見えない人たちにも利用しやすい全国ミュージアムリスト
◆ 京都府
●アサヒビール大山崎山荘美術館
京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字銭原5-3
(陶器を中心としたコレクションを展示)
TEL: 075-957-3123(総合案内)
展覧会によっては、触ることのできる作品があることもある。
●井伊美術館
京都市東山区花見小路四条下ル4丁目小松町563
(甲冑研究考証の美術館。来館には事前の連絡が必要)
TEL: 075-525-3921
鎧の着用体験ができる。
●宇治市源氏物語ミュージアム
京都府宇治市宇治東内45-26
TEL: 0774-39-9300
源氏物語の魅力やあらすじ・登場人物を映像と音で紹介。当時のお香の道具と原料を紹介、10種ほどの香りを体験できる。
●梅小路蒸気機関車館
京都市下京区観喜寺町
TEL: 075-314-2996
扇形車庫に十数台の蒸気機関車が展示されており、その中の一部には触れたり乗り込んだりできる。
毎日3回SLスチーム号が運転され、約10分間のSLの旅を体験できる。
*2015年8月閉館。2016年5月「京都鉄道博物館」としてオープン。
●京丹後市立網野郷土資料館
京都府京丹後市大宮町口大野226番地
TEL: 0772-74-0044
農具などケースに入っていない資料も多く、それらは触れても良い。
●京都国立近代美術館
京都府京都市左京区岡崎円勝寺町
TEL: 075-761-4111
事前に連絡して調整がつけば、視覚障害者に限り学芸員が同行して、一部の工芸品や彫刻作品に触れたりしながら鑑賞できる。
毎年、ミュージアム・アクセス・ビューによる鑑賞ツアーを行っている。
●京都市学校歴史博物館
京都市下京区御幸町通仏光寺下ル橘町437
(明治初頭の番組小学校創設から昭和までの教育資料を展示)
TEL: 075-344-1305
二宮金次郎像(薪を背負い歩きながら本を読んでいる)、石盤と石筆、硯箱、各時代の教科書等に触れることができる。
点字の解説書がある。
*2008年1〜4月、「京都盲唖院発!障害のある子供たちの教育の源流」展開催
●京都市考古資料館
京都府京都市上京区今出川大宮東入ル
TEL: 075-432-3245
オープン展示コーナーでは、大型の瓶や土器、寺院の瓦、石器の材料となるサヌカイト、建物の基壇に用いられていた凝灰石、竪穴式住居の柱などに触れることができる。
●京都市嵯峨鳥居本町並み保存館
京都府京都市右京区嵯峨鳥居本仙翁町8
TEL: 075-864-2406
建物や内装そのものが展示物で、奥嵯峨の伝統的な建物に直接触れることができる。
●京都市青少年科学センター
京都府京都市伏見区深草池ノ内町13
TEL: 075-642-1601
地震体験マシーン、推理ボックス、滑車のはたらき、NKS磁石、気候と環境体験ルーム、音の電線(空き缶やお鍋をスピーカーがわりにして音が聞ける)など、体験型の展示がある。
一部の化石や模型などには触れることができ、解説員による説明が受けられることもある。
屋外園では、日本全国から集めた様々な岩石などに触れられる。
●京都市動物園
京都府京都市左京区岡崎法勝寺町
TEL: 075-771-0210
おとぎの国では、ヤギ・ヒツジ・テンジクネズミ・ウサギと直接触れ合うことができる。
●京都市美術館
京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
TEL: 075-771-4107
毎年行われる日展京都展では、彫刻出品者が視覚障害者に作品に触れる企画を実施している
●京都水族館
京都府京都市下京区観喜寺町35-1(梅小路公園内)
TEL: 075-354-3130
磯場を再現した水槽では、ネコザメやヒトデ、ナマコなどに触れることができる。
ショップには、オオサンショウウオや各種の魚類のフィギュアがある。
●京都大学総合博物館
京都府京都市左京区吉田本町
TEL: 075-753-3272
だれでも触れるコーナーがあり、化石などが展示されている。
*2007年11月より、視覚障害者対象の二枚貝の触察プログラムを行っている。
●京都伝統産業ふれあい館
京都市左京区岡崎成勝寺町9番地の1 (京都市勧業館みやこめっせ 地下1階)
TEL: 075-762-2670
各種の伝統工芸品をその製作工程もふくめ多数展示。大部分には点字の詳しい解説が付いており、京漆器・京陶人形・京扇子・京指物など一部は触れることができる。
ミュージアムショップでは、鬼瓦など各種の瓦にも触れられる。
●京都府京都文化博物館
京都府京都市中京区三条高倉
TEL: 075-222-0888
企画展によっては、触れる作品を置く場合がある。
事前に連絡して調整がつけば、学芸員等による解説が受けられる。
●琴引浜鳴き砂文化館
京都府京丹後市網野町掛津56番地
TEL: 0772-72-5511
鳴き砂体験コーナーでは、いろいろな種類の鳴き砂を体験できる。
琴引浜に生息している微小貝や有孔虫などを探すコーナーもある。
●大丸ミュージアムKYOTO
京都府京都市下京区四条高倉 大丸京都店6F
TEL: 075-211-8111(代)
展覧会によっては、触れることのできる作品があることもある
●同志社大学歴史資料館
京都府京田辺市多々羅都谷1−3
TEL: 0774-65-7255
事前に連絡して調整がつけば、スタッフによる解説は可能。埴輪(れぷりか)や土器の中には一部触れられる物がある。
●日本の鬼の交流博物館
京都府福知山市大江町仏性寺909
TEL: 0773-56-1996
古代から江戸時代までのいろいろな鬼瓦に触れられる
●ブリキのおもちゃと人形博物館
京都府京都市下京区四条堀川東入ル柏屋町22福屋工務店3F
TEL: 075-223-2146
館長の案内と詳しい解説を受けながら、おもちゃや人形に触れることができる
●舞鶴市立赤れんが博物館
京都府舞鶴市浜2011
0773-66-1095
新しく作られた一部のれんがには触れられる物がある。
れんが積み構造を知るためのプレイランドがある。
●京エコロジーセンター
京都府京都市伏見区深草池ノ内町13
TEL: 075-641-0911
ボランティア(エコメイト)の案内で、地球温暖化やごみ問題など各種の環境問題について、一部体験もまじえながら学ぶことができる。
●樂美術館
京都市上京区油小路通一条下る
(樂焼の美術館)
TEL: 075-414-0304
手で触れ鑑賞できる企画展がしばしば行われている。
*2011年度は、夏期展:「樂って何だろう!?、親子で見る展覧会」、および秋期特別展:「特別企画<手にふれる美術館>」が開催される。2012年は、毎月1回「手にふれる樂茶碗鑑賞会」、隔月で「特別鑑賞茶会」などが行われる。
●霊山歴史館
京都市東山区清閑寺霊山町1
(幕末に活躍した倒幕・佐幕両派の人たちを紹介)
TEL: 075−531−3773
新選組の木刀や本物の鉄砲、大砲の弾に触ることができる。
(2011年5月16日)