森下孝さん 仙台デザインリーグ2010 (10年3月7日)参加 感想 その01 その02 home 10年間ほど年度末にSDLが行われる。仙台のsmtを主会場に 建築系学生が自分の意志で作品を送り込み、学生が選んだ(?)と言われる審査員数名によって その年の「日本一の卒業設計作品」が決められ。数千人の学生が参加している(?)そうだ。加藤拓郎さんは「形骸化してきた日本一展を語ろう!と呼びかけていた。 討議など行うという。参加してみた。「参加する前にsmtの会場を見よ」との指示があったので行ったが、作品が多すぎて(550作品)1時間では見る気にならなかった。帰り際に ゲリラust放送をおこなった森下孝さんに遭遇したので少ない時間ではあったが聞いた。その記録である。 祭りに参加したかった 参加してよかった その01 佐藤:日本一展に参加しての感想をお聞かせ願いします、森下さんはどこから来られたんですか? 森下:僕は大阪で今活動をしてまして。出身というか住んでいるところは今の処は和歌山県です。 佐藤:なんで?仙台まで出掛けて来たんですか? 森下:そうですね、僕も当初は作品を出そうと思ってまして。登録もしたんですが、諸事情で出せなかったんです。 佐藤:間に合わなかったですか? 森下:はい。で、僕が来よう!と思ったのは、ツイッターを始めてから、色んな人と出会って。 佐藤:ツイッター場ででですか、リアルな場所でですか? 森下:ツイッター場でですね。 佐藤:それで、こいつら、ツイッター面に面に 会ってみようと 森下:そうです 佐藤:なるほど 森下:っていうか会いたいな〜と。何か途中から目的が変わったような・・、 佐藤:ちょっと座る位置を変えよう、このままの写真だとメディアテークが背景だって分からない。後ろの壁しか写らないんでs 森下:うはははははは。はい。 佐藤:ここの特徴であるワカメ柱と天井が森下さん背景なら格好いいじゃないか!それで? 森下:それで彼らと、かなり濃厚なコミュニケーションをとってますね。 佐藤:ツイッターで面・面とね 森下:かなり。見てもらえば分かると思うんですけど、かなり、呟く方なので。 佐藤:普段は引きこもり系なの? 森下:どっちかというと、そうだった。寂しがり屋なんで。 佐藤:籠もってずーっと呟いているタイプなんだ 森下:そうですね。 佐藤:アイフォン使用ですか? 森下:アイフォンでやってますね〜。そうとう突っ込んでやってますね。 佐藤:アイホンだと持ち歩けるから籠もっているという感じでもないね 森下:そうですね、藤村さんにも言われたんですが、 佐藤:どこで会ったんですか 森下:こないだ関西に来ていただいたときに、ドットの皆さんとかと、山崎さんと、色んな人と。呑もうぜーって会があって。 佐藤:ビールが来たかたら乾杯しよう。遠路遙々ようこそ仙台へ、和歌山県からとは聞かないと分からないですね 会場 乾杯 森下:そのときも言われたんですけど、ちょうと卒業設計シーズンだったんで。藤村さんもかなりツイッターを御覧になっていらっしゃって。そのときに「森下はつぶやき過ぎだ」と。「もう設計しろ」と。で「東の小泉。西の森下が、かなり五月蠅い」と。ちょっと不名誉なことを言われまして。嬉しかったんですね 佐藤:ふふふふ、つぶやき五月蠅い者 日本一かふふう 森下:それでまあ 凄く彼らにも興味を持って。ていうか、ツイッターをやっている学生達。ぼく個人的にはかなり思っているというか、そういう繋がりを彼たちはすごい求めているのかな〜と思って。特に自分もそうなんですけど。 佐藤:自分は他人と繋がりたいと日々思うと 森下:はい。で、何て言うかな。その学生たちの、生態系っていうか。特に建築学生って凄くアクティブで、例えばここにいる浅野翔君が、テイクテックポセっていう活動をしてたり。よくわかんないけど立てていると。僕たちもまあ立てているんですけど。小泉君とか石塚くんはYpacを引っ張ると。であとは藤代君っていう、今カオス・ラウンジという、アート系の方がいるですけど。彼らもかなり興味があって。じゃーインタビューしてみようぜ!って。佐藤さんに近いことをインターネット上でインタビューをして。うちのブログに公開さしてもらって。だから何ていうのか、そういうこともあって。凄いこの人達と会ってみたいなと。一緒に何か出来たらおもしろいね〜みたいな。 やっぱり仙台というのは、建築学生のとって一年の集大成。とくに4年生とか。3年生とかも来るんですけど。 佐藤:ここに出展して日本一になって、満足したいっていうことなんですか?最終的な目的は 森下:僕はべつに評価されなくってもいいと思って 佐藤:提出、参加できればいいと。 森下:出したい!っていより会えるのが嬉しくって。 佐藤:あ、そうかそう、日本一展は出汁なんだね、ここに来る 森下:もう そうですね 佐藤:作品なんか出してなくっても来てみると大勢に会えるからいいと 森下:会いたくてっていうか、呑みたくって。だから昨日それが叶って、かなり僕は嬉しかったんですけど。こんな奴らなんだ!やっぱ。 佐藤:リアルな人間にリアルな場所で会うと。そうとう違いが浮かびますか? 森下:そうですね。イメージー通りの人も居れば、全然違うな!っていう人も居て。 で何か面白かったのが、昨日 顔見ても分からないけど、インターネット上で知っている訳ですよ。で、アイコンをくっつけて 佐藤:名刺じゃなくってねアイコンを胸にね 森下:顔みて?ああ!じゃなくって。アイコンでああ!あの人〜みたいな。それが凄い面白くって。 佐藤:日本一決定選 の経過や作品よりは ツイッター場の人々に会いに来たんだと。 森下:僕はそうですね、どっちかというとはい 佐藤:そういう不純な動機も駆動してうごめいているとね〜 かいじょう が はははははは 森下:また ちゃんと設計しろって言われそうですけどね。 佐藤:それはそいう目的でいいんじゃないかな。設計する方が人に会うより面白い思わせるような環境を作ってくれ、という学生の意見もあっていい。人とあって喋り合うほうが設計を知ることになることもあると。「設計しろじゃなく設計していると楽しくなる」ように誘導してくれないとね 森下:そうですね、なんか設計ありきじゃなくって。コミュニケーションありきのなんか。設計というのも、創造っていうか、そういうのをしたいな〜と思ってまして。卒業設計出せなかったんですけど、卒業設計もそういう関係の作品だったんで。 佐藤:でも途中で完成できずに、提出しなかったと。大学は普通の大学じゃないじゃなの 森下:僕は専門学校です 佐藤:そうだよね、何か吹き寄せ吹き貯まり場のような、そこにパワーが溢れてしまっている。一番 誰も相手にしないところではかなり元気にやっているね 森下:そうですね、色んな。 浅野:OCTが面白いのは 森下:あったんですよ、そういうコンプレックスが。大学ってすげーなーって。で、それを無くしてくれたのは過大評価かもしれないんですけども、ツイッターっていうものがコンプレックスを消してくれた、 佐藤:そうかそうか、ツイッター使う前には建築系大学の諸君はとても格好がいいな〜とそう見ていたと。、 森下:そうそう、凄い頭良さそうというのが 佐藤:森下さんはコンプレックスの大きな固まりだったと。ツイッター使いだして呟きだしたら 消えて違う世界が現れたと 森下:けっこうみんなあれじゃんと。考えている事似ているし。結構面白いじゃん。 佐藤:あそうなの!どういう処が似ていたの? 森下:そうですね〜、僕のイメージでは何か東京大学の例えばですね。東京大学の人達って、勉強ばっかしているのかな〜と思ったら、意外となんか下ネタをバンバン言ってみんなを笑かしてるような奴が居る。 佐藤:そんなのどこの誰でもするやろう 森下:でもなんか 自分のなかでカルチャーショックだったんですよ 佐藤:大阪のおばちゃん状態になっていたわけね。大阪には色んなおばちゃん居るのにメディアで流れているおばちゃんばっかりに頭の中はなってしまうと。ははははは 森下:そうですね、固定概念を崩してくれたっていうか。ツイッターが壊してくれた。 佐藤:あんたが馬鹿なだけじゃないか! 森下:あははははは 浅野:ツイッターの面白いのは年齢とか性別とかが 割とフラットな状態で、アイコンと文字だけしかないので 佐藤:なるほどねフラットね、でも リアルな場では ツイッター・アイコン見ないと実人間に会っても誰もが 誰だか分からない状況って面白いな。 森下:それは凄い 昨日思いましたね〜 初 ゲリラUST放送をしてしまった! 佐藤:日本一決定に、USTを持ちだして、ゲリラーUSTで流してくれて、審査会場のそのままの映像ではなかったけど。第二会場の絵が流れていたね。思いつきだったんですか? 浅野:一応は著作権的にはグレーです 森下:さっき消したんですが。データ残っていたんですが、消しました先ほど(10年3月8日夕方)全て。はい。 佐藤:でも俺途中から見ちゃったから記憶に残ってしまったよ 森下:そうですね、リアルタイム。あれはちょっと危ないんで、消したんですけど。僕がデザイン・リーグの講評会を見たのが、7階だったんですね。この建物の。7階っていうのがちょうど本当良くって、みかんぐみの竹内さんとかが講評してたんですけど。ちょうと竹内さんも、ツイッターをやっていたので、試験的にツイッターの画面を7階のメインスクリーンの横に出していたんです。で、ツイッターTL見たら知っている奴らが 佐藤:呟いているじゃないかと 森下:そうそう。 佐藤:知っているアイコンだらけだったと 森下:横に居るのに!向こうに呟きが映っていると。お前ジャン!映っているよ〜。で知らない人達が、今日は実況ないの?って当然の如く。当然あるかのように。 佐藤:USTやれよ〜と 森下:やれよみたいな。 佐藤:おれは偶然、凄いつぶやき激流に遭って、夕方、途中から最後の方を見ちゃったんだけど。何時ぐらいから始まっていたの? 森下:2時半に開場してたぶん3時スタートですね。 佐藤:つぶやきの要請に応じてUST流したと、みんな見たんじゃない 浅野:150人 行かないぐらいは 佐藤:UST見て呟いて来るんでしょう 森下:そうですね、なんかそれが見えるんで。始まる前に今日はUST無いのって 佐藤:貢献度高いジャン 浅野:本当そうです 佐藤:ツイッターあれだけ盛り上がって森下USTのお陰様があるんじゃない、3000とか凄い数だったとか。 森下:バズッターに確か登録されたそうですね。 佐藤:森下さんのお陰じゃない、USTが無いと呟き度数は少ないでしょうね 森下:グレーな部分なんで 佐藤:公開審査と言っているわけだから、公開とは何か?と言う問題提起になったので良かったのではないかな 森下:はい 佐藤:提訴されたら、裁判で闘ったり和解協議できるんじゃないか、でも消したからどうか 森下:ふふふふふ 佐藤:おれも応援する 森下:ありがとうございます、佐藤さんにそういっていただければ本当に嬉しいです 浅野:ツイッターと (7階では)何のためにツイッターを表示しているのか?(審査会場では)ログを残しているのか分かんない状況だった。7階だけだったスクリーンは。僕らの問題の疑問は呟きがフィードバックされないこと。一応本江さんが 森下:会場でね、 浅野:入れたんですけど、その意見も全然反映されず。 佐藤:一個だけ質問してなかった? 浅野:竹内さんがした 佐藤:審査会場に電話したのか 浅野:ツイッターで飛ばして、会場で見てたけど。僕らは裏でちっちゃい石を投げ続け 森下:うはははは結局、石になったと。 佐藤:公開審査の方法にツイッター不在と、第二会場にツイッター有りは、実験的であったけれども。そのことで身内審査感が溢れた、炙り出されて。効果大だったと思うけど。森下さんはゲリラUSTを流しに来たんだと言い張っても過言ではない状況になったね 森下:そうなっちゃいましたね。 佐藤:SDLの公開審査に初めてゲリラ的にUSTを持ち込んだ森下ここにありと 森下:ふふふふふふふ 11:59 その02へ |