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第52号 08.2月号
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『変形した「さんかく」に思う』
折田 充
写真は足もみ道具の一つの桐の「さんかく」です。あるおばあちゃんが16年間愛用しているものです。
 金子おばあちゃんは今年91歳になりますが、今日まで16年間自分の足もみを続けているという記事を06年4月号(第41号)に紹介したことがあります。
今年も正月空けにお暮らしの介護施設に会いに行ってきました。足もみ健康法は1990年から始められましたが、桐の「さんかく」が発売された1992年以来毎日のように使っていますのでもう14年は愛用していることになります。「さんかく」のいつも同じようなところを握って手が当たっていますので、写真のようにその部分は凹んでしまっています。右上の新品と比べるとその変形具合がお分かりでしょう。
 足もみを毎日実践されているというおばあちゃんを見るにつけ、「継続は力なり」という言葉の偉大さを感じます。「分かってはいるんだけどねえ」とは良く言いますが・・。
年頭に際して、私は今年は3つの目標をたてて継続することにしました。@14の経絡のツボ 361穴を覚えて通勤の電車の中で毎日順序良く唱えること、A42年前の学生時代に買った『日本歴史』23巻を来年の末までに二年がかりで読み通すこと、Bパソコンをブラインドタッチで打てるようになること。
 もう二ヶ月が過ぎようとしていますが今のところ順調です。@は頭の体操です。Aはいつか読もうと思って買っていたのですが、還暦を機にそのタイミングを迎えたようです。Bは手の器用さの維持の訓練ですが、心新たに実行していきます。
も く じ
『変形した「さんかく」に思う』 ・・・1 『脳と足の反射区の左右交差性について』・・・1  
『邪気にあたるってこのこと?!』・・・3 『近況報告・不妊症の足もみ指導』   ・・・4
『役立ちたい』         ・・・4
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『脳と足の反射区の左右交差性について』 折田 充
呉若石神父がこの健康法の普及活動を初めた頃から常識的に教えられてきた理論の中で、神経の交差については、脳の神経の研究が急速に進んでいる現代では多少の修正が加えられてしかるべき点もあります。
私だけの経験上でもいくつかこの問題に関係するものがあります。
目の網膜に写る映像では、外側に写ったものは同側の脳に伝わりますが内側に写ったものは反対側の脳に伝えられます。今日の医学界では常識の目の半交差理論です。完全に左右の神経が交差するわけではありませんので、片側だけの目の問題であっても左右両方の目の反射区を刺激するべきです。
どうしてこのような複雑なことになっているのかなあ?と考えてみて、片目が障害を受けた場合、無事な方の片目だけでも全体がいつも視野に写るように神様が按配したのかなあと思っています。
@・・目の神経の半交差
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A・・顔部にある反射区について
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