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公演名:Kyosuke Himuro Tour 2004 "SOUL STANDING BY―PLUS"
・日程 : 1月1日(土)19:00開演(NEW YEAR SPECIAL LIVE)
・会場 : 日本武道館(収容数:14,951)


◆日本武道館公演(1/1)セットリスト
 1.VIRUS
 2.Weekend Shuffle
 3.Claudia
 4.NATIVE STRANGER
 5.WILD AT NIGHT
 6.LOVE & GAME
 7.RANAWAY TRAIN
 8.FOOL MEN'S PARADE
 9.DON'T SAY GOOD BYE
 10.YOU'RE THE RIGHT
 11.STAY
 12.WILD ROMANCE
 13.Emphatic Line 〜featuring DAITA
 14.GONNA BE ROGUE?
 15.LOVE SHAKER
 16.Girls Be Glamorous
 17.TO THE HIGHWAY
 18.NO.NEW YORK
 19.ANGEL

 アンコール1
 20.Still The One
 21.LOVER'S DAY
 22.ダイヤモンド・ダスト

 アンコール2
 23.ONLY YOU
 24.TASTE OF MONEY
 25.KISS ME
 26.SUMMER GAME

 アンコール3
 27.BEAT SWEET
 28.RENDEZ-VOUS


◆ツアーメンバー
 Guitar  :DAITA
 Guitar  :本田毅
 Bass   :西山史晃
 Drums  :真矢
 Keyboard:小森茂生


◆日本武道館公演(1/1)レポート
正月早々のライブ。今回で私は記念すべき10回目の参戦です。丁度良い区切りを迎えるには相応しい舞台(?)なので、いっちょ武道館まではるばる足を運びました。なお、この日北陸の天気予報は60センチの雪が積もると言われ、電車が動くかどうかすこぶる不安でした。でも雪による遅れはでなかったので助かりました。


余談ですが、東京に行くまで道中雪が降っていたので傘を持っていったのですけど、関東では晴れだったので会場で傘を持ってるのは自分だけでした。赤い傘を持っていた田舎者を見かけたらそれはシンドです。傘持ってた人は他にもいたでしょうが、自分の周囲にはいなかったので「地方から来たのがバレバレじゃないか?」とハラハラしておりました。


あたりはもう真っ暗でした


会場付近を歩いてると、やけにスカした奴ら(氷室スカジャンを着た人)とすれ違いました。この服はヤ○ザのようにしか見えないのは私だけでしょうか。どう見ても格好良いとは思えない。でも入場するまですごい寒かったのでちょっとだけ羨ましい気が。


***


恒例の会場座席・音響から入ります。私の座席は南東の二階スタンド席で、後ろから六席程に位置していました。二階席の一番後ろにいた立ち見の人々とほとんど変わりませんね。でもすこぶる見難かったという訳でもありませんでした。武道館はこういう形の座席になっており、ニ階席からはステージ全体を見渡す事ができます。それでも舞台からは遠いですけど。


席からは、高低差があるのか氷室さんを見下ろすといった感じでした。そもそもニ階席の座席はとても小さく、背もたれも腰ぐらいしかなく、両隣の人とはすぐに肩がぶつかり、バランスを崩すと前の人に倒れてしまいそうな代物です。なもんで立つとちょっと怖かったですね。ジャンプなんかしたら本当にドミノ倒しになりそうです。でも前の人が邪魔で見られないという事はありませんでした。


音響の面では、座席が右翼なので面と向かった右スピーカーの音が大きく聴こえてました。ステレオで聴けなかったですが、それでもいい感じに聴けたと思います。個人的に言えば、少々音が小さかったような気がしますね。会場の構造のせいか、ライブ特有の振動が響いてきませんでしたから。


ステージ全体像や音響の面では問題はありませんでしたけど、やはりメンバーの顔が全然見えなかったのは残念です。本当に小さかったんですもん。乳首どころじゃないですよ。彼らの表情が全然わからないので、この点においては残念でした。大きなTV画面があれば話は別ですが、今回はそれがなかったので仕方無いですな。


でもステージの両端に小さいTVがそれぞれ3・4台ほどありましたね。先の座席図を見てもらえばわかると思うのですが、今回のライブでは北東・北西スタンド席も開放されており、この席からはステージはほとんど見えない(おそらく氷室さんの後姿しか見えなかったであろう)から、その人達の為に設置されたのでしょう。


小さいといっても、多分30インチぐらいはあったと思うのです。というのも、アップで出た氷室さんの顔が生でみるより大きく見えたからです。DAITAさんのギターソロのアップとかも、そっちのTV画面を見たほうが(まだしも)わかりやすかったですね。また色んなアングルから見ることができたので、時折私はそっちの画面を見ておりました。


***


さて曲紹介にいきます。といっても、ライブは前回のライブで行われたものとほぼ変わりありません。演出・構成も同じですし、以前やらなかった曲をしましたが、その分やらない曲もありました。というわけで、今回のレポートは以前と異なる点や、気づいた点についてやっていこうと思います。


一〜五曲迄はとりあえず叫ぶ。「NATIVE STRANGER」のイントロはやっぱり「ハイ!ハイ!ハイ!」(オイオイか?)と連呼するんですね。てっきり石川だけかと思ってたのですが、そうではないようです。氷室さんも煽ってないのに、いつからこれが定番になったのでしょうか。でも私としてはこれ結構好きですけどね(笑)。


ワイルドな夜をすますと、氷室さんMCです。「一年の計は元旦にあり・・・来年に向けて・・・フゴフゴ(←誤魔化してる)・・・いや今年も頑張るゼ!」と、うるおぼえですがこんな事いってました。今年はやはり冬眠したい事をついポロッともらしてしまった感がありました(笑)。でも元旦に言う「来年」って言葉は「今年」とよく間違えますから、氷室さんもそうだと思いたいのですけど、やっぱ間違いじゃないと思いますネ。やはり今年は冬眠の予定?


ドラムのイントロですぐわかる、久しぶりの「LOVE & GAME」は妙に懐かしかったです。ライブの定番曲だったのにツアーでは外されていたせいか、いつもより嬉しかったですネ。ちょっと前まではマンネリだとかいちゃもんつけてたのに、たまにやると嬉しいと感じる現金なシンドです。HAHAHA.


気になったのは「RANAWAY TRAIN」です。絶海の孤島の如く、ソロ曲の合間に一曲だけ暴威曲をするのは何故だろうなーと思ったのですが、多分氷室さんはこの曲気に入ってるのでしょうね。深い意味はないと思うのです。私もベースや本田ギターが格好良いと感じてるので別にいいのですけど、だからといって「STORMY NIGHT」を外さなくても良いじゃないか。


「DON'T SAY GOOD BYE」ではちょっと涙ぐむ。Bメロの「おまーえの・・・」(『ま』がポイント)と歌っている箇所がお気に入りです。この部分で氷室さんは力強くやってくれたので、感情移入してしまいました。そうそう、曲の最後に歌詞を付け足した部分がありましたがようやくわかりました。「愛がここにある、傷がここにある」というものでした。


「YOU'RE THE RIGHT」では打ち込みの音がよかったなと思いました。前回は氷室さんの声に集中していてわからなかったのですけど、打ち込みの音が曲に厚みをかけてきたので、なかなか良い雰囲気になってるじゃないかと思いました。ここらへんはやはり小森さんの手腕によるものなのでしょうかねえ。我々はよく氷室さんにばかり目がいきがちですけど、やはりこういう地味な部分が良いからこそ良いライブになるものですな。


ワイルドなロマンスの「お前の体は秘密のコンセント」という部分で、やけに大声で歌ってる人がおりましたらそれ私です。別に深い意味はないのですけど・・・何ていうか・・・気に入ってしまったので・・・ワカルヨネ!それはそうと、この曲のサビって氷室さん客によく歌わせますよね。簡単な英単語とかを昔からよく歌わせてますけど、最近では少し複雑なものまで煽ってますな。ちょっとついてけない人々が増えるような気がします。


これ以降はアンコールまで盛りあがる曲に入っていきます。いつもならば私は客のノリについてあーだこーだ言うのですけど、今回はそうじゃないです。いや、皆さん訓練されておりました。私の周囲の話ですけど、DAITAソロは二階スタンドにも関わらず座る人あまりいませんでしたし、「ROGUE?」ではポカーンとする人はあまりいませんでしたし、グラマラスに至っては掛け合いの部分が揃っておりました。


印象的だったのが、ノリの切り替えしがすごかったところです。大概ノリの良い曲になると、ご存知のとおり皆さんはサビ以外では手拍子を行い、サビでは腕を挙げて前後に振ります。武道館ではそれが恐ろしい位によくできており、切り替えしがとても早かったです。鈍い私は多少ついていけなかった部分がありました(笑)。さすが正月からライブに参戦するファンです。生半可な奴はおりません。


バラードの時は本当に誰も大声で歌ってなかったのはびっくりしました。大概誰かは大声で歌うものですが、それはなかったです。ノリのいい曲では大声で歌ってる人多かったので、バラードもそうなるかなーと心配してたのですが杞憂に終わりました。こちらの切り替えしもステキです。いつもこうならいいのですけど。


掛け声もすごいですよ。グラマラスのイントロで氷室さんが「ホゥー!!」と叫んでる部分も当然客はやりましたし、ハイウェイでもイントロや曲中の「フゥー!」も気合が入っておりました。傍から見ればやばい宗教やってると思われても仕方無いくらいの熱気でした。ああライブって魔物なのね。とにかく、こんな感じで訓練された氷室ファンが沢山おりました。


「NO.NEW YORK」では面白いところがありました。これは上の座席から見えてたのでアリーナ席の方々はわからなかったと思うのですが、メンバーの照明問題について述べたいと思います。照明問題といっても、単にライトが当たってるか当たってないかの話なのです。まずは、この曲の間奏部分(ターンタンタン♪と繰り返す部分)を思い浮かべて下さいませ。


この時、ステージではDAITA・氷室・本田さんが客席近くまで前に出てきておりました。そうなると照明の方は彼らに光を当てます。しかし西山さんには当たっておりませんでした。彼はドラム前の薄暗いとこでべべベンベンと演奏しております。彼はこう思ったでしょう。「何故俺にスポットライトが当たらないんだ?」と。


DAITA・本田さんは花道の両端におりましたので、非常に目立っておりました。ちなみに氷室さんは当然ステージ中央です。彼らばかり目立っていたので西山さんは面白くありません。きっと歯ぎしりして悔しがってた事でしょう。「俺にも照明をよこせ。目立たせろ。そして歓声を浴びせろ!」と思っていたに違いありません(多分)。


でもそこは百戦錬磨のベーシストですよ。すぐに照明をゲットできる方法を思いつきました。それはライブ中必ず照明が当たる人の傍に行く事です。そう、我等が氷室さんの傍にいけば否応無く注目されます。なもんで、トコトコと彼のそばに近寄り、足元にあるスピーカーに足を乗っけてアクションをとりました。そうしたら氷室さんと絡む事に見事成功し、沢山の照明が西山さんに向けられ、客の声援も来ました!すごいぞ西山!


とまあこういう感じで照明争奪戦が行われておりました。上から見てたら本当そんな感じだったのです。みんな照明当たってるのに西山さんだけ当たってないなーと思っていたら、氷室さんと絡みに行く事で照明ゲットしにいったので、こんなドラマがあるのかなあと。でもきっとメンバー間では誰がどれだけ照明を浴びるのか競争してるのですよ。こういう事言うと、何だか西山さんが腹黒な人だと思われてしまいそうですが、気にしない気にしない。あ、西山ファンの皆様・・・御免してネ!>最低


***


さてアンコールです。真矢さんは癒しビジュアル系だとか軽くメンバー紹介をした後、「REVOLVER」の説明をしながら「Still The One」に入りました。氷室さんは「REVOLVER」やる気満々だったのでしょうが、予定はそうじゃなかったようで。気になったのは、曲の終盤に流れ星が右から左へといった事です。前は左から右だったと思うのですが見間違えだったのかなあ。それとも会場によって異なるのでしょうか。


「LOVER'S DAY」では今までに何度も感想を言ってきたので省略といいたいですが、一つだけ。皆さんはこの曲を聴く時は(私もそうですが)やはり氷室さんの声に集中すると思うのですよ。アクションはやりませんし、バラードですし。でもたまにはバックの演奏にも少しは耳を傾けては如何でしょうか。この曲では本田さんのギターがポイントだと思うのです。


彼のサビの部分で弾いている音色が個人的にすごいイケてます。ギターソロの部分も良いのですけど、氷室さんが「今も胸に・・・」と歌ってるところの演奏が上手く噛みあっております。サビは氷室さんの声しか聴こえないという方がいるでしょうが、機会があれば頑張って聴いてみて下さい。ライブであの音を出せるのはすごいとは思うのです。


次は名曲でもあるに関わらず今までやらなかった「ダイヤモンド・ダスト」。私がこのライブに参戦したのはきっとこの曲を聴く為だったと確信しております。もうめっちゃいい。とろけるくらいにいい。当日の曲の中で一番の出来だと思っております。演奏も演出もどれをとってもグーです。以下長い紹介開始。


最初はピアノだけで始まりました。あたり一面真っ暗な中、氷室さんと小森さんにスポットライトがあたっておりました。ちょっとだけステージ脇にあるTV画面を見たのですが、ライトに照らされた氷室さんの肌がとても白く映り、とても綺麗でした。ステージ両脇にいた人々はかなりうっとりされていた事でしょう。


そして曲が進み他のメンバーも演奏を始めた頃に、後ろのセットで雪が降り注ぐ映像が写りました。「Stiil The One」の星空のキラキラな感じで、雪が舞い落ちるようになっていました。もしかすると、星が零れ落ちるといった方が良いかもしれません。そんな状況の中で氷室さんが「今はラヴィニュ〜♪」と歌うんですよ。会場からは感動の溜息が零れ落ちます。当然私も「あああああ」状態です。


演出はまだ続きます。そんな映像だけの雪ではなく、会場内(といってもアリーナ席)に上から雪を降らせました。多分紙切れか毛糸か綿のどれかだと思うのですが、白い雪に見えたので会場はどよめきます。そこでまた例のラヴィニュ〜攻撃ですよ。バラードなのに盛り上がる盛りあがる。


この時の氷室さんの声は、とてもはりがでていてグーでした。ボーカル中心の曲なので、彼の歌唱力がこれでもかという位にアッピールされました。本当に聴き惚れましたね。こんなの私のちゃちな文章じゃ説明不能です。CDでは体感できない、ライブじゃないとわからないと思います。体が震えるほどのものでした。


またバックの演奏も良かったです。サウンドを強くしたDAITAさんのギターソロや、締めの真矢さんのドラムがなんともいえません。以前この曲を収録したアルバム「MELLOW」について、私は「これは一音一音重みがある」と紹介しました。ダイヤモンド・ダストはその代表的なものです。それが生で聴けて本当幸せでした。何度も言いますけど、この日では一番完成度の高いものだったと思います。


ただ残念だったのが、最後に雪を降らせた機械の場所が・・・なんというかイマイチというか微妙といいましょうか。この機械はステージ上の照明セットに組み込まれております。ステージ上のセットは門のような形をしておりまして、こんな感じ―「Π」―のようになっております。んで、屋根の部分にあたるところから、エアコンのように雪をゴーっと(音は出てなかったですけど)噴出しておりました。


私がアリーナ席にいれば上から雪が降ってきてろまんてぃっくな感情になれたのでしょうけど、いかんせん二階スタンド席なので、そのエアコンもどきよりも上に位置してたので、あまり感動しませんでした。雪が自然に降ってくるのを見れば感動もするでしょうが、下見たらゴーッと噴出してるところを見てしまうと1/3の純情な感動になってしまいます。


なもんで、しょぼい設備ではないのですけど、裏事情が見えてしまうと個人的にゲンナリです。ああ雪降らせてるなあとしか思えなくて。そもそも遠くてよくわからんし。会場の天井から降らせればいいのですけど、無理でしょうしねえ。まあTVでみればすごい感動モノになるのでしょうが。ステージを見渡せられるというのも問題ですな。ここさえ目をつむれば最高でした。


余談ですが、先日おんにゃの人とカラオケに行きまして。格好良いところをみせようとした私はよせばいいのにダイヤモンド・ダストを歌いました。私が熱唱中、おんにゃの人は「次何歌おっかなー?」と考えながら歌う曲を探しておりました。これって無視されたのかな。氷室さんが歌ってる最中、その記憶がフラッシュバックしてしまい少し悲しかったです。断っておきますが・・・泣いてなんかないやい。


***


「TASTE OF MONEY」の時にお金をバラまくのかなあと期待していたのですけど、ありませんでした。雪降らせたんだから、お金もやるのかなあと思ってたのですがけどねえ。やっぱないか!でもいつかやって欲しいデス(笑)。久しぶりの「SUMMER GAME」ではやはり「ガッチュガッチュ」の部分が一番元気だったと思います。私もサビよりも気合を入れてやりました。何かいいんですよね、ココ。


三回目のアンコールに入る前に、氷室さんがお年玉として座席の下にサインを隠したよと発言。テロリストみたいでドキドキしたと言いながら、イタズラ小僧のようにはしゃぎながら、スカジャンも後からあげると言ってくれました。即座に私は座席の下を探しました。ヤ○ザみたいとか格好悪いとかそんなの知りません。貰えるものは頂きます。でもやっぱハズレでした。


氷室さんも言ったように、約一万五千人の人間が一斉に座席の下を覗き込む様子は地味で異様でした。ちなみに氷室さんがサインを置いた座席のところを指さしてたのですが、私の居る南東エリアは見向きもしませんでした。この時は会場は和やかな雰囲気でした。氷室さんのライブでこういう風になるのは珍しいですな。正月というイベントならではでしょうか。残念ながらクジにはあたりませんでしたが、これはこれで楽しめました。


***


まとめにいきましょう。構成は前回のとほぼ同じです。「LOVE & GAME」「RANAWAY TRAIN」の追加によるバラード外しは悲しいですが、代わりにダイヤモンド・ダストを入れてくれました。でも、曲変更するとバラードから変えていくのはやめて欲しいものですな。バラード大好きッ子な私としては厳しいものがあります。


それはともかく、中身の方は良かったと思います。氷室さんのノリも良かったですし、観客はかなり掛け合いが上手くいってましたし、演出も良かったです。アンコールは普通なら二回なのに三回もやってくれましたからなかなかだったと思います。私の場合はアンコール三回は初めてでしたので。


でも、ツアー終盤はどの会場もアンコール三回やっていたそうですし、クリスマスライブではダイヤモンド・ダストもやっていたことから、ツアーと今回のライブは変わりありません。暴威曲だって記念ライブでしてましたしネ。タイトルで「プラス」と表記されてますけど、何が変わったのかなあと思うのです。まあお年玉(サイン・スカジャン)をもらえた人にとっては間違いなく「プラス」なんでしょうけど。


ラストの暴威による締めも、ソロでやるのは如何なものかと思いますけど、さすがにそれは今回限りでしょう。でも何故暴威曲をアンコールニ回目で全てやって、サマーゲームでラストを締めなかったのでしょうかね。ソロでやってるのだから、最後くらいは自分の曲でやるべきだと思うのですが。サマーゲームでもそれなりに盛り上がれる筈なんですけどネ。


個人的にはやはりダイヤモンド・ダスト。ダイヤモンド・ダスト。ダイヤモンド・ダスト。ダイヤモンド・ダスト。ダイヤモンド・ダスト。ダイヤモンド・ダスト。ダイヤモンド・ダスト。ダイヤモンド・ダスト。ダイヤモンド・ダスト。ダイヤモンド・ダスト。ダイヤモンド・ダスト。ダイヤモンド・ダスト。ダイヤモンド・ダスト。ダイヤモンド・ダスト。ダイヤモンド・ダストですね。


この曲だけでもう満足です。雪を噴出すエアコンもどきをみるのはアレでしたが、他に関してはグーでした。そのあたりのレポートも、たった一曲なのにあんなに書いてしまったのは自分でもびっくりしましたが、それくらいよかったという事です。またいつの日か聴く事ができるかなあ。


***


〈こぼれ話1〉
氷室さんが真矢さんのスカジャンを客席に放り込んだら、その場所は修羅場でした。遠目で見ても醜い程に争っておりました。羨ましいのか羨ましくないのか微妙な気分です。


〈こぼれ話2〉
隣の人は今回はマダムでなく青年でした。最初は右腕を挙げて前後に振っていたのですが、その内疲れてきたのか左腕に変更、そして左腕が疲れたら右腕でやってました。そうするのはやはり私だけじゃないんだ。


〈こぼれ話3〉
ギター・ベース組があちこちにうろつく度に、彼らのシールド(楽器とアンプを繋げるコードのようなもの)がステージ上のアンプに引っ掛かっておりました。何度もそれを直しにいったスタッフの方はきっと「テメエら動くなよ」と思ってたと思う。


〈こぼれ話4〉
ANGEL等の曲でフィニッシュをかける時、氷室さんはDAITAさんに「ドラムが置いてある台から飛び降りて決めろ!」な合図を送ります。その許可が下りるまでDAITAさんはじっと氷室さんを見ております。これって許可がいるのか。


〈こぼれ話5〉
武道館から外に出るとき、BVHのCD・DVDのジャケット写真のツアートラックを発見しました。ついでなので携帯カメラで撮ろうとしたのですが、

顔の部分です

ご覧の有様です。ぼんにゃりとなってしまいました。やはり人並みに揉まれながら撮るというのは難しいですな。


こぼれ話は以上です。長い駄文の読破、本当にご苦労様でした。これでライブレポートを終了します。