朝から尖沙咀にある糖朝にお粥を食べに行く(日本語メニューあり)。ここのお粥は種類が豊富で量もたっぷり。yuka・Bさんが落とし卵と牛ひき肉のお粥を、私とyuka・Jさんはエビのお粥を注文。どちらもクリーミーで美味しい♪ちなみに客の9割が日本人だった。
朝食の後は歩いて佐敦にある裕華国産百貨へ行く。10時きっちりにオープン。ハッキリ言って一番乗りである。(今日は秒刻みのスケジュールが組まれているので忙しいのだ)yuka・Jさんとyuka・Bさんは、安くて可愛い茶器を必死で選んでいる。私は母親に「もう食器は買ってこんといて。置くとこないから!」とキツク言われているので、金魚や子供の絵が描かれている薄くて小さな茶碗や急須を見るに留める。(ホントは欲しかったけどさ〜)ふたりが選んでる間、ひまだったので撮った写真↓
(左から2番目)すごく躍動感のあるじーさんの置物。「見てみこれ!えーのん釣れたわ!」
会計しているところを覗きに行くと、どちらも凄まじい梱包になっていて大笑いする。とにかく空いてる箱に詰めてあとはガムテープでぐるぐる巻きにするだけ。ぎゅうぎゅう押し込むその腕力ですでに割れてそうだ。その後はチャイニーズな服を見て回る。どれも可愛いのだけど着ていく場所がないんだなぁ。ここではyuka・Jさんが金色の虎のようなシャチホコのような謎の動物のぬいぐるみをご購入。だんだん何が可愛いのか可愛くないのか、判断がつきにくくなってきている。
次に私のリクエストで太子駅にある聨合廣場(Allied
Plaza)へ行く。ここは雑居ビルで中に映画関係の店があるはずだった。ところが!そんな店はどこにも見当たらない。それどころかどの店もことごとく閉まっているではないか。(中には開いてる店もあったが、そういう店に限ってどうでもいい)どこか開いてる店はないものかとグルグル見て回ると、ショーウィンドウに私たちが愛してやまないチープなおもちゃがゴロゴロ置いてある店を発見!!欲しい!!開けろ!!真っ暗な店内に「ハロー!」と呼びかけてみるがもちろん誰もいない。(どの店も3畳ほどしかないので一目瞭然)それでも叫ばずにはいられないくらい、その店に入りたかった。もう泣きそうである。
意気消沈しつつ再び尖沙咀に戻り、前日と同じ雑居ビルに両替に行く。レートは少し悪くなっていた。香港はわりと治安はいい方だと思うが、ここだけはあいかわらずデンジャラスな空気がむんむんしている。ところが、警備員らしき(役に立ちそうにない)中国系のおっさん(ビルの住人はほとんどがアフリカ系、もしくはインド系だと思われる)が首から下げているネームプレートを見てびっくり!なんとここは映画「天使の涙」や「恋する惑星」にでてくる重慶大厦ではないですか。あまりの怖さにビルの名前なんか見ている余裕がなかったので全然気付かんかったよ。まったく意外なところでロケ地訪問になってしまった。こんなことならもっとゆっくり見たかったな。←でもうっかり見すぎて誰かと目が合ったらそれでもう最期になりかねない場所でもあるんよ。
いちおうホテルでもあるようです(笑)。勇気のある人は泊まってみて下さい。 |