週報短文
バックナンバー 2008年6月分
2008年 6月 29日
春日部墓苑改築に関して経過報告
春日部墓苑改築に関していくつか報告をいたします。
6月1日の定例役員会では、9月に予定している墓前礼拝の日程を決めました。9月28日午後2時から完成感謝墓前礼拝として関係者一同と共にささげる予定です。伝道牧会部担当ですが、今から覚えてくださいますようお願いいたします。
今月半ばころに工事業者のU社さんに進捗状況をうかがいましたら、地上のコンクリートの工事が順調に進み、まもなく石貼り工事に入るとのことでした。今では石関係の工事が始まっていると思います。来週7月7日に地区一区教師会で越谷教会に出かけますが、その帰りに春日部墓苑に寄って、進み具合を確認する予定です。
それから墓誌に関することで報告します。今回の設計では、背面のドアの両脇に1枚ずつ墓誌の石の板をはめ込むことになっています。1枚の墓誌には40人分銘刻できます。今回の工事ではあらかじめ銘刻した墓誌を取付けます。墓地完成後に銘刻が必要な時には、現地に機械を持ち込んで作業してもらうことになります。
6月15日の責任役員会で協議した結果、今の工事期間中(墓誌の石板がはめ込まれる前)に銘刻の希望の有無を利用者に確認をとることとしました。銘刻をされていない方が多く、また、今回に限りまとまった人数になり墓誌銘刻費用が割安になるからです。銘刻者のリストの提出期限は7月10日です。そういうわけで責任役員会後の翌日にU社に再度見積もりの確認をしました。19日に遺族代表者へ確認のお願いの手紙と献金依頼の手紙とを発送いたしました。22日には、教職・責任役員・役員へ報告を提出しました。これらはなかなかの作業でした。
先週は研修に行かせていただきましたが、教会に戻りましたら少しずつ墓苑利用者の方々から返信が届いておりました。感謝です。わたしたちは祈りと献金をささげてきましょう。(No.215)
2008年 6月 22日
交わりの喜び
14日の土曜日はマリア会研修会でT兄・F姉の温かいおもてなしによる昼食をいただきながら、交わりと学びのひと時を持ちました。マリア会会長のO姉の開会の言葉で始められ、一人ずつ自分のことなど語られました。わたしにはその言葉が大変貴重なことのように思われました。マリア会の定例会には出席していませんし、平日の集会においでになれる方も限られています。ですから良い機会でした。知らなかったことがありました。たくさん笑いました。しみじみと感じ入りました。それぞれにご自分の置かれたところで、神を仰ぎ、神の守りを感じてお話されていました。それは誰も体験できないその人自身の言葉でした。神が知っていてくださる。そこに平安が生まれてきます。こうして率直に分かち合える交わりがあることをうれしく思いました。
永本牧師が説教で少し触れられましたが、関東教区教会婦人会連合修養会の報告をレジメにまとめて、よくわかるように伝えてくださり、またO姉も合わせて報告されました。内容と共に、関東教区の教会に生きる女性たちが300人近くも集まったときいて驚き、連帯の強さを感じさせられました。
教会の皆様方が牧師職の大変さを思い、ねぎらいの言葉をたびたびかけてくださいます。確かに説教や奨励の準備は容易ではなく、御言葉が何を語り、何を求めているのかを問われます。孤独が強いられます。しかし同時に、祈りの支えをいただける交わりがあります。労苦をいとわないのは、交わりのためになすことであり、交わりに身を置くことができるからです。キリストに結ばれている兄弟姉妹が耳を傾けてくれます。そのとき兄弟姉妹の内に住まわれるキリストも共に耳を傾けてくださいます。兄弟姉妹が語ります。そのときその言葉を通してキリストが語られます。そのようにして、主が生きて共にいてくださることが証されます。主の名によって集まるところに主がおられる、という御言葉が真実だと知らされるのです。(No.214)
2008年 6月 15日
ファミリーキャンプへの招き
既に案内を配布していますが、今年の夏も奥多摩福音の家でファミリーキャンプを開催することになりました。日程は7月26日(土)〜27日(日)です。ファミリーキャンプは役員会担当ですが、実務は礼拝教育部が中心となり準備を進めています。まず役員が、また皆様もご協力をお願いします。キッズスタッフが子供たちのケアを担当します。教会全体のプログラムです。共に心を合わせて作り上げていきましょう。
教会は神の家族として集められています。主イエスによって神の子とされたわたしたち一人ひとりは、父なる神を仰ぎ、主イエスに結ばれる神の家族です。そこには分け隔てがありません。一人ひとりが等しく尊い存在です。特にキャンプでは幼児からご高齢の方まで共に過ごすことができるので、教会の交わりっていいなあ、としみじみ感じます。準備の労苦も吹き飛びます。共にいることの感謝にあふれ、恵みをいただけるのです。
今回もグループに分かれて過ごす時間を持ち、ルカによる福音書24章に取り組んで、ちぎり絵を作り、発表しようと計画しています。昨年は台風で断念した川遊び、キャンプファイヤーも楽しみです。
わたしは、子どもの頃から西川口教会でキャンプ体験をさせていただきました。自然の中にいくキャンプは、ワクワクドキドキしながら楽しみにしていました。また、友だちができるかしら・・・とちょっぴり不安にもなりました。いろいろな気持ちを抱えながら飛び込んでいきました。今となってはキャンプの思い出も断片的な記憶となりましたが、参加してよかったというキャンプばかりでした。
「ああ、わたしの子の香りは
主が祝福された野の香りのようだ。・・・」(創世記27・27)
主なる神は野をも祝福されておられるのですね。備えられている主の祝福を受け取りましょう。(No.213)
2008年 6月 8日
「力を捨てよ、知れ わたしは神」
週報の報告欄にも書きましたが、今週から早天祈祷会の曜日と時間帯を変更することにしました。火曜日から土曜日の、毎朝午前6時30分から午前7時15分までとします。水曜日は永本師がおいでになります。それ以外の日はわたしが担当します。不在の時は、水曜日以外はお休みします。どうぞよろしくお願いします。
日々の祈りの中で、ここしばらく自分の祈りを築き直さなければならないと強く促されており、早天祈祷会を毎日しなくてはと思わされていました。一方、弱い自分がいてなかなか踏み出せずにいましたがその促しを打ち消すことはできず、いよいよ追い込まれ、永本師に相談して、このたび役員会に提案しました。年度途中になってからで、また突然の変更ですが、幸か不幸か(?)、現在のところ早天祈祷会は牧師以外の参加者は時々しかおらず、変更によっての不都合も特にないと判断し、祈りたいという願いを役員会は受けとめて、変更が承認されました。
タイトルの言葉は詩編46編11節です。礼拝の招きの言葉にもよく用いられる御言葉です。詩編は祈りの宝庫で正しい祈りへと導いてくれますが、この詩編もそうです。口語訳聖書では、
「静まって、わたしこそ神であることを知れ」(10節になります)でした。この言葉にもまだ親しみを覚えます。
流されてしまう自分、振り回されてしまう自分、自分の力でなそうとする自分を示されて、主にその力を捨てるようにと迫られました。そして、わたしのもとに逃げ込めと、招かれました。
詩編46編6節にはこうあります。「夜明けとともに、神は助けをお与えになる」。また9節には「主の成し遂げられることを仰ぎ見よう」とあります。朝ごとに新しい神の恵みが備えられています。神は喜んで、惜しみなく与えてくださいますから、それを受け取りに行きます。主の成し遂げられることを見出すために祈り始めます。(No.212)
2008年 6月 1日
関東教区総会報告
2008年5月28日(水)〜29日(木)、大宮ソニックシティ小ホールにて、第58回関東教区総会が開催され、議員として出席しました。
第一日目。今回の開会礼拝では説教のあと、今まで別にしていた准允式と按手礼式が執り行われました。礼拝後は新任任教師の紹介と隠退教師感謝の時がありました。午後のはじめは来賓紹介と教団問安使(鈴木教団書記)の挨拶(教団議長挨拶を朗読)とそれに関しての質疑応答があり、議事に入りました。今回の教区総会は今年秋に開かれる教団総会の議員の選出が大きな議題です。第一日目は予備選挙が行われました。多くの議案と報告がありますが、特に取り上げられたものの一つは「新潟県中越地震・新潟県中越沖地震」被災教会・被災地支援推進に関する件でした。教団の「『新潟県中越地震』被災教会会堂等再建支援募金」と教団社会委員会の新潟県中越沖地震被災支援募金は目標を越えたとの報告があり、被災教会の牧師たちが壇上で近況を語られました。建物に関する募金は終了し、そのほかの支援を続けていくとのことです。もう一つは関東教区教会負担金新割賦方式に関する件で、教会の実情を反映させるよう教区負担金の新割賦案が示されました。さらに「日本基督教団罪責告白」作成検討委員会継続の件で、あと1期2年委員会を継続する議案です。他に賛同者を得て「教師退任勧告」に反対する件(議案第20号)が出されました。すべての議案と報告が上程され、若干の質疑応答を経て分科会に回付して協議を深めました。
第二日目。教団総会議員選挙の本選挙が行われました。分科会報告、特別委員会報告がなされ、議案の可決と報告の承認を順次すすめていきました。前述の議案第20号に関して論議がなされ、聖餐を巡ってまた教団の教師たる資格や教会との関わり等質疑がなされ、修正案も提出されましたが、第20号議案と修正案は審議未了廃案となりました。最後に飯塚教区総会副議長による閉会祈祷をもって、教区総会は終わりました。(No.211)