看板

楽器編成
ViolinoT
ViolinoU
Viola
Violoncello
Contrabasso

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弦楽5部(上記「楽器編成」参照)のみで演奏される、 バロック風の堂々とした曲です。
音楽形式は、バロック時代に完成したといわれている、 典型的なロンド形式をとっており、楽曲も、 同時代に完成されました「反復進行」 という和声進行や、「ストレッタ」という音楽形式をふんだんに使っています。

まず、ヴァイオリンの堂々たる「主題」から始まりますが、この主題は、4小節ずつの「A→B→A」という、 12小節の中に2回同じテーマが出てくることによって、聴き手にこの主題を印象付けています。
エピソード」の1回目は12小節と短いですが、その中に「『V→Y』→『U→X』→『T→W』」「『Y→U』→『X→T』→『W→Z』→『V→Y』」 「『U→X』→『V→Y』→『W#→Z』」と、3つの反復進行を含んでいます。2重カッコの部分は1小節ですので、12小節のほとんどが反復進行です。
再び「主題」部分が演奏され、続いて2回目の「エピソード」へと入っていきます。 この部分は、1小節ずつ「チェロ・コントラバス→第2ヴァイオリン→ヴィオラ→第1ヴァイオリン」の順に、 その小節の調に合わせて入ってくる「ストレッタ」で始まります。これが8小節続き、全体の演奏になった後、 第1ヴァイオリンの演奏からフェルマータで小休止します。
最後の部分は、再び「主題」が演奏され、簡単なコーダをもちまして、華やかにこの曲を終了します。

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