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週報短文

バックナンバー 2009年1月分


2009年 1月 25日

教会総会に向けて

 来週から2月に入り、2009年度へ向けての準備が始まります。教会総会は2月15日に開かれます。2月1日に教会総会が公示されます。先だって、二つのことをお伝えしておきます。
 一つは、現住陪餐会員名簿についてです。今、役員会では現住陪餐会員名簿を大きく整理しています。教会総会に関して言えは、その名簿に基づいて総会成立が宣言されることになります。今回は役員改選の総会ですが、その名簿に基づいた被選挙人名簿が提出されます。
 現住陪餐会員は、この西川口教会の会堂で礼拝し、聖餐にあずかって主の御言葉に養われ続けます。月定献金を献げ、教会の会計と活動を支えます。それらは、主イエス・キリストによる救いの恵みに対するわたしたちの喜びの応答です。しかし中には、西川口教会の礼拝に常に集うことができないところに住む兄姉、また、事情によって別の教会の集会に出席している兄姉がおられます。一方、残念で悲しいことですが、長く礼拝を休んで献金もされていない兄姉がおられます。会員名簿は、受洗、転出入、逝去での変更はありましたが、それ以外の整理は手を付けずにいました。その整理の根拠となる教会規則は現在ありませんが、日本基督教団教規に沿って、現状に近くなるように、現在の現住陪餐会員名簿の中から一部の方を「他住会員名簿」(これは新しく設ける会員枠です)と「別帳会員名簿」へ移すことにしました。
 もう一つのことは、総会の議題にはなりませんが、教会規則、宗教法人規則に関することです。昨年度から引続き検討していますが、役員会では、教会全体での検討に入るべき段階に来たと判断しています。どのように教会全体で検討するかについてですが、毎月第3主日の礼拝後に、多少の時間をとって意見交換をしようということになりました。その第1回目が、ちょうど総会の日の2月15日になります。今、そのための資料作成などの準備をしています。教会としてこの課題を共有し、粘り強く取り組んでいこうと祈っています。(No.245)
 

2009年 1月 18日

埼玉地区の交わり

 本日は、志木教会より池田玲二牧師をお迎えして地区講壇交換礼拝を行います。志木教会をおぼえて祈れることを感謝いたします。よき交わりが与えられますように。
 先週の埼玉地区新年合同礼拝の会場で、「埼玉地区ハンドブック2009」が配布されました。発行は埼玉地区委員会、制作はわたしも委員の一人になっています、埼玉地区ホームページ委員会です。埼玉地区内の59の各教会・伝道所の牧師名、連絡先、創立時期、集会案内、地図が紹介されており、埼玉地区規則と内規が掲載されています。どうぞご活用ください。
 埼玉地区規則を読みますと、第2条にこのように書かれています。
“(目的)第2条 この地区は、日本基督教団の教憲、教規および同教団の規則、関東教区の規則に定めるところに従って、地区内諸教会・伝道所の一致と連帯の強化に努め、福音の前進に仕えることを目的とする。”
 また、第5条第1項に、「地区デー」について定められています。
“(活動)第5条 地区は第2条の目的を達成するために以下の活動を行なう。
1.1月第2日曜日を「地区デー」とし、その近日中に地区内諸教会・伝道所による合同礼拝および諸教会・伝道所間の講壇交換礼拝を実施する。”
 地区でこのように定められたところにしたがって、この年もわたしたち西川口教会は「地区デー」を覚え、講壇交換礼拝を実施しました。
 先週月曜日の一区の新年合同礼拝では、埼玉中国語礼拝伝道所牧師の李秀雲先生の説教がありました。李先生は台湾人で、在留中国人・台湾人への伝道に励んでおられます。日本にいながら海外宣教をしている牧師と出会えるのも、埼玉地区の交わりに共に生かされているからです。互いに賜物を差し出し、分かち合い、信仰によって励まし合える埼玉地区でありますように。(No.244)
 

2009年 1月 11日

SJ姉 召天

 先週日曜日の夜、SJ姉が逝去されたとの思いがけない知らせが飛び込みました。その後火曜日の昼、草加キングスガーデンでの「納棺・お別れ会」と出棺、当教会での前夜式、翌水曜日の告別式と、無事執り行われました。どの式も、SJ姉の言葉と行いを通してキリストが証されました。ご家族やご親族も大勢お見えになり、特に5人のひ孫さんは皆元気な子どもたちで、悲しみの中にも心が和みました。
 SJ姉は西川口だより1996年3月号に寄稿しておられます。まもなく82歳になろうとする頃に、これだけの文章を書いています。一部引用いたします。
 “…老齢になりますと、物事は忘れやすく、また新しいことを覚えるのに時間がかかります。ただ私は神様からたっぷりの時間を頂きました。健康が支えられ、朝、目覚めるのがとても楽しみです。聖書通読も二回目になりました。…朝の一時間、六時に起きて満点の日は少ないのですが、時間が与えられていること本当に感謝です。教会に連なるお一人びとりを覚えて祈らせて頂くことも感謝です。何年も前に、ある方からお祈り感謝いたしますと言われて、心に恥じたことがありました。愛することのむずかしさも感じるこの頃です。自分のように友を愛する愛、神様からのお助けを祈るのみです。新年の西川口だよりの「新年を迎えて」の島先生のお言葉に、「主日には、礼拝をはじめ諸集会が生き生きと守られ、祈祷会では熱心な祈りが捧げられ、皆赦し合い、愛し合い、助け合い、仕え合っている。そういう教会らしい教会として成長していくことが何よりも大切です」と書かれてありましたが、何度も読み返している毎日です。…”
 SJ子姉が用いていた聖書日課「荒野の泉 第二編」には、大半のページに赤い線が引かれ、余白には多くの方の御名前が記されています。「神様は祈りを必ず聞いてくださいます!」あの確信に満ちたお声と笑顔を思い浮かべています。(No.243)
 

2009年 1月 4日

聖書を読もう、御言葉に聴こう

 「実に、信仰は聞くことにより、しかも、キリストの言葉を聞くことによって始まるのです。」(ローマ10・17)
 主の年2009年を迎えました。
 先週の木曜日の朝、元旦礼拝をささげました。クリスマスイブの日もそうでしたが、元旦だからこそ礼拝に集えた方々があり、出会いを喜び、互いに挨拶をかわしました。
 日本では12月25日が終わると、クリスマスからお正月へと一変します。西川口教会も例外ではなく、12月28日にクリスマスの飾りを片付けました(日本の教会でも、海外の教会のように1月6日の公現日まで飾りをそのままにしているところもあります)。わたしたちは、今年の御言葉として前述のローマの信徒への手紙第10章17節を選びました。今回も、今井正枝姉の祈りを込めた聖句を掛け軸にして礼拝堂に掲げました(元旦礼拝に間に合いました!)。月報や週報も今年の御言葉の部分を新たにしました。
 新しい年を迎えたから、わたしたちが新しくなるのではありません。わたしたちの信仰―それは教会が公に告白する信仰でもあります―を絶えず更新してくれるのは、キリストの言葉、神の言葉です。福音です。生ける神の言(ことば)そのものであられるキリストです。主の日ごとに、朝ごとに、御言葉に聴きましょう。
 新年、聖書通読のため、久しぶりに「旧約聖書一日一章」(榎本保郎師)を手にとりました。励ましと戒めをいただいたところを紹介します。
 “…聖日を厳守し、日ごとにみ言葉を読み、祈りをするというような信仰生活は堅苦しく窮屈である。しかし信仰生活の喜びは信仰生活それ自身の喜びではない。信仰生活の喜びは神との出会いの喜びである。…現実はきびしく、われわれは弱い。そうした中で信仰の高嶺に立つために、私どもは信仰の束縛を避けてはならない。…”(16ページ、太字は金田)(No.242)