仙台 ことば悦覧 2008年12月02日   home 

yokai DESIGN 石鍋羅馬さん 阿部篤さん 小池宏明さんことば悦覧 
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佐藤:豊嶋さんに写真のシャッターを押してもらおう、一人ずつと集合写真とね、名前忘れちゃうから、石鍋さんからまず。最初は3人一緒でするか二人前に座って、二人は後ろに立つでいきましょうね

石鍋:はい
佐藤:顔なるべく大きく写るようにしてくれる
豊嶋:いきまーす
佐藤:帽子とならいと判らない
小池:トレードマーク

佐藤:ああそうかそうか、もう一枚
豊嶋:はい、いきまーす はい
佐藤:じゃ石鍋さんと俺と二人で2人バージョンお願いします
豊嶋:顔ですか

佐藤:顔でかくでいいです、2枚撮ってね
豊嶋:はい
佐藤:はいありがとうございました、その次誰でしたっけ、名前書いて下さい。阿部さん、名前書いてくれます、判らなくなってしまう住所とか電話番号とか連絡先を

阿部
:あとで名刺を持ってきます
佐藤:判りました。はい阿部さんと トレードマークは帽子だそうです

小池:こいけでーす
佐藤:じゃー小池さん入ってください、2人ならんだツーショット、字がでかくていいね〜オジサンには見やすい 

      会場爆笑

佐藤:
老眼入っているから小さい名刺の字は見えない
豊嶋:そうなですか 
佐藤:じゃーツーショット
豊嶋:結婚式じゃないんだから
佐藤:結婚式のようにと 2枚撮ってね じゃーまたあとで宴会しましょう
豊嶋:はい どうもありがとうございました

佐藤:近いからね、また何かあったら来るからね

     インタビュー態勢つくりワイワイがやがや

佐藤
:一人しか来ないと思った で、お土産一個しかないんですけど。
石鍋:今あけます
佐藤: 5個しか入ってないけど、みんなで食ってね

  会場:はい

石鍋:
ありがとうございます。
佐藤:今日は一つよろしくお願いいたします。

     会場:よろしくお願いしま〜す


佐藤:とりあえず一人ずつ軽く自己紹介をしてください、どこで生まれたかというのを、石鍋さんからお願いします
石鍋:石鍋羅馬(いしなべろー)と言います
佐藤:どう読むのか判らなかったです
石鍋:よく言われま
佐藤:いわれるよね、お父さん変わった人だよね

石鍋:父はイタリアの美術史をやっていて
佐藤:ええ、それで羅馬(ろーま)になっちゃったと
石鍋:はい、で姉が志江奈(シエナ)で、妹は美良野(ミラノ)

佐藤:子名はイタリア地名シリーズで、それで羅馬と名付けられたと、これが ローマって漢字なの?
石鍋:はい、中国の元々の字で、中国人もそれで読める

佐藤:ああ、そうなのか、らま?かなと
石鍋:はあははは
佐藤:ということはローマで生まれたの?
石鍋:というわけではなくって、出身は神奈川です
佐藤:神奈川はどこですか
石鍋:川崎ですね
佐藤:川崎はどの当たりですか

石鍋:多摩区生田
佐藤:遠路はるばる仙台まで来てご苦労様です、生田で生まれて中高まで生田
石鍋:高校まで
佐藤:大学は。
石鍋:大学から東北大

佐藤:今は修士
石鍋:修士2年です
佐藤:何年生まれですか?昭和59年
佐藤:ということは1984年だ、バブル絶頂期に生まれて
石鍋:そうです
佐藤:ハッピーな人生の前半を送ったと、勝手に言っててもしょうがないな

  会場はあははあははあは

佐藤:何で建築なんぞを勉強しようと
石鍋:父が美術史やっていたんで、イタリアにちっちゃい頃行ったこともあるし、そこで、何でしょう、たとえば教会とかも観るのを 一緒について行って観て、何かしら影響していたと
佐藤:オヤジの影響か〜美術史研究してるしね
石鍋:何か違うことをやりたいな〜と思っていたんです、オヤジとは


佐藤:ふんふんふんなるほど。 じゃ次阿部篤さん。阿部さんは何処で生まれたんですか?
阿部:福島
佐藤:福島なの!ジャー俺と同郷ですね
阿部:実は一回会ったことがある
佐藤:どこで?
石鍋:あはははははは
阿部:福島高校で何年か前にレクチャーをされ

佐藤:ああそうか、お前らなんか絶対建築家になんかなれねーぞーと言ったな
阿部:そうです、そうです
佐藤:五十嵐太郎は建築評論家として注目せよ!とか書いて資料渡したことがある
阿部:ああああ
佐藤:大分前ですが あの時か、いやはや お世話になりました

会場:はははあははは

阿部:
あんときにチクショー!
 と思って
、今日言ってやろうと思って

佐藤:
なるほど、やっぱりなれそうもないでしょう

 会場あはははははは 爆笑

佐藤:
おれがあの時言った通りでしょう、妹島さんとか西沢さん、五十嵐さんが評論やって日本の建築を引っ張っていくから、君たち今から勉強しなさいと。高校生の前で言ったんだ。この中に居る奴はだれも建築家になれない!んだから。と。そそのかしたんだけど、そそのかしに乗っちゃった人が居たと。ご苦労様です
石鍋:なるほど

  会場:はははははあは

佐藤:
それで、今修士の1年生
阿部:m2です、一緒です。ここは全部
佐藤:じゃーもう就職決まったということ
阿部:いや決まってない
石鍋:みんな決まってない

佐藤:博士課程とか行くとかじゃなくって
石鍋:ではなくって
佐藤:ああそうなの、福島か〜、生まれてずーっと福島?
阿部:そうですね
佐藤:福島のどの辺
阿部:生まれは二本松って言ってもう少し南

佐藤:二本松 知っているよ
 
      会場:爆笑
 

佐藤:
二本松から福島高校に通っていたんだ
阿部:そうです
佐藤:あの頃は福島高校に女子高生はいなかったな
阿部:居なかった、男子校です

佐藤:最近は入れないよ〜
阿部:滅茶滅茶ハードル高くなった
佐藤:いいじゃんね〜、男女共学になって女子高と男子校の出来の良い奴のまとまりになった。 あれから勉強して東北大に来ちゃったんだ

阿部:ボックスシリーズっていう作品
佐藤:そうそう、おれボックスシリーズ作っているから
阿部:学校の近くにも在ったんで
佐藤:そうそう、12番目の 会計事務所だ
阿部:知ってはいました。カフェがあって
佐藤:2階がジャズ喫茶ね。ネガっていうジャズ喫茶ね

阿部:今もありますか
佐藤:やっている BOX2番なんだ、1984年頃かな出来たのは。今から24年ぐらい前ね。14、5しか作ってないですけどrcではね。たまたま福島高校に呼ばれて、俺の話してしゃしょうがねーな。5,6回県内の高校n呼ばれてレクチャーしているんですよ。
         会場:へーえ

佐藤:俺の話しててもしょうがね〜から止めるけど、阿部さん あの時はお世話になりました。8万円ぐらい講師料をくれましたぜ〜
阿部:あ、そうなんですか!

佐藤:俺毎日行きたいよ

    会場:大爆笑

佐藤:そんな感じでしたね、はい阿部さんは同郷で二本松の人。何年生まれですか
阿部:1983年ですね
佐藤:それで、提灯祭りやっていたね
阿部:そうですそうです


佐藤:それでは小池宏明さん
小池:よろしくお願いします
佐藤:はいよろしくお願いします、小池さんはどこですか?
小池:ぼく生まれたのは長野県
佐藤:長野県は何処ですか?

小池:小県郡という、今は★ナガワマチという処です
佐藤:判らなね〜な、新潟より?
小池:新幹線の上田駅というところがあるんですけど、そこから1時間ぐらい

佐藤:
けっこう田舎ですね、長野県の建築巡りしたことがあるんだけど、行き当たりバッタリの車の建築の旅ではラブホテルなどが使いやすいんです。予約しては俺に向かない。野良犬、風のように漂うからね。シャーワーや門限無しだから使い易い。でも長野県には無かったので、いや〜困ったな〜と苦労した記憶がある。

小池:確かに旅行者自体が少ない、長野県は。車で行って本当の観光地という処に泊まってゆくので、その途中にはあんまり泊まるところであったり あんまり無いんですね。
佐藤:長野県で生まれて、高校まで暮らして
小池:いや僕は転勤族だったので。生まれたのが長野県だったんですけど、長野県にはまだ住んだことは無いです。

佐藤:はあはあ、ジャー記憶も無いんだ
小池:毎年田舎に帰っているので、少しずつ 思いだしはしないんですけど。
佐藤:今は長野に両親が暮らしているということですか?
小池:はい、いや両親は今東京に住んでいて
佐藤:何で長野に帰るの?
小池:お爺ちゃんお祖母ちゃんがいる
佐藤:ああそうかそうか
石鍋:ややっこしい

佐藤:ややっこしいな、祖父母の方々が暮らしていて、ご両親は東京で暮らしていると、小池さんはお父さんの転勤に連れられて日本各地を何回ぐらい転勤して歩いたんですか?
小池:そうですね〜最初に静岡に行きまして、その次に東京ですね、その後沖縄に行って、東京に行って今に至る
佐藤:激しいですね、それで何でまた建築の道なんぞに?東北大に入ったんですか?
小池:建築を始めた切っ掛けというか、何で建築か?と言われると難しいんですけど(吹き出し)

佐藤:
難しいところを言ってくださいよ
小池:ふーつははは。 僕が小学校の頃にですね、丹下健三さんの東京都庁が建ったんですね。で、親がたまたま一般の人なんですけども見学に行ったんです。そのときにパフレットみたいな物をもらってきていて。当時小学生の僕らってトレシングペーパーで漫画とかなぞったりして
佐藤:はあはあ
小池:そのパンフレットの表紙がキャドで書いた立面図みたいなものだったんですね。で、それを同じ様な要領でなぞっている内に「建物が線で出来ている!」ことに いたく感動しまして
佐藤:それは何年生の時
小池:小学生の時です
佐藤:変わった奴ヤナ〜

     会場がははははは

佐藤:
普通の餓鬼はそんなことしねーだろ〜 小学生で建物は線で出来ていると感動しね〜。発見しちゃったわけだ
小池:その後は建築に行くまでは だいぶ知らないままに高校の時に、行こうと決めて
佐藤:都庁の外壁ってIC回路の図柄だって本当なのかね?
小池:どうかは判らないですけど ふふふふふ 何か珍しいじゃないですか?
佐藤:そんな普通の子しない、都庁の表面をなぞらないよ

石鍋:変わってますね
佐藤:おれ他者の建物トレースしたことないな〜、それで

小池:
それで高校に入って、高校に入った時に友人達が消防士になりたいとか警察官になりたいとか、もう一定の職業に決まっている人が多かったんですね。僕は今までそういうのは無かったので、「どうしようか」って考えた時に図書館とかに行って面白そうなコーナーがたまたま建築で。でそれで建築にしようと決め今に至ってます。

佐藤:それで大学に入って建築の勉強なさってどうですか、建築はやっぱり線ですか?
小池:ふはははふはは。そうですね〜最初に思っていた建築とかというのとだいぶやっぱり色々勉強して行く中で変わっていくじゃないですか。それは凄く面白いし今なお・・面白い人がいるので それはラッキーな出会いだった



佐藤:わかりました。、では ここに 三人一緒に現れているのか?僕には判らないので説明してください。
一斉に:はい

佐藤:
これって何なの(パンフ)
石鍋:ようかいでざいん(yokai DESIGN)っていう
佐藤:あの妖怪じゃないんでしょう

石鍋:あの妖怪でもあるんですけど、怪しいという意味とあとイニシャルを組み合わせて、本当は5人居るんです
佐藤:名前の組み合わせなのか〜 5人いるの?
石鍋:はい
佐藤:あと 2人どうしちゃったの

石鍋:一人体調不良で、もう一人居るのか
佐藤:大学にいるかいないか判らないっていうこと、最初は5人でスタートしたけど
石鍋:5人います
阿部:今日はちょっと都合が悪くって

佐藤:妖怪だからね時々出掛けるんだな
会場:そうですそうです

佐藤:
ヨウカイデザインてなんですのそれは?
石鍋:ユニットみたいなもので、今年に作ってで幾つか

佐藤:なんで、どうして作ったんですか?
石鍋:それはですね、そもそもを説明すると、学生会議というのが、卒計日本一展をやってる団体
佐藤:展覧会をサポートしている学生さんの集まりでしょう
阿部:あれサポターじゃなくって学生が企画運営なんですよ

佐藤:教授陣がめだって 学生が主体見えないんだけど。学生さん達が運営しているんだ。そうなのか!
会場:はい

佐藤:
おれは阿部仁史先生の個人的な腕力で続けているんだと思っていたよ
阿部:あれは 仕掛け人です
佐藤:実質は学生さんが運営してるんだ!?
阿部:全部学生が動いている

佐藤:そうか そういう学生さんの顔が目立つ、学生さんが全面に出てるイメージが無いな〜

石鍋:
あんまり表に出てこないから
佐藤:近隣の大学の先生がやっているんだとしか 思ってないんじゃないの、今日 初めて知った
阿部:そうですか
佐藤:東北大の先生達が運営しているのかな〜って、審査員とか学生が召喚してるの?
会場:そうですそうです

阿部:
もちろん先生を通してっていう事になるんですけど
佐藤:東北大学の先生全〜部外して審査員になった事もあるんだ!それは無しだったのか
石鍋:毎年そうですね
佐藤:だから僕は東北大の先生が運営してるんだとばかり思ったんだな。実際は学生さんたちが運営していると

石鍋:実際動いているのは学生で
佐藤:下働きではないんだ、主体的にやっているんだ
石鍋:わりと主体的にやっている

佐藤:それがみんなのベースにあったわけだ
石鍋:というのを学部の頃に、みんなそのグループに入っていて
佐藤:修士になると 建築会議それはやらないのね
石鍋:やんないです
小池:3年生までなんですよ
佐藤:そうか そうか
小池:4年生からは引退と

石鍋:という繋がりもあって
佐藤:そこで出会って展をやってみたら気が合いそうだということで何かやっていると
石鍋:そうですね
佐藤デザインと名称をまとめるからには 建築だけではないのね

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