病的船団03 in 生駒!
一人芝居 in 恵比須町!

特攻舞台Baku-団の秋は、ROAD TO 神戸(3月まで)




9月24日(木)  9月25日(金) 9月28日(日)  9月29日(月) 10月2日(木) 10月5日(日)  10月6日(月) 10月12日(日) 10月13日(月)  
本番直前、隠しページ!


10月16日(木) 10月17日(金) NEW11月13日(木)

9月24日(木)


さあ、トゥルーフェイスとオンドも立ち見が出る程の超満員御礼で終了した特攻舞台Baku-団。
次は3月! 初の神戸進出です。



、、、、、、、と、その前に、まだまだありますよ!
爆発的な舞台が!
10月18日には、奈良生駒市において、外部公演以来を受けての病的船団。
11月末には恵比須町ジャングルインディペンデントシアターにおける一人芝居のイベントに参加します。


おお! いっぱい!
この僕、水本に至っては、11月末に別劇団の作・演出を担当させていただきます。




おお! いっぱい!
こりゃあ、神戸までまってられないぜ!
名付けてROAD TO 神戸!
神戸までの道のりだ!!

てなわけで、稽古場日記開始。
不定期で様々な稽古場日記をお送りします。

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9月25日(金)


さて、本日より病的船団稽古開始です。
病的船団といえば、2002年6月、初演されたBaku-団の名作。
古めかしい帆船の上に、治療として集められた8名の病人と2人の医者。
精神病という重いテーマを置きながら、エンターテイメント性を確立する。
後にBaku-団のカラー? とも言うべき『リビドーテイメント』を明確に打ち出したのも、この公演からです。

その当時は新聞の取材を受けるなど、団設立以来からのヒットの予感に浮かれポンチになったもんです。


↑ 当時の写真、なんかええ感じ。
中央の主役、カッケルを演じた室田憲子さん(団内最年長、最低身長)は、この後、長期冬眠に入りました。



そしてその後、同年10月、南堀江萬福寺にて、再演されました。
これは、外部からの依頼を受けて行われたもので、当日はBaku-団員がトークショーにも出演。
なれないスタイルにドキドキしたものです。

しかし、変わっていたのはそんな所ではありません。
上演された場所は萬福寺。お寺! 畳敷き! え、舞台ないやん! 普通の部屋やん!

そうです。イベントの主旨上、初演版とは、1/2ほどの広さのスペースに舞台を組む事になってしまいました、、、。
しかも、下は畳敷きの和室。天井も低い。照明や音響もほとんどセットできない、、、、、。

さらに! 冬眠した室田の代わりに、当時入団したばかりの川上七瀬に主役が大抜擢!

当時、まだ右も左も分からぬティーンネージャーの彼女には恐ろしいプレッシャーがかかっていたに違いありません。

とにかく、大変でした。


↑ こんな、しっとりした舞台から、、、、。




↑ こんな和室へと変身、、、、、、、。



さて、今回はどうなる事やら、、、、、。

ちなみに、今回のキャスティングは

カッケル (何となく自閉的)   = 室田憲子(復活)
ポプリ  (ちょっと、幼児癖)  = 熊本早百合
ゼクソン (気がつけば、暴力)  = 谷屋俊輔
イズツ  (なかなかに、神経質) = 秋葉勇人(新)
エイン  (時折、自殺願望)   = 粟賀ジュン
リゲル  (結構、潔癖)     = 石神禿(新)
カイ   (やや、拒食)     = 太田垣綾子
フルイエ (ある程度、引きこもり)= 松枝巧

ウミカゼ (医者)        = 鈴木洋平
セッキ  (助手)        = 水本剛(新)



です。
おお! こ、これは、、、、、、、。えらいことや。

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9月28日(日)


 さあ! 本番まで20日。
なのに、稽古はまだ始まったばかり。
自分達の過密スケジュールに冷や汗、ドキドキの稽古場日記です。

とにかく、今回のポイントは、大きく話の流れに変化はありませんが、
イベントの都合上、時間が1時間20分程に短縮されている所です。
ちなみに、初演時が1時間40分、、、、、。

20分、どこか削られている!!

もう、バラシますけど、
笑いの部分と、性的な表現の部分が大幅にカットされています。
それ以外、削れませんでした、、、、。
つまり、今回は
『病的船団 真面目mix』
とでもいっておきましょうか。

しかし、初演版と変化がないといっても、新しく入ったメンバーが3人。
とにかく、繰り返し繰り替えし、同じシーンを煮詰める事にします。


僕自身も役者として病的船団に出るのは初めて。
水本ならではの、悩める青年医、セッキを表現したいと思います。


主役のカッケルは、長い島流しの刑から生還された室田憲子さん。
ブランクの長い、そのタルんだ、性根を叩き直す所からスタート。




にしても、似てるよね。



某、マンガ人物に。


パパンが、パン!!
誰が殺した クック●ビン!!

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9月29日(月)


 さあ、9月も終わりです。
稽古場日記です。
さて、残り少ない日数でとにかくギュッと煮詰めて稽古をしていきます。

とにかく、新しく変わったキャストにはかなり厳しいスケジュールなのは間違いありません。


なかでも、セリフ覚えの悪い、この人、秋葉隼人は大ピンチです。
ちなみに、自称Baku-団1セリフ覚えのいい僕は、絶好調です。

今日でおそらく全シーンの半分の動きはついたはず。
んで、来週には通し稽古開始予定。
だ、大丈夫か?
よりパワー&スピードを増して頑張ります。

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10月2日(木)



 いよいよ10月。
月見バーガー恋しい、稽古場日記です。
 
さて、いよいよ稽古も中盤に差し掛かり、ラストシーンあたりを稽古して行きます。
とにかく、10人の役者が同時に出ているシーンが多い為、自分がどの位置にいたら良いのか混乱しがち。

同じ舞台空間で、5つの部屋と、甲板を同時にいったり来たり。

後にトゥルーフェイスとオンドでも生かされた、小切りにされたスペースを組み換える事で、数カ所のスペースを演じわける、
『チクタクバンバン』式演出は、この病的船団が始まりなのです。
よりスムーズに、より分かりやすく。
病的船団、ええ感じに仕上がってます。

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10月5日(日)


 

 体育祭! 稽古場日記です。

 さて、今日も稽古稽古。
写真のシーンは、ほとんどラストシーン。
まるで、体育祭のマスゲームのような全員同じポーズ。

基本的にキャストが変わったといっても、話の大筋や演出手法に変化がない為、古参のメンバーと僕を含めた新メンバーの間に完成度の開きが、、、、。
新メンバーの皆、早く台本を離すのだよ。

3ヶ月(初演)と1ヶ月(再演)かけた稽古を10日程で補わなければ、、、、。

ああ、精神と時の部屋が欲しい。

明日はいよいよ通し稽古。頑張らないと。

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10月6日(月)


 さあ、今日はやりましたよ。
通し稽古をね!

とりあえず、新メンバーは台本片手に、旧メンバーは谷屋だけ台本片手に(殺)、通しに向かいました。

つまる所多数。 おい! 谷屋、前に稽古した立ち位置と違うじゃねえかよ! セリフ飛ぶ所数カ所。
なんとか、最後までやりきることができました。

でも、本番までに、まだまだ整理しないと。
しかも時間をあと10分程短縮しなければならない、、、、、、。

でも負けないっ! 生駒が俺を呼んでるぜ。

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10月12日(日)


 

 さあ! 出航(本番)まであと1週間!
気合い入りまくりの、稽古場日記です。

さて、今回はニューメンバーの最後の独りをパチリ。
近年のBaku-団では準レギュラーとして活躍されております、石神”ゴッド”禿(かむろ) さんです。

ゲームマニアにして、漫画マニアにして、CDマニアにして、特撮マニアの彼、、、、、。
マニアックなメンバーが多いBaku-団ではありますが、彼は他の追随を許しません。

そのコレクションの収集の為、彼の睡眠時間は平均1〜2時間、、、、、、。
でも生きてる、、、、、。不思議ね、人間って。

そう、人間って何でもできるんだ。僕らが望めば、時だって超えられるさ。

そんな事を考えさせてくれます。

そんなゴッドが、今回演じてくれるのは、潔癖性の青年、『リゲル』。
全キャラクターの中で最も人間味溢れる役をどう演じるのか、こう御期待。

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10月13日(月)


 

 よーし! 残すところ、稽古も後わずか。
気合い入れていくぜ! 大雨だけど!

てなわけで、これ!
これ見て!

背中に、『気がつけば、暴力』、、、、、て!

何だね、これは?

そう、初演版、萬福寺版を御覧の方にはおなじみの、この衣装でございます。

『全員の病名』が分かりやすい!

そして、ラストシーンでは、この背中が、、、、、おおおっと!
いかんいかん。ネタ晴れしてしまう所でした。

でも、今回のホール、客席が遠く、この背中、見えるのかしら?
、、、、、、、、、、。興味のある方、前の方におすわり下さいね。

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10月16日(木)


 はーい、本番直前、最後の稽古場日記です。
ていうか、これみてる人、いるのかな、、、、、、、。

とにかく、最後の最後まで、焦らず緻密に演技を練ります。
今回は、外部の依頼を受けての公演。
いつものように、自分達の都合のよいスケジュールではありません。
でも、下手なものはプロとしてみせられません。

いつも以上に、気合いを入れます。
Baku-団マスク氏よりは、『再演し過ぎて、こ慣れ ないように、初心に戻れ!』
と、お叱りを受けました。
そう、どんな時でも新鮮な気持ちで舞台に立たなきゃ。
うわつくな。緊張するんだ、皆。


おや?






拡大!








寝てるジャン! 松枝!!




稽古中に寝てるよ、普通に!
全然、緊張してねえよ! 初心忘れ過ぎだよ! 慣れ過ぎだよ!

※この後、彼にはBaku-団マスク氏からワンダフルメキシカンコンボ(注)をくらいましたとさ。



こ、こんなのでいいのかな、最後の稽古場日記。

(注)ワンダフルメキシカンコンボ = ボディーブロー → パワーボム → 各種スープレックス → ジャイアントスイング でフィニッシュ。
ゲーム、『鉄拳』のキングの必殺技です。

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10月17日(金)




生駒です。
仕込みです。

頑張ってきます。

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11月13日(木)


お久しぶりです。稽古場日記です。
現在、Baku-団はジャングルインディペンデントシアターの一人芝居イベントに参加すべく、奮闘中。
そうです。一人芝居! Baku-団初の試みです。

んでもって、作・演出をするのは、熊本早百合!

今までの、水本・Baku-団マスク 路線から脱却した、これまた初の試み!






だ、大丈夫か?






御心配なく。実は、この熊本さん、水本と同じ戯曲(台本)学校出身なのです。
だから、きっといいペースで、稽古してるはずっ!


ということで、 現在、他の劇団に出かけてる 水本が、稽古場に取材に出かけました。

どーれ、どのくらいの完成度かな?
さぞかし、すんごい稽古してるんだろうな、、、、。











以外と、さみしげ でした。



そう、一人芝居って、当然、舞台に立つのは1人なわけで、、、、、。
稽古場も人数少なくて、さみしいのです。
普段、たくさんの役者がひしめくBaku-団の稽古場とは、ちょっと雰囲気が違いました。


こちらは、谷屋の動きを見つめる、演出の熊本と、共演者の秋葉勇人。




ん? 共演者?

そうです。実は、この1人芝居。
上演日によって出演者が異なるのです。
チラシには、出演 = Baku-団員 となっておりますが、、、、、。

ここに、どこよりも早く! 出演者を発表します。

11月21日(金) 20:30〜  秋葉勇人
11月22日(土) 15:00〜  谷屋俊輔
11月24日(月) 15:30〜  谷屋俊輔



です。いやー。お目当ての役者の回に是非どうぞ。
ところで、気になるタイトルですが、

『そりすと』といいます。
どーいう意味? 
熊本曰く『1人(ソロ)で挑む人』ということです。

そのまんまですね。頭悪げ。ひねりなし。
まぁ。どんな内容かは、おって、取材を続けますので。

とりあえず、ヒントは、上の写真の、、、。


気になる、コイツ!
ていうか、プーさん、って何で下半身裸なんかね?


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