如月





人生の旬って奴はいつ頃出てくるものでしょうか


論文も終わったので久々に大学時代の友人達と飲み会をしてきました。就職した人も、進学した人もそれぞれ変わったところはなく楽しい時間を過ごせました。その中に例の赤潮さん(参考リンク:*1*2*3)がいらっしゃって、去年末に出来た彼女ののろけ話を色々と教えて下さいました。というよりも独壇場で皆からレポーターに囲まれる芸能人の如くえらそうに親切丁寧に、ちょこっと照れながら答えていました。


「いつ頃から意識し始めたのですか?」
「そうねぇ、滋賀に二人きりでドライブに行った時かなぁ(髪をかきわけながら)」
「クリスマスは彼女と三日間一緒にいたそうですが?」
「まぁね。誰でもやってることをやっただけだよ(流し目で)」
「それはもう一緒に宿泊したということですか?」
「ご想像に任せるよ・・・(サングラスをいぢりながら)」


ちびまる子の花輪君を彷彿させる程の感じで受け答えしておりました。余裕ありすぎです。そりゃボーナスも貰えて160万の車も買えるってものです。仕事も趣味も彼女もこんなに充実していればもう完璧です。あまりにもすごすぎなので私は「お前・・・輝いてるよ」と言ってしまいました。赤潮さんはニヤリと笑い、お前も頑張れよと励ましてくれました。そんな慰めがどれほど私を傷つけているということを彼は気付いていません。


確かに彼はすごいです。でも彼女からもらった指輪を忘れたり、車を運転中に歩道を歩いてる女子高生を、前から横に頭を90度向けてまでじーっと目で追いかけるのはどうかと思います。とても同じ人間だと思えません。






エンドレスウインター


今年はやけに雪が降りやがるので石川県の冬事情をご紹介します。撮影場所は大学の駐車場。そこは山の上なので雪がわんさか降り続けております。


こんな感じ


その時は吹雪いておりまして撮影するのにも一苦労でした。ちょっと傘をささずに歩く間に頭に雪が積もってしまいます。そして上を向いて写真をとると・・・


真っ白


こんな感じでわけわかりません。暗くて寒いだけです。まるで私の心を現実化したようです。悲しいですね、一人でこんな写真を撮るというのも。


延々と降り続く


見た目は美しいですが、その場に立つととてもとても寒くて凍えてしまいます。自然というのは時には残酷で、人の灯を消してしまうのです。私の心の情景はまさしくそれで、今なお凍てついてるのです。永遠に続く悲しみと絶望の吹雪が吹き荒れているのです。つまり一言でいうと・・・・・「愛なんていらねえよ、冬」>コレが言いたかった






最後の審判


口頭諮問がやっと終わりました。これは大学の論文を審査する面接みたいなものです。先月の中旬にこれを提出したのを、教授が読んで、そしていろんな尋問・・・もとい質問を行うのです。時間は約一時間で、マイ教授とその他二人の先生が私の論文にいちゃもんつけるのです。


「話が飛んで論旨がよくわからん」
「日本語がおかしくて読みにくい」
「研究意義はない」


といった容赦ない言葉が私を責めたてるのです。何か反論しようものなら倍返しでさらに質問ぜめを行うのです。「凡人にはわかるまい」と溜息まじりでとても言えません。そんな過酷な状況の中で私の精神は衰弱し、すべて私が悪いという状況に追い込まれてしまいました。私は非常に繊細であるのでこういったことには打たれ弱く、哀れな子羊のようにうろたえるしかできないのです。そんな風に身も心も傷つき疲れ果てた私にマイ教授はこうおっしゃいました。


「・・・諮問で厳しいことを言ったが辛いのは君だけじゃない。審査する先生も辛いんだ。君達の論文はいわばコンピューターウイルスのようなもので、未熟な論文を読んでると私まで気がめいるんだ」


私の論文がウイルスだってさ、ピエール。HAHAHA!慰めにならない言葉のおかげで初めて殺意を感じてるよ(金属バットを握り締めながら)






今ここから革命が始まった


A・D・S・L・開・通


夢のADSLが開通しました。石川県にはまだ新幹線がきてませんがブロードバンドの波がここにきましたよ。今まではテレホーダイで我慢してたのですがついにやりました。12メガは前とは比べ物にならないくらいに速いです。もうびっくりです。以前は五時間かけてデータ(中身はヒ・ミ・ツ)をダウンロードしてたのが今ではトイレに行ってる間で終了するのです。連邦の新型はこんなにも速いとは思いもしませんでした。ではこれからエロ画像・動画を収集しにいってきますのでマタネ!(いかにもさわやかに)






チョコレートはとてもせつない味


バレンタインがやってきました。去年、勃発した「バレンタインの悲劇」を体験したシンド君にとって忌むべき日です。今だにその傷が癒えておりません。どうして企業に彼女がいないことを自己PRしなくてはいけなかったのか、その答えはわからないままです。まあ今年は去年の教訓を生かしておとなしく家に引き篭もろうと思います。大学はもとよりお菓子屋には当然行きません。そうすれば傷つく事はないからです、私が


愚痴はさておき、本日をもって大学の授業が全部終わりました。あとは卒業式だけです。さすがにこの年になると涙・涙のお別れという甘酸っぱいシーンを感じる事はないでしょう。そんなに思い入れがあったわけでもないですしね。自分がやりたかったことと到達したいレベルには達したことから、院に入った目的は果たしました。それだけでもう十分ですし、学生生活も楽しかったのでよかったです。ちなみに院の思い出で一番に思いつくのは・・・教授に怒られてた場面なのは何故でしょうか。これが思い出というのも何かせつないです。






  後半