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週報短文

バックナンバー 2012年12月


2012年 12月 30日

合同礼拝にあたり

 1月から3月の第2主日を合同礼拝としてささげるにあたり、12月23日付で子供礼拝に子供を送り出してくださっている保護者の方へお手紙を渡しました。教会の大人たちも共に祈りつつ備えたいと願い、この手紙を紹介します。
 “・・・常日頃、お子様を、子供礼拝へ送り出してくださいますこと、感謝いたしております。
 西川口教会では、現在、子どもも大人も一緒に礼拝をささげる合同礼拝を検討しています。その検討のために、2013年の1月から3月までの第2日曜日、1月13日、2月10日、3月10日を合同礼拝としてささげることにしました。
この日の礼拝につきましては、子供礼拝はなく、午前10時半から11時45分までの一般礼拝の時間帯となります。9時半からのキッズクラスはいつもと同じようにいたします。・・・
 聖書を読むと、昔から、大人も子供も一緒に礼拝をしていました。主イエスのまわりにも多くの子どもたちがいて、大人と一緒にお話を聞いていました。初めのころの教会でも、子供たちは大人と一緒に礼拝をしていました。ですから、聖書にならって、大人も子供も、親も子も一緒に礼拝をしたいと考えております。
賛美したり、お祈りしたり、献金をすることも、神を礼拝することです。すべてが大切な礼拝の一つ一つです。心をこめて神を礼拝する大人たちの姿を通して、そして共に礼拝することが、子どもにとっての信仰の教育となると考えております。このようにして、大人も子どもも共に神に向かって成長していきたいと願っております。
 全世代の人々が、従って、親も子も、一緒の礼拝をささげることを目指しております。保護者様には、お子さんと一緒に座って礼拝していただけますようお願い申し上げます。保護者様が同伴できない場合は、キッズスタッフがお子様と一緒に座って礼拝をささげます。そのときにはどうぞ合同礼拝に送り出してくださったらありがたく存じます。なにとぞよろしくお願い申し上げます。”(No.445)


2012年 12月 23日

キリストに結ばれる洗礼

 本日のクリスマス礼拝で洗礼式を行います。
 ローマの信徒への手紙第6章3節から11節の御言葉から、洗礼の意味を心に刻みましょう。
「それともあなたがたは知らないのですか。キリスト・イエスに結ばれるために洗礼を受けたわたしたちが皆、またその死にあずかるために洗礼を受けたことを。わたしたちは洗礼によってキリストと共に葬られ、その死にあずかるものとなりました。それは、キリストが御父の栄光によって死者の中から復活させられたように、わたしたちも新しい命に生きるためなのです。もし、わたしたちがキリストと一体になってその死の姿にあやかるならば、その復活の姿にもあやかれるでしょう。わたしたちの古い自分がキリストと共に十字架につけられたのは、罪に支配された体が滅ぼされ、もはや罪の奴隷にならないためであると知っています。死んだ者は、罪から解放されています。わたしたちは、キリストと共に死んだのなら、キリストと共に生きることにもなると信じます。そして、死者の中から復活させられたキリストはもはや死ぬことがない、と知っています。死は、もはやキリストを支配しません。キリストが死なれたのは、ただ一度罪に対して死なれたのであり、生きておられるのは、神に対して生きておられるのです。このように、あなたがたも自分は罪に対して死んでいるが、キリスト・イエスに結ばれて、神に対して生きているのだと考えなさい。」
 洗礼を受けるとは、キリストに結ばれるということです。それは、キリストがなされた御業がわたしのものになるということです。キリストが死なれたとき、古いわたしも死にました。キリストが父なる神により復活させられたので、わたしもそうなると希望を持ち、新しい命に生かされています。罪と死は、もはやキリストを支配しないので、洗礼を受けた者も罪と死に支配されません。キリストが神に対して生きるように、わたしも神に対して生きる者とされました。ハレルヤ!(No.444)

2012年 12月 16日

受按から10年

 “日本基督教団では、「正教師と補教師という二つの教職」の制度をとっています。一般的に、神学校を卒業すると、補教師の試験を受けます。合格して「伝道師」になります。この補教師になる儀式が「准允式」です。補教師になって、2年間教会で働くと正教師の試験を受ける事が出来ます。合格して「牧師」になるわけです。この正教師になる儀式が「按手礼式」です。按手とは、手を置くことです。教会では、この按手は神様の祝福や力を伝えるための象徴的な行為であり、聖霊を受けることです。補教師と正教師の違いは、説教はどちらの教師も出来ますが、聖礼典(聖餐式と洗礼式)は正教師しか出来ません。・・・ 
 2002年11月30日、大宮教会で行なわれた関東教区の按手礼・准允式・・・按手を受けられた先生は7名いらっしゃいました。・・・埼玉地区からは、藍田修牧師(鳩山伝道所)、金田佐久子牧師(西川口教会)、千葉巖牧師(日野原記念上尾栄光教会)の3名・・・准允式同様、始めに各先生の所信表明がなされました。 石橋牧師より勧告、誓約がなされました。・・・按手を受ける7人がひざまずき、ひとりずつ関東教区の正教師の先生が頭に手を置きます。しかし、30人以上の先生がいらっしゃるので頭に手を置けない先生は近くの先生の肩に手を置いています。 頌栄、祝祷をもって式は終わりました。式が終わってから、各先生に記念品が手渡されました。…所信表明する先生方の言葉、ひとつひとつに神様への信頼と、牧師になり福音を述べ伝えようとする強い意志がひしひしと伝わってきました。また、按手の時は、牧師の強い連帯感を感じました。・・・ (日本基督教団関東教区埼玉地区ホームページ「特集」より引用)”
 埼玉地区のホームページに10年前に受けた按手礼式の報告があります。あの時、頭や肩に置かれた諸先生方の手の重みは忘れられません。委託された務めの重みです。神の憐れみ、教会の祈りに支えられ、正教師となって10年。聖礼典執行の務めの重みを改めて覚えます。(No.443)


2012年 12月 9日

新年へ向けて

 先週の定例役員会で、新年(2013年)の御言葉を決めました。今回選びましたのは、ヨハネによる福音書の主イエス・キリストのお言葉です。
 あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだ。(ヨハネ15・16)
 講壇の掛け軸、あるいは月報や月間予定表に掲げるのは、簡潔にする必要がありますので、この通り、16節の前半部分とします。さらに続く御言葉も心に留めていただきたいと思います。
 「あなたがたが出かけて行って実を結び、その実が残るようにと、また、わたしの名によって父に願うものは何でも与えられるようにと、わたしがあなたがたを任命したのである」。
 主の選びには目的があります。主イエスがわたしたちをご自分の弟子として任命してくださった目的を心に刻み、畏れつつ選びに応えて生きられるよう、聖霊のお助けを祈り求めます。
 もう一つ、役員会で、来年の1月から3月までの第2主日(1月13日、2月10日、3月10日)は、一般礼拝の時間帯に子供と大人の合同礼拝を行うことにしました。
 今年度の全体懇談会で合同礼拝について取り上げ、10月21日に合同礼拝を実施しました。いろいろと気づきがあり、意見が寄せられました。役員会ではもう少し合同礼拝を続ける必要があると判断しました。続けながら、検討を進めていきます。礼拝順序について、説教について、子どもたちへの配慮について、奉仕者について、日曜日の朝の過ごし方について、子どもへの信仰継承・伝道について、礼拝堂や会堂についてなど。
 イエスが子供たちにどのように関わったかを問いながら、進めていきたいと思います。
・・・一人の子供の手を取って彼らの真ん中に立たせ、抱き上げて言われた。「わたしの名のためにこのような子供の一人を受け入れる者は、わたしを受け入れるのである。わたしを受け入れる者は、わたしではなくて、わたしをお遣わしになった方を受け入れるのである。」(マルコ9・36〜37)(No.442)

2012年 12月 2日

クリスマスの各集会へどうぞ!

 今年度の当初には予定してはいませんでしたが、役員会で協議の末に、礼拝堂の塗装工事と、音響工事とを行うことにしました。
 先週、塗装工事が行われ、礼拝堂内はずいぶん明るくなりました。外の掲示板と玄関も塗りなおしました。この西川口教会の会堂を建てて以来、礼拝堂内部の塗装は一度も行いませんでした。最近では東日本大震災によって、漆喰の壁にひび割れが生じていました。礼拝堂の壁のキズもあり、見た目があまりよろしくない状況になりました。定例役員会で、いろいろ意見が交わされましたが、礼拝堂と階段の塗装を決めました。音響システムの更新についても、夏頃から検討を始めておりました。塗装工事を先にすることになり、今週は音響工事が行われます。音響についても、今まで雑音が入るなど不自由なところがありましたが、それも解決できます。クリスマスの諸集会を前に、礼拝をささげる空間が、整えられることは伝道の面からもふさわしいことでした。主の導きを感謝いたします。
 12月に入り、本日、アドベント第1主日を迎えました。今週4日は「県南3市クリスマスの夕べ」が行われます。奮ってご参加ください。次週9日の夕拝は、ゴスペルクワイヤJOIN(ジョイン)の賛美があります。西川口教会の礼拝堂を練習会場にしているサークルです。JOINのメンバーもこの夕拝を大切にして、一所懸命練習しました。メンバーの知り合いの方も来てくださる集いです。今年も12月23日のクリスマス礼拝を、子供も中高生も大人も合同で行い、また祝会も合同で行います。クリスマス礼拝ですので、聖餐を祝います。全世代が一つになって礼拝することを大切にします。その後愛餐会・祝会です。24日は夜7時からのキャンドルサービスです。
 キリスト者が少数のこの国で、クリスマスは教会の敷居が低くなるときです。神さまが人々の心を教会へ向けてくださいますように。イエス・キリストの御降誕の喜びを共に味わえますように。(No.441)