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週報短文

バックナンバー 2010年 9月分


2010年 9月 26日

生活の中にあるしるし

 先週の水曜日は、交励会主催のハイキングに参加し、9人の兄姉と共に、飯能市・日高市の宮沢湖と巾着田へ行きました。東京の真夏日の日数の記録を更新したという暑い日でした。暑くて大丈夫だろうかと少し心配しましたが、林の中、森の中はさわやかで、自然の涼しさがありました。平日だったためか、宮沢湖の湖岸の道は静かで、青い空、木々の緑、湖水、野の花々を楽しみました。また兄姉との語らいを楽しみました。巾着田の彼岸花の群生地は観光名所になっていますが、今年は猛暑のためつぼみばかりで開花しておらず、ほんの一角だけ咲いていました。自然の中で、心を開いた交わりのハイキングを感謝です。
 教会に生きるわたしたちは、特に自然豊かなところへ出かけますと、造り主なる神を思います。そして風景を眺めながら、これらは神が造られた世界だということを思い起こします。
 ハイキングで見た景色を思い出し、久しぶりに祈りの本を手にしました。「神に聴くすべを知っているなら」(ミシェル・クォスト著 日本キリスト教団出版局)の第3章「生活のすべてがしるしとなる」の「グリーンの黒板」という祈りより、一部ご紹介します。
“・・・科学者が長い間研究し、実験を重ねた結果
 今や緑が理想の色になりました。
 それは目を疲れさせず、静かで落ち着いた色なのです。
 主よ、今やっとわかりました、あなたが木や草を世のはじめから緑にされた理由が。
 あなたの実験室は完全で、わたしたちを疲れさせないために、野原にいくつも緑の木陰をつくられました。
 そこで人間の「発見」が、あなたが昔からなさっていたこととピタリ合ったのです。・・・”
 神の目から生活を見る、自分を見る、世界を見るとき、そこに置かれた小さなものにも神の顧みがあることがわかってきます。日々の小さな出来事の中にも神からのしるしがあります。(No.330)

2010年 9月 19日

秋の特別礼拝を覚えて

 今年は、気象の観測が始まって以来の暑い夏とのことでした。気がついたら9月も半ばを過ぎていました。まことに暑く、長かった夏でした。健康なわたしでもそうでしたから、弱さを覚えている方々にとっては大変なことだったのではないかと思います。夏の疲れがいやされますように祈ります。
さて、既に西川口だよりにも案内が掲載されましたが、今年の秋の特別礼拝は、「西川口教会創立60年記念礼拝」としてささげることになりました(11月21日)。講師は、横山義孝(よこやま・よしなり)先生、証は横山静子先生です。横山先生ご夫妻は、東京都東久留米市にある日本基督教団東京新生教会で、なお現役で伝道牧会に励んでおられます。
 ご存知の方も多いと思いますが、横山義孝先生は、西川口教会の初代牧師です。同じ埼玉地区にある浦和別所教会から川口に遣わされて、60年前に開拓伝道が始まりました。川口栄町伝道所、川口本町教会、そして西川口教会の歩みがあります。主が60年の年月を守ってくださいました。
 5年前の創立55年の特別礼拝でも、横山義孝先生を講師としてお迎えしました。ご記憶の方もあると思います。そのとき義孝先生は、東京新生教会の主任担任教師でいらして、義孝先生がお出かけのときは静子先生が説教するとのことでした。それから5年経ち、その間、東京新生教会は新しい主任牧師を迎えました。今回は横山先生ご夫妻をお招きできるようになりました。横山先生を通して語られる神の言葉を、今から待ち望み、祈り備えてまいりましょう。
 祈って、家族・友人を礼拝に誘いましょう。さらにお祈りいただきたいのは、長く休んでいる方がおいでになることです。創立55年記念礼拝の前から、長くお休みしている教会員の方々に(全員ではないのですが)月報と第1主日の週報を郵送してきました。今年の夏からは、郵送可能な方々ほとんどに範囲を広げて送っています。主が心を動かしてくださるよう祈ります。(No.329)

2010年 9月 12日

喜び楽しみ、喜び踊れ

 西川口教会では、70歳以上の教会員と関係者を覚えて、毎年9月敬老の日に近い日曜日に、一般礼拝において敬老祝福式を行います。今年は秋の連休のため、敬老の日より1週早くなりました。祝福を受けられる方々は現住陪餐会員では20名(今年新たに仲間入りされたのは、OS兄、MY姉、YK姉です)、さらに、関係者を含めて今年は34名の方に敬老祝福へのお招きのご案内をしました。加齢と共に体の弱さのため、礼拝と愛餐会に出席できない方も多くおられますが、わたしたちは、神の祝福は場所も時間も越えて届くと信じ、心をこめて祝福を告げます。
 イザヤ書第65章の御言葉を分かち合います。やがて来るべき新しい世界が啓示されています。新しい町は、罪と死が支配せず命の喜びにあふれます。父なる神は、キリストによってこの祝福の中にわたしたちを招き入れてくださいました。

見よ、わたしは新しい天と新しい地を創造する。
初めからのことを思い起こす者はない。
それはだれの心にも上ることはない。
代々とこしえに喜び楽しみ、喜び躍れ。
わたしは創造する。
見よ、わたしはエルサレムを喜び躍るものとして
その民を喜び楽しむものとして、創造する。
わたしはエルサレムを喜びとし
わたしの民を楽しみとする。
泣く声、叫ぶ声は、再びその中に響くことがない。
そこには、もはや若死にする者も
年老いて長寿を満たさない者もなくなる。
百歳で死ぬ者は若者とされ
百歳に達しない者は呪われた者とされる。・・・
彼らは無駄に労することなく
生まれた子を死の恐怖に渡すこともない。
彼らは、その子孫も共に
主に祝福された者の一族となる。
彼らが呼びかけるより先に、わたしは答え
まだ語りかけている間に、聞き届ける。(17〜20節、23〜24節)
(No.328)

2010年 9月 5日

小グループの集会へどうぞ

 普段紹介することが少ないですが、教会の働きの一つとして、小さなグループの会があり、続けられています。ぜひ、仲間になってください。
 先週の火曜日午後、皆川家家庭集会が行われました。2007年1月から月一度のペースで始めた集いです。「イエスと出会う―福音書を読む」をテキストとして、このたび40章を読み終えることができました。再び第1章から始めます。
 今週の水曜日午後、石田家家庭集会があります。こちらは2004年9月から始めて、今週は第70回となります。これもうれしいことです。テキストは「人生の五つの目的」(リック・ウォレン)で、これも40章まであり、一度読み通しましたが、先月からもう一度読み始めました。
 それから、数年前に集中的に学んだディボーションのフォローの会として、マナの会を隔月で金曜日午前、土曜日の午前、行っています。日々のディボーションから、また近況など分かち合い、学んでいます。テキストは「雪ノ下カテキズム講話」で、教理、信仰の筋道を学んでいます。今まではディボーションの学びをした方に特に案内をしていましたが、加わってくださる方を歓迎します。土曜日にもしていますので、平日来られない方とも交わりをもてますよう期待しています。
 以上の三つの会は、テキストの解説や御言葉の学びに関してはわたしが責任をもっている集いですが、(家庭集会では家を開放してくれる兄姉と)続けて参加してくださるメンバーによって支えられています。さらに感謝と喜びをひろげたい。
 牧師は出席できませんが、西川口教会の小グループの集会として、30年以上の長きに渡って続いているのは、日曜日、一般礼拝前の「聖書に学ぶ会」です。御言葉を読む喜び、恵みを分かち合う喜びを味わっています。一回で聖書1章ずつ進みます。最近は、創世記を始めたばかりとのことですので、参加できる良い時期と思います。
 これらの集いに、どうぞいらしてください!(No.327)