出生地は北陸富山である。かれこれ40年近く東京に住んでいるが,東京の水が合っているかどうか判らない。
盆暮れに帰省する。特に冬に湿り気を帯びた布団に包まって寝ると、えらく寒くて凍えるような気がする。
そう考えると、乾燥した東京になじんでしまったとも言える。

15年程前から、生活にゆとりを持つため?に俳句を始めた。NHKBS俳句王国を見ている。

このBS俳句王国で年二回,春と秋に全国俳句大会というのがある。
全国視聴者参加の大会である。当日生放送で季題を与えられfaxで投句する。大概締め切りまでには応募数6000ぐらい
という数になって選ばれる難易度も高い。当然faxがつながらなければ,入り口にもたどり着けないというものである。
過去に,自分も応募しているが選ばれたことは無い。皆さんも応募してみては..。

インターネットをやり始めて、日本伝統俳句協会のホームページにアクセスし投稿もするようになった。旧ホームページで,
『インターネット歳時記』にいくつか俳句を投稿した。末席で選ばれた句のいくつかから,

 終電車 我一人なり オリオン座
 中也読む 春はやさしき 日ざしなり
 ひこ星を 追う夢見おり 母と寝て
 鰯雲 仕事も汗も 湯に流し
 落ち葉焚き 幼き我と 我が子居て

現ホームページでも『インターネット歳時記』は衣替えして募集している。レベルが高くなったと思う。
一件だけ、現在登録されている。季題「凧」を取り上げた句,

 凧上げて ビルの谷間の 校舎かな

であるが、子規ほか名だたる俳人の句の中に一緒に登録されている。大概説明になるのがこれだけはそう捉えられなかったのかもしれない。
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