特別展
伝説のファッションデザイナー
鳥丸軍雪 展
2019年4月13日(土)〜6月23日(日)
鳥丸軍雪は、英国オートクチュール界に大きなインパクトを与えてきた伝説的なトップデザイナーです。その作品は布を垂らせて流れるような優雅なひだを生む手法(ドレープ)や、独創的な布のカットから生み出され、鳥丸は「ドレープの魔術師」「絹の彫刻家」と呼ばれてきました。英国王室のダイアナ元皇太子妃やスウェーデン王国のアヒルビア王妃、日本では人気タレント黒柳徹子ら多くの著名人の衣装を手掛けたことでもしられています。
1937年、宮崎県生まれ。59年に神戸から世界へと羽ばたき、ロンドンカレッジ・オブ・ファッシヨンで学んだ後、パリで世界的デザイナー、ピエール・カルダンのアシスタントデザイナーを務めました。
シンプルかつ洗練された独自のスタイルで作品を発表して、国際的な評価を獲得します。
本展では、プリーツやドレープを駆使した代表作を中心に、デザイン画など約80点を一堂に紹介。
神戸から渡英して60年。鳥丸の歩を展望する貴重な機会となります。
神戸ファッション美術館発行資料より
鳥丸 軍雪 氏