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週報短文

バックナンバー 2013年9月


2013年 9月 29日

罪を愛で覆う人

 9月が終わると2013年度も上半期が終わります。ここまでの守りを主に感謝します。教会総会資料に記載されています今年度の教会活動方針をここに掲げておきます。
 「主題『主に選ばれ、互いに愛し合う主の弟子たち』 
教会の5つの使命(目的)は、礼拝・交わり・教育(弟子訓練)・奉仕・伝道です。今年度の教会の主題は、主イエスの弟子の共同体である教会を念頭に置いています。教会は「神の民」「神の家族」と呼ばれますが、「主イエスの弟子の群れ」という自覚は薄いのではないかと感じます。今年の御言葉にありますように、主イエスは弟子を選び、弟子たちを「友」と呼び、「互いに愛し合え」と世に派遣されました。教会はひたすら主イエスに従う弟子の群れ・献身の共同体です。今年度は、弟子として養われ、弟子を生み出し、育てていくため、教会の目標の「2.聖書に親しみ常に祈る教会へ(祈祷会を大切に)」と「4.次世代への信仰の継承」を特に覚えていきます。聖霊の助けを祈り求め、共に前進しましょう。」
 今日の午後は教会全体懇談会で役員選挙規程について皆様の意見を伺います。制定した時にはそのときのベストを尽くしました。しかし、状況に応じて、必要なら変えることができます。皆で検討し、決定したことを重んじていくことです。ご協力お願いします。
 教会役員は、神に召されてつく務めです。神の恵みで生きている人、信仰の成長・成熟を求める人、牧師と教会のために執り成し続ける人、牧師と共にこの群れを守り導き、群れの破れを担い、愛で罪を覆う人にぜひ担っていただきたい。人にはできませんが、神にはできると信じています。主が愛によって造り上げてくださいます。
 万物の終わりが迫っています。だから、思慮深くふるまい、身を慎んで、よく祈りなさい。何よりもまず、心を込めて愛し合いなさい。愛は多くの罪を覆うからです。(ペトロの手紙一4・7〜8)(No.484)


2013年 9月 22日

TK姉召される

 皆様の祈りに覚えていただいていたTK姉が先週9月17日息を引き取りました。89歳の生涯でした。葬儀は当教会で執り行いました。
 T姉が洗礼に導かれたのは、前任の島静江牧師の訪問による交わりによるものでした。「西川口だより」2004年4月号に、島隆三牧師・静江牧師が仙台青葉荘教会に転任される直前、3月18日の夕拝で執行されたTK姉とI兄の洗礼式の写真と文章が載っています。
 “Tエ姉は、14年前に天に召されたT兄の奥様です。T兄は、島牧師が当教会に赴任して間もなく入院され、6月に召されました。残された奥様のことはお嬢さんのF姉と神様に委ねて逝かれました。静江牧師が時々お訪ねして、よき交わりがありましたが、この度、受洗の決心が与えられたことは感謝でした。”
 こうして、T姉は西川口教会の一員になり、神の家族・兄弟姉妹の交わりに加えられました。島先生方の転任後は、わたしが訪問させていただきました。この年の敬老祝福式に寄せてT姉の文章が「西川口だより」2004年10月号に掲載されました。
 “夫が天国へ召されてから早や15年が経ちました。当時、赴任してこられた島牧師夫妻には大変お世話になりました。私もご夫妻の助けにより受洗することができました。今年80歳を迎え、この5月に曾孫を授かりました。曾孫の成長は私に元気を与えてくれます。…”
 T姉を訪問するようになり、いろいろお話を伺いました。その中で、T兄が召されたとき教会の葬儀に深く心動かされたこと、教会の皆様によくしていただいた…とおっしゃったことは忘れられません。そして、信仰のことはよく分からないけれどよろしく、自分のときもどうぞよろしく、と頭を下げられました。まだまだT姉もお元気なころでしたが、しっかりと承りました。人生の夕暮れ時に、神の愛の御手に握られて、御もとに召されたT姉でありました。(No.483)


2013年 9月 15日

実りの秋からクリスマスへ

 先週は、敬老祝福礼拝をささげることができ感謝でした。なお暑さが残っているこの頃ですが、敬老祝福礼拝が来ると西川口教会の秋の行事が始まったと感じます。教会の行事が秋から冬にかけて続きます。それぞれの集会の意義を覚えつつ、心を込めて準備にあたりたいと思います。
 今月は、29日に教会全体懇談会を行います。週報に告知しています通り、内容は「役員選挙規程について」です。できるだけ多くの教会員の意見をいただきたいと思っておりますので、ご協力お願いします。
 来月、わたしは研修と休暇のため出かけます(7日〜15日)。10月13日の礼拝は他の教会に出席し、この日西川口教会には篠田真紀子先生(浦和ルーテル学院講師)をお迎えします。期待してください。10月20日は、社会部・マリア会の今年度第2回目のミニバザーが礼拝後に予定されています。この日の夕拝は交励会担当です。
 11月3日は召天者合同記念礼拝です。神の御もとに召された信仰の先輩方を偲びつつ、ご遺族の方々もお迎えして共に礼拝をささげます。11月17日は秋の特別礼拝です。講師は、日本基督教団横浜岡村教会牧師の安藤 脩(あんどう・おさむ)先生です。安藤先生とは、こころの友伝道でご一緒しています。誠実な温かい先生です。
 12月1日からアドベント(待降節)が始まります。翌日の2日(月)は、川口リリア音楽ホールにてクリスマスの夕べが開催されます。埼玉県南牧師会を中心にした実行委員会が、1年かけて準備しています。今年の説教者は、福音自由けやき通り教会牧師の浅野 誠先生、音楽ゲストはフルート奏者のソン・ソルナム氏に決定しました。伝道のため用いられますように。西川口教会のクリスマス礼拝は12月22日です。この礼拝へ向けて、洗礼準備をする人が起こされますようにと祈っています。神が共にいてくださることを知り、信じることこそ、大きな祝福だからです。(No.482)


2013年 9月 8日

白髪になってもなお実を結び

いかに楽しいことでしょう
主に感謝をささげることは
いと高き神よ、御名をほめ歌い
朝ごとに、あなたの慈しみを
夜ごとに、あなたのまことを述べ伝えることは
十弦の琴に合わせ、竪琴に合わせ
琴の調べに合わせて。
主よ、あなたは
  御業を喜び祝わせてくださいます。
わたしは御手の業を喜び歌います。・・・
神に従う人はなつめやしのように茂り
レバノンの杉のようにそびえます。
主の家に植えられ
わたしたちの神の庭に茂ります。
白髪になってもなお実を結び
命に溢れ、いきいきとし
述べ伝えるでしょう
わたしの岩と頼む主は正しい方
御もとには不正がない、と。
(詩編第92編より)

 今年も敬老祝福の礼拝が巡ってきました。西川口教会では満70歳以上になられた教会員・関係者の方々に神の祝福がありますようにと祝福を告げます。教会だからできるお祝いは、聖書に示されている御言葉をお届けすることです。御言葉の約束を信じて、神の恵みを祈ることです。わたしたちの神となってくださるお方は、祝福の神であられます。神は、人に喜んで生きることを求めておられ、ご自身の喜びを分かち合ってくださいます。年度が改まった頃から、敬老祝福式には、どの御言葉をお届けしようかと思い巡らします。朝の祈りの時、詩編の言葉に導かれて、詩編第92編をお送りしようと決めました。主に従う人は、主を喜ぶ人です。主の真実が自分を守ってくれると知っている人です。そのような生涯を歩ませていただけますように。(No.481)

2013年 9月 1日

恵みの夏から実りの秋へ

  先週の8月25日は、大船渡教会の村谷正人先生をお迎えして特別礼拝をささげました。村谷先生が説教に先だって「平和の挨拶」を教えてくれました。実は、いつか礼拝に取り入れたいと思っていたプログラムでしたので、このような形で西川口教会の礼拝で体験できたことを驚き喜びました。「シャローム! キリストが共に!」と声をかけます。シャロームとはヘブライ語で平和です。村谷先生の説教からは、先生が弱くされたところから、ただ主によって立ちあがらせていただいている、という証しを受け取りました。午後の平和学習会では、日本基督教団奥羽教区で作成されたDVDと、写真を拝見し、先生のお話から被災地の状況と支援のことを知ることができました。ボランティア活動を通して、村谷先生と知り合った方も集会にお出でになり、貴重な発言してくれたのは、とてもうれしかったです。村谷先生と出会い、お話を聞くことで、大船渡の地が身近になりました。これからも被災地の上に、癒しと慰め、助けがありますようにと祈りを重ねていきます。ご奉仕された方々に感謝いたします。
 翌日26日から28日は、第60回こころの友伝道全国大会に5人の兄姉と参加しました。主題は「友となる喜びに溢れて こころの友伝道のこれまでとこれから」。会場は、最初のプロテスタント教会が建てられた宣教発祥の地、横浜でした。特別講師は守部喜雅氏です。「聖書を読んだサムライたち」のシリーズを次々と刊行、最近では「サムライウーマン新島八重」「龍馬の夢」の著書があります。全国大会を通して、牧師と信徒が互いにパートナーとなって伝道すること、とりなしの祈りの大切さ、わたしたちを通して神がお働きになると確信できました。全国からの参加者との出会いも喜びとなりました。O姉はじめ信徒の方々の実証も、真実で、心動かされる良い証でした。お祈りを感謝です。この恵みを分かち合い、実りの秋へ向かえますように。(No.480)


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