東アジア酸性雨モニタリングネットワークの動向について

袖野玲子(環境省地球環境局環境保全対策課)

 

東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)第8回政府間会合の結果について(環境省 地球環境局環境保全対策課提供)

 

先週、ハノイにてEANET第8回政府間会合が開催されました。結果概要については、下記の環境省ホームページで公表しています。

 

http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=7763

 

本会合では、今後5年間(2006〜2010年)にEANETとして進めるべき越境大気汚染に関する調査研究等の中期計画がEANET発展戦略として採択され、また、EANETへの拠出を行うための確固とした基盤となる文書(instrument)について議論を行う将来発展作業部会の実施要領が採択されました。さらに、当該作業部会における文書化の議論の進捗状況、東アジア地域の酸性雨に係る状況を初めて評価した「東アジア地域の酸性雨の状況に係る第1次評価報告書」等に関する検討がなされました。

 我が国としては、引き続き、EANET活動の体制基盤の強化と将来的な発展・拡大に向けて取り組むこととしています。

 

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