大気環境学会酸性雨分科会の講演内容
・第45回(2004年)場所:秋田市
テーマ「酸性雨長期モニタリングの課題」
1.酸性雨モニタリング成果の行政的・技術的対策への活用
2.一地方自治体における酸性雨モニタリングの現状と今後の課題」
3.秋田の酸性降水・霧の長期フィールド調査結果と今後の展望
・第44回(2003年)場所:京都市
テーマ「大気汚染に係る野外観測と輸送変質モデルの相互検証」
1.対流圏物質輸送モデルとその大気汚染物質観測への応用
2. 1次大気汚染物質とオキシダント濃度の関係
3.六甲山における酸性沈着機構解明のためのフィールド調査
4.能登半島における大気汚染物質の沈着量とその標高依存性
・第43回(2002年)場所:東京都府中市
テーマ:山岳地域における大気汚染・酸性雨―気象、大気化学、酸性雨分野からみた実態―
(気象拡散の解析・モデリング分科会、大気化学分科会、酸性雨分科会主催の特別集会として開催)
1.大気汚染物質の山岳地域での動態
2.モデルによる酸性霧の動態
3.山岳地域におけるオゾン、過酸化物の動態
4.山岳・森林地域における大気汚染物質の乾性沈着
5.八方尾根における酸性雨・大気汚染物質の動態
6.丹沢大山における酸性霧の動態
・第42回(2001年)場所:北九州
テーマ:長距離輸送された大気質の動態
1.ライダーネットワークによる黄砂観測について
2.雲仙普賢岳の大気環境調査について
3.三宅島噴煙(SO2)の関東への移流について
・第41回(2000年)場所:浦和
テーマ:拡散デニューダとフィルターパック法に関する研究
1.拡散デニューダーとフィルターパック法の特性
2.乾性沈着モニタリングにおける4段ろ紙法の評価
3.フィルターパック及び拡散デニューダを用いた調査研究についてー北海道おける研究事例―
4.九州北部地域におけるフィルターパック法によるガス・エアロゾル調査について
・第40回(1999年)場所:津
テーマ:酸性雨と国際貢献・国際交流
1)全公研酸性雨調査の流跡線解析
2)酸性雨研究センターにおける国際貢献
3)JICA(国際協力事業団)集団研修による東アジア諸国への酸性雨研修
4)東アジア諸国に対する技術移転―国内研修の課題と対策―
5)北方圏極東アジアとの酸性雨共同調査
6)タイ国での酸性雨研修に従事して
・第39回(1998年)場所:札幌
テーマ:寒冷地における酸性雨に関する諸問題
1.酸性雨のもとは酸性雪?−雪粒子の形成機構と構成成分の究明―
2.北海道の森林における降水、林内雨、樹幹流の性質と土壌への影響
3.パネルデイスカッション「寒冷地の酸性雨、大気汚染物質とその影響に関するモニタリング」
・第38回(1997年)場所:つくば
テーマ:同位体比測定による酸性雨研究
1.Sr同位体比で何がわkるか
2.新潟県における降水中硫黄の安定同位体比
3.隠岐島で採取されたエアロゾルに含まれる硫酸イオンの硫黄同位体比
4.火山噴火物の硫黄同位体比―桜島と薩摩硫黄島―
5.Pb同位体測定による越境大気汚染研究
・第37回(1996年)場所:堺
テーマ:「日本海側地域における酸性沈着」
1)新潟県における酸性雨・雪の現状
2)島根県における酸性雨の現状
3)九州地方における暖候期、寒候期の降水成分の経年変化
・第36回(1995年)場所:東京
テーマ:「自動測定機による酸性雨モニタリングの現状と問題点」
1)酸性雨自動測定機による酸性雨モニタリングの現状と問題点
2)IC組み込みの酸性雨モニターの現状
・第35回(1994年)場所:盛岡
テーマ:「酸性雨問題の現状―酸性物質の発生量と沈着量」
1)酸性物質の発生量の推定・モデルの現状
2)酸性物質の海洋及び山岳地域への沈着
・第34回(1993年)場所:千葉
テーマ:「酸性雨影響研究の最近の動向」
1)乾性沈着―研究の現状―
2)酸性霧降下地域における樹木の葉の初期症状
3)大気汚染物質による器物の影響―中国文化財の大気汚染影響についてー
・第33回(1992年)場所:大阪
テーマ:「森林生態系におよぼす酸性雨などの影響に関する調査・研究手法」
(1)森の中でのHイオン供給量
(2)環境汚染物質の浄化に果たす森林の役割
(3)第2次酸性雨対策調査の中間とりまとめについて
・第32回(1991年)場所:北九州
テーマ:「九州地域における酸性雨とその前駆物質の動態」
(1)「九州地域における広域大気汚染」
(2)「山岳地域における地上のエアロゾル・ガス成分の濃度と雲水、降雨濃度
について」
(3)「火山起源の物質の動態と酸性雨」
・第31回(1990年)場所:金沢
テーマ:森林衰退と酸性雨
(1)日本海側の酸性雨と酸性雪
(2)丹沢山塊に分布するモミの衰退
(3)平地スギ林の衰退
(4)酸性雨が森林生態系に及ぼす影響の予測について
・第30回(1989年)場所:川崎
テーマ:降水中の塩生成と自動採取
(1)降水中の硫酸塩及び硝酸塩の生成と過酸化水素
(2)酸性雨自動測定の現状と課題
(3)パネルデイスカッションー広域調査体制についてー
・第29回(1988年)場所:仙台
テーマ:酸性雨と二次汚染物質の輸送
(1) 北海道・東北ブロックの酸性雨について
(2) 沿岸地域から内陸地域への二次汚染物質の長距離輸送
(3) 広域のスギ衰退と大気汚染との関連
−リモートセンシングによる環境監視についてー
・第28回(1987年)場所:東京
テーマ:酸性雨及び大気汚染物質の輸送
(1) 鹿児島市周辺に降ったpH2.5の特異的酸性雨について
(2) わが国の酸性降下物質の降下量について
(3) 関東およびその周辺地域における酸性雨
(4) 降水の汚染機構に関する調査研究
(5) 今後の酸性雨研究の動向について
・第27回(1986年)場所:京都
テーマ:森林・湖沼環境と酸性雨
(1) 琵琶湖への降水からの栄養塩負荷
(2) 降水と森林流出水の水質についてー森林の影響―
・第26回(1985年)場所:東京
テーマ:酸性降下物の影響
(1) 欧州の酸性雨問題について
(2) わが国及び欧米の酸性降下物による生態被害について
(3) 岩手県の酸性雨の実態調査について
(4) 酸性雨と土壌
(5) 酸性雨と農業生態系
(6) 酸性降水に対する水域生態系の化学的緩衝作用
・第25回(1984年)場所:宇部
テーマ:酸性降雨における地域特性
(1) 雨水データの信頼性の確認
(2) 酸性雨の広域調査の必要性と問題点
(3) 雨水データの収集、解析、評価法(我国各地の調査例と汚染の実態)
・第24回(1983年)場所:四日市
(1) 雨水のサンプリングと成分分析上の問題点
(2) 降水成分のデータ解析における二三の問題点
・第23回(1982年)場所:宮崎
酸性降下物に関する諸問題