とは、同じ舟の上にいること。いい時も悪い時も常に一緒にいる状態。傍らに立ち続ける。
「In」(一体になる)。私があなたであり、あなたは私である。他者と一心同体になる。愛とはこの「In」の状態にあることを言う。
著者は小舟の比喩で、人間関係の在り方を示しましたが、これは神様と私たちとの関わりにも当てはまると思います。主は祈られました。 「 父よ、あなたがわたしの内におられ、わたしがあなたの内にいるように、すべての人を一つにしてください。彼らもわたしたちの内にいるようにしてください」(ヨハネ17:21)。主なる神は「In」の愛で関わってくださいます。もっと神様を知りたい。聖書に示される教会―愛の共同体―を追及していきたい。私の課題です。
今年度のマリア会の目的に、注目しています。「キリストを証する信仰共同体として、会員相互の交わり、恵みの分かち合い、奉仕にあずかり、家族のとりなしの役割をになう」。祈りの中で、主がマリア会に成し遂げる業に期待しています。
※「マリア会」は、他の教会で言えば「婦人会」に相当する交わりの会です。
2004年6月13日
5月から週報短文を「教務会だより」として一ヶ月書きましたが、金田が書いているので、この題名は合っていないのではないかとのご指摘を受けて、なるほどと思いました。一応毎回何らかのテーマをもって書いてきましたから、今回より題名をつけることにしました(以前のものも括弧書きで付けました)。とはいえ、何となく「教務会だより」としたわけでもないのです。
週報短文と教務会
毎週木曜日の夕方教務会を開いています。そこでは、教会を見渡し、活動をふりかえり、消息を報告し、祈りの課題を分かち合い、教会形成についてコツコツ学び、祈っています。何気ない言葉にも、ハッとさせられ、また、教えられ、独りよがりから解放されます。自分には欠けが多く行き届かなくても、補い合えます。バランスの良い交わりの中で、自分も整えられると感じます。ここにキリストがおられ心が慰められます。
私はこの教務会を経て、導きに従い週報短文を書きます。そういう意味で、個人的なものではないので「教務会だより」です。永本先生や柏神学生にもそのうち書いていただきたいと願っています。教会にこだわり、教会の言葉として発信していきます。どのように受け止めてくださったか反応があれば、対話がここからも始まります。教会生活を考える手がかりになれば幸いです。
教務会の学びでは、R・ウォレン師(米国サドルバック教会、金田が三年前にセミナーに参加)の「健康な教会へのかぎ」を少しずつ読み進め、感じたことを自由に分かち合っています。教会形成に賭ける熱情と思索に大いに共感し、時々は文化の違いも感じます。そこで、「献身」の話題になりました。条件が整うとか、人間の計算では決してできない、神様の強い御手の勢いがなければね、と三人で語り合いました。「神は絶えず不完全な状況の中で不完全な人を用いて御心を達成するお方なのである」とウォレン師も書いています。主の真実が私たちの拠り所です。
2004年6月6日
4月11日の一般礼拝で「礼拝スタッフ任職式」を行いました。「前に出た人たちがなぜ任職されるのか。みな礼拝の奉仕を担当しているではないか」との声があったと聞いています。「礼拝スタッフ」という名称が教会全体で共有されておらず、多少の混乱があったと思われます。二年前親子礼拝の開始に伴い、「教会学校」から「礼拝」へ、「教師」から「スタッフ」と変更しました。この経過については、またの機会に書きたいと思います。
礼拝スタッフ
今年度の「礼拝スタッフ」は、@子供礼拝とキッズクラスの担当者(キッズスタッフ)、A賛美礼拝とヤンググループの担当者(ヤングスタッフ)を指し、子供たちあるいは中高生に直接関わる奉仕者とご理解ください。他に、スタッフ以外に説教や奏楽の奉仕者がいます。またキッズクラスでは、月に一回教会員をゲストとしてお迎えし、賜物を生かして奉仕をお願いしています。
辻宣道師は奉仕者の労苦と意義を端的に伝えています。「日曜日、いつもより早く起きて教会に駆けつけ・・・初めて来た生徒に歓喜の声をあげ、長期欠席の生徒を思って心を痛める。手紙をだしても訪問しても反応がない。自信を失う。祈ってまた一からやり直す。これみな牧師が牧会の中で経験しているところです。この牧会的苦悩を体験するだけでも意味があります。このことを通して教会学校教師は、教会形成を外から見なくなります。常に内から見て憂いを共にし、喜びを共有します。」(「教会生活の処方箋」より)。
このような奉仕者が起こされない教会の将来は危ういことでしょう。「働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい。」(マタイ9・38)。今、働き手のために、祈り始めましょう。
長崎で痛ましい事件がありました。子供たちは傷ついています。「子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない」(マルコ10・14)。信仰をもって、あなたの子供たちや孫たちを送り出しましょう。