bP 仏像のこんなことが知りたい                                                                                      (西村公朝より)         
その1 光背や台座は何のためにあるの?
仏像には必ず台座、光背、さらに天蓋とういのがあって それで1セットです。 

光背は 仏様が どういうところにいっらしゃるかーという背景の表現なのです。宝相華(ホウソウゲ)とか 蓮の花や葉、これらを美しく組み合わせて情景としているのが 光背なのね。

台座は 一番下の框(カマチ)の上面が水面で、そこから蓮華が咲きでて その花びらが咲くと、その蓮肉から 仏さんが出現したという情景、これが仏像造形の一番基本になっています。

 仏像を鑑賞するときは まずお顔を みるでしょ。「いいお顔ですね}とかいってねー。でも 本当に綺麗な人は 足元からずっーときれいなはずですから 蓮台の框から見ていただきたいのですと・・・・。
 
  な〜〜るほど!ガッテン。
その2 本尊と脇侍の関係は?
釈迦如来では   脇侍は 文殊菩薩と普賢菩薩

 だから お釈迦さんが両脇時を従えているときは人々に「仏の知恵をいただきなさいよ」「徳をおもらいなさいよ」と説いています

薬師如来では   日光菩薩と月光菩薩

 日光、月光だから薬師さんの診療では「昼夜24時間」受け付けているわけ。

阿弥陀如来では 観音菩薩と勢至菩薩

 南無阿弥陀仏と唱えて極楽往生を願うと 向こうから迎えに来てくれるのですがそのときに観音様は蓮台をもってきて わたしたちの魂をのせて向こうへ連れて行ってくれる。そして臨終のときに苦しんでいるようなことがあったら 勢至菩薩がもっている水瓶(スイビョウ)から末期の水を飲ませてくれるそうですよ。

    ホントカな〜〜〜?