紙芝居 「佛光寺知ってるつもり」 6
了源上人
が伊賀の里に教化にまわられ
都に帰ろうと、鈴鹿山系の
七里峠
という
ところにさしかかった時、命を狙われて
傷を負いました。
最後の力をふりしぼり、賊を諭し、
「我死宿業
この者罪するなかれ」
と衣の袖に血のりで
書き残されて息を引き取られました。
現在この峠は
「桜峠」
と呼ばれています。
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