つくる人々
とくらし
「(どこそこの誰々さんが)おいしいっていうから蒔いてみたら、やっぱりおいしかったぁ」とか
「姑がいつもつくっていたから、蒔いているんだ」など、
農家の暮らしに在来種の豆はしっかり根をはり毎年つくられているのです。



高良正男さん
農業暦60数年。遠軽町瀬戸瀬。

「いいかげん農家やめれって、こどもらにいわれるけど、やめられんのだわ・・。機械がだめになるか、自分のからだがだめになるか、まあ、どっちかやられたら終わりだけどな」

 

作物

貝豆

 

服部ツルさん
農業暦60年。遠軽町瀬戸瀬。

「ビルマ豆はよくできる(収量が多い)し、塩餡にしたら、またおいしんだ。砂糖はむかし貴重だったから塩餡にして食べたもんだ」

服部行夫さん

農業暦60数年。遠軽町瀬戸瀬。
「畑から取るばっかりじゃだめなんだ。もらった分はちゃんと返さんとな」。
作物

ビルマ豆、
マンズナル
青大豆
ほか

 

平間正一、静枝さん(前2人)
農業暦50数年。上湧別町。

「今まで寝込んだことなんか、いっぺんもない。自分で食べるもんは畑でつくってるし、できあいのものなんか一回も買ったことない。こうやって自分でつくったのを食べさせんといかんよ」

 

作物

前川金時、
貝豆、
さくら豆
ほか

 

秋葉磨さん
農業暦60数年。遠軽町生田原。

「冬に焚く薪は自分の山行けば、何十年分もあるわ。ただ薪にするには乾燥させんとならん。切ってすぐは使えんのだ」

作物

本金時

 

片岡正義さん
農業暦60数年。上湧別町。

「わしら、こどもの頃、熱出したとき、ミミズを乾燥さして煎じた粉を飲ましてくれた。むかしは薬なんて買わんで、そこらの草やら自然のもんで治したもんよ」

作物

紅しぼり

 

菊地勝志、ゆりこさん
農業暦50数年。遠軽町白滝村。

「虫よけに酢とドクダミを混ぜたのを使っていたもんだ。自然のもんがいいに決まっとるからな」

作物

本金時
貝豆

 

堀江公、浪子さん
農業暦40数年。遠軽町生田原。

「冬場、雪が積もったら、地面に穴を掘り、そこに大根やらじゃがいもやら野菜を埋めて、その上にエンバク殻や小麦の殻をかぶせて貯蔵してたね。どこにあるかわかるように、棒を立てて。エンバク殻のほうが、しけらなくて(湿気がなくて)よかったかな・・・。一冬越した野菜はまたおいしいんだわ」

作物

前川金時

 

 

在来種の豆   べにや長谷川商店