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週報短文

バックナンバー 2006年 11月分


2006年 11月 26日

アドベント・クリスマスに向けて

 先週の一般礼拝後クリスマスの準備会を開きました。祈りとご協力をお願いいたします。
 12月3日からアドベント(待降節)に入ります。年末も近づきあわただしい時期でもありますが、なおさら主の御前に静まるときを確保しなければなりません。賛美と御言葉が中心です。
 アドベントの一般礼拝では特別賛美をささげます。担当予定は、3日は青年会、10日は交励会、17日はマリア会、24日は有志です。その日の賛美担当グループが、礼拝冒頭のキャンドル点灯も担当することになっています。よろしくお願いいたします。心から、そして最高の賛美をささげましょう!(有志の賛美については、金田までお声をかけてください。このグループで24日夜キャンドルサービスでも賛美をささげます)。礼拝では詩編に代えて預言書などから交読します。
 17日の午後3時からは、ゴスペル夕拝があります。ゴスペルJOINを迎えて、たくさんの賛美をささげて喜び祝います。お待ちしています!
 23日の午前10時からは、ヤングクリスマス会です。賛美礼拝にいつも来てくれる中高生が友達も連れて参加できますように。同日午後1時からはキッズクリスマス会です。礼拝と祝会があります。こちらは教会員の方も遠慮なく参加していただきたいです。サンタクロースも来ますよ。
 24日の午前はクリスマス礼拝、一般礼拝後は愛餐会・祝会となります。祝会のプログラムは、証、持寄コンサート(発表会?)形式で過ごしたいと考えています。我こそは、という方は、川田姉または藤原姉へお声をかけてください。同日午後六時半からキャンドルサービス(燭火礼拝)です。今年は川口市民合唱団のコンサートは実現できませんでした。4年ぶりにキャンドルサービスだけのクリスマスイブです。
 「クリスマスだから教会に行ってみよう」という方が訪れますように。集会にお誘いできますように。わたしたちを用いてください。

2006年 11月 19日

女性献身者との出会い

 最近、女性献身者との新たな出会いが与えられました。
 まずは、先週の火曜日に永本牧師と(父も連れて)共にお訪ねした「にじのいえ」を紹介します。「にじのいえ」は、日本基督教団の自主活動団体である、全国教会婦人会連合によって運営され、全国からの献金によって支えられている施設です。いただいた「しおり」から一部引用します。
 “「にじのいえ」は、生涯を宣教のために捧げられた女性の牧師と逝去牧師の夫人のためのホームです。千葉県の房総半島の館山に1973年、全国の教会婦人によって建てられました。女性の牧師は厳しい条件の下で教会に仕えることが多く、隠退後の生活の保障も整えられてはおりません。「にじのいえ」は隠退後の生活の場としてつくられており、「にじのいえ」の存在によって、現在の宣教の業に老後の心配をせずに全力で奉仕できることへとつながります。・・・”
 狭山伝道所の森淑子牧師の義理のお母様(T先生)が「にじのいえ」に短期入所中で、森先生がお母様を訪問する時を、わたしたちに合わせてくださり、今回の訪問が実現しました。館山は環境のよいところです。屋上から海を眺め、海の風に吹かれ、T先生のお話をききました。夕食をいただき帰路に着きました。すばらしいひと時を過ごすことができ感謝です。「にじのいえ」のため祈りと捧げものが一つに集められており、本当に尊いことだと思いました。
 もう一つはご案内です。今年の夏の「こころの友伝道ソウル国際大会」の折には、吉田耕三先生はじめソウル日本人教会の方々に大変お世話になりました。そのソウル日本人教会には若い女性宣教師・増永裕子先生がおられました。増永先生は9月に西川口教会の夕拝に出席くださいました。増永先生は今月中旬から約一ヶ月日本の教会を巡回して、宣教報告をなさいます。西川口教会でも、12月14日の昼間祈祷会にお迎えすることになりました。今から楽しみです。



2006年 11月 12日

県南四市「クリスマスの夕べ」

 本年は、12月3日からアドベント(待降節)に入ります。クリスマス礼拝は24日になります。この日の夜はキャンドルサービスがあります。
 さて、アドベントに入る前の12月1日金曜日の夜7時から、県南四市「クリスマスの夕べ」が行われます。既に祈りのしおりをお渡しして祈り始めました。昨日ようやくチラシが出来上がりました。今年のチラシはカラーA3版で、内側に教会案内が載せてあります。
 これら県南四市(川口・鳩ヶ谷・戸田・蕨)の教会が、教団教派を越えて協力し準備してきました。特に4人の牧師が実行委員として奉仕してくださいました。特筆すべきは毎週水曜5時からの早天祈祷会です(蕨福音自由教会にて)。実行委員がそろって祈るために、この時間設定となりました。それは毎年会場としていた川口リリア音楽ホールの予約が取れなかったことが発端となりました。予約は一年前になされ抽選です。「予定していた日が、別の人に先に予約されてしまった」との報告を受け、牧師会でもどうするべきか悩みました。実行委員会は祈りから始め、このたび蕨市民会館でやってみようとの提案を受け、牧師会でも了承して動き出したのです。
 「人の行き詰まりは神のチャンス」と聞いたことがありますが、この出来事を通して、「クリスマスの夕べ」の意義や宣教協力の必要性と大切さを再確認しました。蕨の地での開催の意味が、さらに示されることでしょう。
 どうそ、県南四市「クリスマスの夕べ」に親しい方をお誘いし、参加してください。またお祈りください。音楽ゲストはチェロ奏者の黄原亮司さんです。メッセージは、若手の高尾利彦先生(川口福音自由教会)。連合聖歌隊・子ども聖歌隊が今年も出演します(目下練習中)。司会は、アタンダ・アバデヨ先生(フェイス&ビクトリ教会)が、日本語と英語でしてくださいます。この集いがクリスマスの喜びの始まりとなりますように。


2006年 11月 5日

愛する者の死とその意味

 本日は「聖徒の日」です。毎年「聖徒の日」には召天者合同記念礼拝を遺族の方々と共にささげます。教会の歴史が56年ともなりますと、大半のご家庭で愛する家族が天に召され、今まではお迎えする側でしたが、わたしもまた遺族となり、遺族として礼拝に連なります。
 キリスト教信仰で決定的な意義を持つ出来事はキリストの十字架の死と、神によってキリストがよみがえらされた復活の出来事です。キリストの死の意味を、使徒パウロが次のように語っています。「しかし、わたしたちがまだ罪人であったとき、キリストがわたしたちのために死んでくださったことにより、神はわたしたちに対する愛を示されました」(ローマ5・8)。キリストは、ご自身のためではなく、すべての人(わたしたち)のために死なれました。この方の死によってすべての人(わたしたち)が生きるためです。イエス・キリストの死と生に、わたしたちの死と生の意味を見出すのです。
 三年ほど前、キリスト教カウンセリングセンターの学びで、講師より「慰めの手紙」(ヘンリ・ナウエン著)を勧められ、読みました。この本は、ナウエンが母親を亡くした後、黙想を通して示されたことを彼の父親に宛てて書いた手紙をまとめたものです。薄い本ですがサッと読めず、何度も立ち止まらされ、そのつど考えさせられ、同時にたくさんの慰めが与えられました。
 著者は思い巡らしてきたことを通して大胆に、「おかあさんはわたしたちのために、わたしたちを生かすために死んだ」と語ります。キリストの死はわたしたちを生かす、キリストに結ばれている者たちもまた、その死を通して愛する者にキリストの命を与える、との確信を語ります。彼の言葉を驚いて読みました。愛する者の死を思う時(わたしにとっては母の)、悲しみや自責がつきまといがちでしたが、思いがけない方向から声がしたような、新しい見方を与えられたからです。


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