卯月―其の二―





心に花を咲かすには何が一番でしょう


石川県では車のナンバーは「石川」と表記された車が大半なのですが、たまに「品川」や「八王子」といったハイカラ(死語)でナウい(死語)車を時折見かけます。はるばる東京からこんな田舎まで来るとはご苦労様です。それほどまでに自分のブルジョワステータスをPRしたいのか、「俺はお前らみたいな田舎者とは違うぜ!」といわんばかりの挑発振りです。これだから都会者は困ります。


そういう車の後ろについた時、私としてはそこらへんにある田んぼの泥を投げつけてやりたい衝動に駆られます。「やーい、都会者!田んぼの泥を触れる事できるかー?ヒャッヒャッヒャッ!」といいながらその車を泥だらけにしたいのです。都会者はそういう土といった自然に触れたがらないですしね。そうやって泣かしてみたいのです。


・・・どうも最近ひねくれた感情を持ち始めてます。心に余裕がないと悲しい人間になりがちですね。愛が欲しいこの頃。でもこんな自分が可愛いと思うこの頃。






矯正できる性できない性(「せい」じゃなく「さが」と読んで下さい)


公務員の勉強をしてると、高齢化社会についてとかいたって身近な問題について取り扱っているものがあります。当然ながら年金問題を見てると、私が年を取って仕事から引退したら年金は貰えたらいい位「雀の涙」なものになってます。


国は当てにはならないでしょうから自分で身を守らなければいけません。ではどうすればよいでしょうか?老後でも働ければ問題ないですが、なかなかそれは難しいでしょう。だとすれば貯蓄を始めとする資産運営でしょうか。もしくは子供を沢山作って面倒見てもらう作戦でしょうか。資産運営はともかく子作りならなんとかがんばっちゃおうかなあと思わないでもありません。


この年で老後のことを考えるのもなんですが、でもやはり無視はできない問題ですよね。この分野の勉強をしてると、どうしたらよいかと思案に暮れてしまいます。そう悩む以前に私は就職をしなくちゃいけないのですけどね。何もしてないのに勝手に考えて悩む癖はどうすれば治せるのでしょう。






前半