M68 CCO
AIMPOINT COMP M2
AIMPOINT社の製作するCOMP M2/ML2はM68パッシブレッドドットサイトとしてアメリカ軍に採用され70000個以上が納入されている。M2シリーズは同社の製作したCOMP MILITARYモデルの改良型にあたるモデルで、バッテリー稼働時間の大幅な延長に成功している。またM2モデルでは第三世代の暗視装置と組み合わせることで暗視装置用のサイティングポジションが得られるシステムになっている。光点は10段階でM2モデルではエレベーションスイッチの無発光ポジションにナイトビジョンポジションを充て消灯スイッチは存在しない。ナイトビジョンポジションは通常の視覚では視認できない為電力消費には殆ど影響しない。MLモデルにはナイトビジョンポジションは省かれている。
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今更ながら実物AimpointM2を入手。箱のデザインはなかなか格好よく中は結構シンプルでM2が型にはまって横たわっていました。付属品は前後のキャップとボタン電池と説明書&保証書(もちろん英語で読めない・・・)。
パチコンより目立たないAimpointの刻印。さらに、モデルを示している文字はプリント。前後のキャップにはAimpointのロゴが入っていてパチコンより柔らかいゴム製。ドットは全10段階の明るさでクリック感は抜群です。ただ、レンズを覗くと乱反射がなぜか目立ちました・・・ 。個体差なのか・・・?パチコンの方が乱反射は目立たなかったんですが。
実物キルフラッシュ。プラスチック製ですが目が細かく非常に良く出来ています。以前パチコンにパチコン用のキルフラッシュを買って付けましたが編み目が荒くすごく見づらかったです。
今回、実物のM68を入手して一番、悩んだのはマウント。Aimpoint、Knight's、A.R.M.S、GG&G等、色々なメーカーから専用マウントは発売されていますが形、装着方法が異なります。真っ先に買ったのがAimpoint純正マウント。固定スクリューが大型で取り付けが容易ですが横幅を取りすぎるのが欠点でフラットタイプのレシーバーで無ければ邪魔になってしまいます。M4やM249SAW等はそれほど邪魔にはならないですが、A2タイプだと高さと横幅が出てしまい使いづらくなります。なのでA2タイプ用に、なにか良いマウントが無いか探したらA.R.M.S製のA2タイプ専用マウントが有ったので即購入!GG&Gのマウントも良かったですが、他のマウントに比べて1万円くらい高いので見送り・・・。機会が有れば、入手したい1品です!
スマートにA2タイプにM68を取り付けたいと思いオークションで発見、購入したA.R.M.S社製M68専用マウント#16A。A1,A2系のキャリングハンドルに直接取り付けるマウントで別途に20mmのレールマウントを必要としないで高くなりすぎない利点があります。色はパーカーで、M68専用を示す「COMP U M68」と側面に刻印が入っていて、実はこの刻印で購入を決意してしまったのです・・・。
M68は黒色で#16Aはパーカー。統一した色も良いがこういったツートンカラーもなかなか良いです。
4本のネジでM68本体を固定。マウント上部にはA.R.M.Sの刻印が入っています。また、右側面にはM68専用の「COMP U M68」の刻印が入っていてM68専用を示しています。
A2に取り付けた状態。キャリングハンドルに直接取り付けるのですっきりしたイメージです。本来だと20mmのレールマウントを取り付けて、さらにマウントを載せる事になるのでM68が高い位置になってしまいます。
M4と違い高い位置にM68が来るので少々バランスが悪いです。構えて覗くときもストックに”頬”を載せるのではなく”顎”を載せる感じ。チークパットが欲しいところです。
Aimpoint社がM68用に作った純正マウント2ndタイプ。主にM4のフラットレシーバーに載せる事を前提としてあり大型の固定スクリューが特徴。アルミ素材で作られていて非常に軽く丈夫に出来ています。写真の物はノーマルの高さで、専用スペンサーで約30mm上げることも出来ます。
流石に純正品とのことで、M68の塗装とバッチリと合っています。固定スクリューが大きいので取り付けはスムーズですがM4やM249等のフレーム上部のレールじゃないと固定スクリューが邪魔で取り付ける場所が限定されてしまいます。A1,A2系に取り付けるとフレームから固定スクリューが、かなり飛び出てしまい使いづらいです。
M68とマウントは4つのネジで固定されています。固定スクリューは大型化されていて手袋をしたままでも脱着がスムーズに行えます。固定スクリュー中央のギザギザ模様は閉めすぎ防止のトルクコントロールラッチで一定の力が掛かると空回りするようになっていてレールの傷つき防止になっています。
M4に載せた状態。フラットレシーバーに取り付けするので固定スクリューがそれほど邪魔にはならないです。また、余計に高くならないので従来のストックでも十分にサイティング出来ます。この状態で覗くと丁度、ドットがフロントサイトに掛かる程度になります。低いと感じたら別途のスペンサーを咬ませば30mm程度高さが上がるようになっています。
専用のキルフラッシュを装着。レンズの反射を押さえるための物ですがBB弾よけにもなるかも?
左下の写真、わずかに左下に乱反射が出てる。昔所有していたパチコンより実物の方が乱反射が目立って少々がっくりです・・・。
M2,M3シリーズ用の専用カバー。防塵、防水対策のためM2,M3シリーズに装着して使用します。色はブラック、タン、ODの3種類。もともとはM3シリーズにセットで同梱されているものらしいですが外見が同じM2にも、なんなく装着できます(現在では単体で発売されています)。マウントを装着したまま被せられるようにマウントが当たる部分に工夫がされています。
Aimpoint純正マウントを装着した状態で被せてみました。キャップも付けたままで難無く被せることが出来ます。カバーはラバー製で柔軟性があり色はブラックだが全体的に少々白く灰色に近い色になっている。
ご丁寧に側面には凸でAimpoint社のロゴがついてます。