帯広タイマンオフレポ

第一話 一人相撲

 11月3日 
 朝9時帯広空港着。
 今回の目的 木村心さんに秋雪という人間を見せつけること。
 

 ということで、朝9時に帯広空港に降り立ちました。
 前日に、ゲーセンでDDRをし、バッティングセンターで岡島と対戦をし、睡眠時間が2時間という肉体的にはかなりの悪条件でも、精神的にはかなりのハイテンション。

 
 初対面は大切です。
 初っ端で相手をびびらせれば、精神的に優位になります。
 やはり外見でびびらせるのが一番効果的です。
 
 
 ニット帽にグラサンというプチヒップホップ系ファッションに身を包みいざ帯広空港ロビーへ。
 どうやら、地元の高校生の修学旅行らしくロビーは混みあっていている様子。
 高校生もテンションが高いらしく大きな声で喋っているのでいやでも会話が聞こえます。
 そんな中、どうしても聞き流せない発言が・・・・・・
 
 
 女子高生「なにあれ、芸能人気取りかな(馬鹿にした口調で)」
 
 
 ・・・・・・・・キョロキョロ、周囲確認
 自分の事を言われていると判断。
 
 
 トイレへ駆け込み、グラサンと帽子を剥ぎ取り鏡の中の自分を動揺しながら覗き込みました。
 確かにちょっと勘違いした服装かな、と思ってました。
 木村さんに恐もての所をみせればよし、勘違い系だねー、と言われれば笑いがとれて美味しいかなとも思ってました。
 
 
 だがな、少なくても見ず知らずの女子高生に指摘されるほど勘違いした服装ではないと思ってたのよ。
 予想外の発言に動揺しまくり、さすがにグラサンをかける気もなく、鏡に向かってしばし呆然。
 久々に痛かったわ、マジで。
 
 
 とりあえず気を取り直して空港内で木村さん探し。
 それらしい人、全然いません。
 
 
 朝6時に朝ご飯をファミレスで食べながら木村さんを電話をして起こしました。
 その時に、4時までメッセンジャーをやっていた事を知りました。
 シャレで大学の友人に電話を代わったら、空港からかけるっていったのに、なんでこんな朝早く電話かけるのと言われたらしく、友人から少し怒られました。
 
 
 朝7時半に空港から電話をして木村さんを起こしました。
 飛行機出発時間ギリギリでしたが、頑張って電話をしました。
 だって、事前に女性だから準備に1時間はかかるので、早めに起こすように、と言われてたから。
 さすがに、この電話で起きて準備しはじめるだろうと思っていました。
 
 
 で、現在9時半。
 空港内、いつのまにか人がいなくなっていました。
 電話をしようにも、PHSは圏外です。
 公衆電話から携帯にかけたのですが木村さんは出ません
 一応到着9時45分といってあった気もするので、10時くらいに着くのかもしれません。
 
 
 でも、2度あることは3度あると言います。
 まだ、寝てるきがします。
 そういえば、週末は結構長時間睡眠をとるとか。
 だんだん不安になってきました。
 そうこうしているうちに、地方空港らしく人が一人もいません
 結構寂しい感じです。
 
 
  無事木村さんに会えたのか。
  それは第2話をお楽しみという事で。

 

第2話
戻る