如月−其の二−





受験は様々


受験ブームの波に乗って大学受験の試験監督バイトをしました。私大の受験にて人が足りないらしくお誘いの話が来たのです。試験監督といってもテストを配って受験生の顔を確認するだけなのでらくちんです。テスト中は受験生の不正行為をしないようみはるだけなのが退屈で難点ですが。さすがに受験会場は緊張感があってピリピリしてました。目つきが違います。ここで誰かが裸踊りしても誰も笑わないでしょう。むしろ冷たい視線でかえされるのがオチです。


受験中は暇なので受験生の名簿を眺めていると面白いことを発見しました。歴史で東洋史を受験してる学生はなぜか中国人のような顔立ちをしているのです。いやこれはマジで。なんか糸目でアジアンぽい雰囲気をかもしだしてるのです。他の学科ではそういうのはないのですが、東洋史だとこうも特徴的なのです。もしかしたら東洋史に関しては写真選考がすでに行われているのではと疑う程です。それならそれで私もその選考に参加させて頂きたいのですがねえ。


後は受験生のテストの答えをみてて面白かったです。国語の問題で「ふゆう」を漢字に直せというのがありまして、大半が「富裕」と書いてたので多分正解はこれだと思うのですが、中には「浮遊」と書く人もいました。いくらなんでもこの二つをごっちゃにするのはありえないと思います。文章的にもおかしいですし。駄目でもともとなんでしょうが本当に駄目なのでかわいそうでした。受験中でも結構ドラマって奴があるもんですね。






氷室情報


緊急情報!緊急情報!来る7月20日に氷室さんの15周年記念ライブである「15th Anniversary Special Live 『Case of Himuro』」が行われることが正式に決定しました。これはファンクラブからの情報です。これは当然行きます。ちなみに場所は「さいたまスーパーアリーナ」です。埼玉県か・・・石川からだとちと遠いですが絶対に行きます。公務員試験と多分かぶらないでしょうからいけるでしょう(かぶってたらどうしよう)


とはいえ、チケット代が少々高いのはつらいとこですな。一人7350円でその発送手数料600円をいれると約8000円になるのです。さらに石川から東京に出張だし、コンサートは夜だから宿泊すると考えると・・・交通費+宿泊代でかなりいきますな。大阪だったら楽なんですが。合計は3・4万円ってとこかなあ。ファンというのもなかなか辛いものです。でも今回のコンサートは15周年だから結構楽しませてくれるでしょうし、開場がなんと3時で開始が5時だから長丁場と思ってもいいでしょう。新曲も出すみたいだし色々と期待できますね。


あとは氷室ファンと合流してお話でもできたらなあと思います。石川県から寂しく一人で来るので構ってもらえると嬉しいです。何でか知りませんが身近に氷室ファンがいないもので。






蓼食う虫も好き好き


研究室ではサッカーの話題がしばしば出ます。ここではサッカー好きな人が男女隔てなく多くいますので、その話題に疎い私はついていけないことがあるのです。といっても、女性陣はあのイングランドのベッカム様の話題が大半ですけどね。それくらいは私でもわかります。確かに彼は美形でしょう。チョコ食べたり野菜を選んでいるだけでCMが成立するのですから。


私は個人的にドイツのゴールキーパーであるオリバ・カーン選手が好きです。とても男性的な面構えなのがしびれます。ああいうゴツゴツした人はとても魅力的だと感じるのです。なので私の中ではベッカムとカーンを比べたらカーンの方が男前だと思っています。美形とはいいませんが。そのことを皆に言うと、女性陣は目を見開いて口をあんぐりと開けてくれまして、信じられないといった驚いた顔を見せてくれました。そして予想通り「趣味が悪い」「それやばい」という反応がかえってきました。その気持ちはわからないでもないですが、それでも私はカーンの方が格好良いと思うのです。


しかし、考えてみれば私の趣味は世間で言うゲテモノ系に惹かれる傾向にあるので他人とは理解しあえない所があります。野球で言えば今年メジャーに行った松井秀喜選手が格好良いなと思っています。もちろん顔が。私がいつまでたっても女性とわかりあえないのは、もしかするとこれが原因なのでしょうか。






ポエムはなりきれないとできない


なにやら詩とポエムには違いがあるんだそうです。私は今まで同じものだとばかり思っていたのです。簡単に言うと、「詩」は人にみせる為のもの、「ポエム」は自分の為に作るものなんだそうです。けれども具体的な境界線はないらしく、そういった要素が強く表れているのが違いだと。本当にそうなのか知りませんが、ポエムってのは独白めいた自己満足的なものと考えて良いのですかね。


詩は国語の教科書にでてくる奴だと考えればなんとなく理解できます。でもポエムはどうだろう?そういえば国語でポエムってのは習ってなかった。ちょっと
調べてみるとでてくるでてくる。例えば「LOVE」でやるとこんなものでしょうか。


君のことを想うたびに
切なくなったり暖かい気持ちになれる
君がこんなに私の中で
大きな存在になっていたんだね・・・愛してる


・・・ごめんなさい、手首が震えてこれ以上書けません。というか書きたくもありません。上述したサイトを2つ回った時点で背筋がぞくぞくして寒気が止まりません。ポエムなんか作れる人の気がしれません。このことからポエムの事が理解できました。こんなものかなりの馬鹿ロマンティストじゃないとできない。






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