教会員向けなので、わかりにくい表現もあるかと思いますが、どうぞお読みください(金田佐久子)。
2026年 2月 8日 
「小さな出会いから」
静岡県M市にある社会福祉法人M学園の機関誌(隔月1日発行)をいつも興味深く読んでいます。毎号、M学園に関わる外部の方の寄稿があります。今年の2月1日号の寄稿文「小さな出会いから」に共感しましたので、引用して紹介したいと思います。お書きになった方は牧師であり、元特別養護老人ホーム施設長で、現在はインドネシアの大学で教えておられるそうです。
“…わたしは、毎週の礼拝や毎日の朝の集いを通して、老人ホームのご利用者に神様の愛について語らせていただきました。・・・最近は、「神さまの役割とわたしたちが果たすことが別なんです」と語っています。
「涙と共に種を蒔く人は、喜びの歌と共に刈り入れる」(詩編126編5節)という聖句があります。何が理由かはわかりませんが、この農夫は苦しみの最中にありました。しかし、種を蒔く時期が来たのに、悲しみにうちひしがれて仕事を放棄してしまったら収穫できるでしょうか。収穫を信じて種を蒔くのは私たち人間の役割なのです。その種に太陽の光を照らし、雨を降らせて実らせてくださるのは神さまの働きです。
神さまは道を示されますが、最期までは教えてはくださいません。・・・しかし信じて前進するときに、いろいろな出会いを通して成長させてくださいました。・・・
人生において、わたしたちは多くのことを選択しています。それはわたしたちの役割であり神さまが代わりにはしてくださいません。けれども、わたしたちに様々な出会いを与えて、よりよい選択をするために導いてくださるのです。神さまはすべての人を導いてくださいますが、多くの人はそれに気づいていません。・・・
神さまは「わたしの代わりにわたしの手になって働いてくれないか」と、あなたを導いてくださったのです。そしてこれからも誰かが笑顔になるために、神さまはあなたを導いてくださいますから、信頼して前進していきましょう。”(No.1075)
2026年 2月 1日
地区合同教師会(2026年)
1月26日、地区合同教師会が和戸教会で行われ、18教会・1伝道所、講師を含めて24名が参加しました。
礼拝堂にて、開会の祈りの後、講演「教会に託されたこと」と題して、前地区委員長で隠退教師の小林眞先生より講演を伺いました。コリントの信徒への手紙一第15章1~8節には、福音・救いの中心が示されている。キリストの十字架と埋葬(死の確認)と、キリストの復活と顕現。この福音の言葉が、礼拝で、復活の主が十字架を語られ、救いの出来事が起こる。教会は、福音の伝承に立つ、と語られました。
さらに、小林先生が信仰告白して、牧師になられるまでの歩み、東京神学大学で学ばれた頃の出来事(教団紛争のただ中で)、着任した4つの教会(小・中・大規模)における牧会の経験を伺いました。「その年齢でしかできないこと」として「鉄棒教室」を開催すると子どもたちが集まり、洗礼を受けた人もおられるとのことで、感銘を受けました。東海教区議長や教団副議長等の立場からの経験、教団の代表者として他宗教との関わりで得た経験も分かち合ってくださいました。
小林先生が牧会において留意(目標)してこられた点は次の三つ。 ①聖書を正しく・深く読む。 ②教会形成に資する人間関係をたてる。③教会には、雑用はない。→会員・求道者を迎え、すべて共に礼拝するために!
預言者エレミヤの召命の出来事から、「建て、植える」とは「礼拝者の創造」であること、御言葉の力により回心が起こる、それこそ伝道である、と語られました。牧会とは、「人の正しさ」が壊され、「神の義しさ」が立つこと。教会の奇跡を継続させること。救いの業の保持・継続こそ牧会。問安とは「信仰の安否を問うこと」の言葉も心に残りました。54年の長きにわたる小林先生の伝道・牧会の講演は、内容豊かで、示唆に富み、信仰の筋道の通ったお言葉でした。
地区教師会の良き交わりを主に感謝します。(No.1074)
2026年 1月25日
埼玉地区の交わりに共に生かされ
今年度の埼玉地区講壇交換礼拝は、昨年秋に相手先教会が久美愛教会(さいたま市緑区三室)と決まり、楽しみにしておりました。先週1月18日、当教会に澁谷弘祐先生を迎え、私は久美愛教会に赴き、それぞれの教会で礼拝と愛餐の良き交わりを持つことができました。
日本基督教団関東教区埼玉地区の規則には、「地区デー」(現在では「成人の日」)の近日中に、〔新年〕合同礼拝と、講壇交換礼拝を実施するよう定められており、埼玉地区の大切な活動として位置付けられています。強制ではなく、各教会が実施を決定して行っています。
西川口教会では、ほぼ毎年、地区講壇交換礼拝を実施してきました。相手先教会が決まり、日が近くなると、互いの教会のために祈ります。牧師を迎えて共に礼拝することで、一人の主を共に仰ぐキリストの体である教会の一員であることを自覚します。昼食の交わりを共にすることが多いですが、教会の方からの自己紹介や証しなどを伺い、さらに励まされます。
以前、講壇交換礼拝に役員を同伴することがありましたが、最近は私独りで行くことが多くなりました。相手先教会に行きますと、どんな地域に教会があるのか、どんな方々が礼拝に来ているのか、礼拝の順序はどうなのか、どんな週報なのかなど、普段は意識していないことに、意識が向きます。教会という存在それ自体、また礼拝において、週報において、様々なことを発信していることが分かります。講壇交換礼拝は、地区の交わりであると共に、他教会から刺激を受けるよい機会だと思います。
アシュラムセンタ―の年頭アシュラムに出かけたため、1月12日の地区最寄り一区新年合同礼拝はお休みしました。地区ホームページ委員のTさんの奉仕により、埼玉地区ホームページにアクセスして、新年合同礼拝の音声を聞くことができました。大勢の方々が埼玉新生教会に集まり、礼拝できたことが分かりました。感謝です。(No.1073)
2026年 1月18日
第51回年頭アシュラムに参加して
先週、1月12日から15日まで、滋賀県近江八幡市にあるアシュラムセンター主催の第51回年頭アシュラムの奨励のご奉仕に招かれて、出席しました。会場はホテルピアザびわ湖。滋賀県に滞在するのも、琵琶湖を見るのも初めてでした。
主題聖句は「見よ、わたしは万物を新しくする」(ヨハネの黙示録21・5)。アシュラムセンターが、次の50年に向けての新たな一歩を踏み出そうとしている、大切な年頭アシュラムに招かれて、私に何ができるのかと案じました。榎本恵先生から「教会形成とアシュラム運動」とテーマをいただきましたので、「私と教会アシュラム」というサブテーマをつけて、私自身の信仰の歩みに、教会アシュラムがどのように関わって来たのか、語らせていただきました。振り返ってみて、教会アシュラムで長年養われてきたと改めて気づかされました。奨励の一部を分かち合います。
“…初代牧師の横山義孝師は、西川口教会で教会アシュラムを始められた。後にアシュラム連盟の理事長として長く奉仕された。2代目牧師の三枝道也師・三枝育代師、3代目牧師の島隆三師・島 静江師も、教会アシュラムを継続してくださった。私が教会アシュラムに参加するようになったのは、島牧師の時代から。ようやく、「自分が聖書を読む」のではなく、「聖書を通して神の御言葉を聴く」ということが、少しずつ分かってきた。島牧師の時代の教会アシュラム助言者には、酒井春雄師、山下萬里師、岩波久一師他、ご奉仕いただいた。
献身に導かれたのは、西川口教会アシュラムでご奉仕くださった酒井春雄師の信仰自叙伝を読んだことがきっかけであった。
主任担任教師になって、2004年度から4年連続で、村瀬俊夫師にアシュラムの助言者をお願いした。村瀬師の影響は大きいものがある。・・・
日光オリーブの里アシュラムには2014年から参加し、自分自身のため霊的な養いをいただき、他の教会の方々との横のつながりを得られており、感謝している。”(No.1072)
2026年 1月11日
能登半島地震から2年(3)
被災4教会から、祈りのためのメッセージの続きです(抜粋)。
・七尾教会 釜土達雄(牧師・関連施設理事長)
能登全域で、解体工事や補修工事が行われています。限られた業者の方々に工事をお願いするのですから、順番を待つ辛さを感じてきました。・・・工事の開始を待ちきれないで、引越しをする人も多く、急激な人口減を痛感しています。・・・もとに戻った園舎や…学童保育施設があっても、園児や児童の声がしない園舎や施設では意味がありません。礼拝堂が元に戻っても、讃美の歌声が聞こえない礼拝堂では、意味がないのです。どうか、共に過ごす園児や児童、保護者の皆様のために…、元に戻った園舎や施設に、これからも、子どもたちが集まってこれるよう、・・・この能登の地に立つ教会に、キリスト者の讃美の歌声が途切れることにないように、お祈りください。震災復興は…「始まったばかり」なのです。・・・
・羽咋教会 内城 恵(牧師)
・・・富来(とぎ)伝道所がボランティア、来訪者の宿泊、滞在の支援拠点として用いられ…感謝です。羽咋教会と富来伝道所、牧師館は2007年の春に起きた能登半島地震の後に献堂された耐震構造であり、応急修繕で毎週日曜日の礼拝と祈り会をはじめとする諸集会を欠かさずに続けることができています。それでも地震の影響は大きく…、長老会で被害箇所の修繕、予算計画を検討、決議し、今年度中の修復を予定しています。十字架と復活の主の御心がなされますように。
・魚津教会 ウェーラー・R・E(牧師)
〔会堂の修理は完了〕・・・電鉄魚津駅のそばにあるアガペハウスの修理が必要です。アガペハウスでは10年前から聖書の学びや外国語礼拝等に人々が集まっています。・・・教会内と日本全国とスイスの有志に献金をお願いし、他に借入金を予定しています。工事は2026年春から夏までの間になる予定です。詩編127・1にあるとおり、魚津教会は主を信頼し前へ進みます。・・・(No.1071)
2026年 1月 4日
能登半島地震から2年(2)
先週は元旦礼拝をささげ、帰宅して夕方午後4時から、日本基督教団中部教区の「能登半島地震2年を覚えて 記念礼拝」に、YouTubeによるライブ配信を通してあずかりました。記念礼拝式次第に掲載されていた被災教会・施設の簡潔な近況報告と祈りの課題を転載します。
“被災4教会から 祈りのためのメッセージ
・輪島教会 新藤 豪(牧師)
・・・(2025年)1月中旬に礼拝堂は公費解体され更地となりました。牧師館は…隣家が倒れ掛かり中規模半壊、地震により傾きが生じました。修復のための地盤調査の結果、地下10mまで調べても硬い地盤がなく傾きは直せないとなりました。そこで牧師館も9月に解体され更地となりました。今、牧師は仮設住宅で生活して通っています。予定として、教団教区のお支えにより先に牧師館を同じ場所に建築します。地盤対策工事としてスクリューのある杭を打ち込み、1月下旬から着工、6月に完成の予定です。その後に礼拝堂の建築を進めていきます。・・・多くの人たちからご尽力いただき能登に生きる私たちは助けられています。・・・戻ることをあきらめた人もいます。しかし、教会がここにあることで、仮礼拝堂の十字架を見て祈りながら歩む町の人たちの希望の教会となりますようにと祈り願います。
・七尾教会 釜土達雄(牧師・関連施設理事長)
七尾教会と七尾幼稚園の震災復興工事は現在最終段階に入っています。地震直後・・・排水の配管工事がまず行われ、今年度にかけて、内装工事が行われました。・・・建物と建物を接合させているエキスパンジョイントの工事や屋上の防水工事、外壁の落下部分の補修工事、亀裂の補修工事などは、…2025年10月の末にようやく順番が回ってきました。・・・教会の駐車場は、擁壁部分が危険と判定され、駐車場自体の亀裂も含めて、全面工事が行われることになりました。2025年12月から工事が始まり、クリスマス前に工事が完了する予定です。”(続く) (No.1070)