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☆スライド  43
           
これがプレゼンに出したときの絵ですね。いろんなモノが散乱してる状態ですね。スラブの間はですね・・物を置いといて棚として使ってもらっても良いし、設備の配管とか照明器具なんかを布設するぺースなんかにも使える。もちろん机とか座る場所と階段とか全部が一色たんになっている。ういうー・・あるシンプルさみたいなものです
 内と外は一応区切ってあるんですけども・・このスラブの間にですね、あるガラスみたいな物を挟めちゃって、大きな穴が開いてる所は大きなカーテンウォールみたいな物を付けてやって・・ただ内と外の作られ方っていうのはそ・・一番上を歩いている人が居ますけどほとんど変わんない状態で、テラスも床も。要するに人が活動する場所はそんなに変わんなくて良いんじゃないかナーって感じなんです。
 これも原型は実はだいぶ前にいろいろ考えたりしてたこともあったんですけども、6帖ワンルームでやっていた頃に、模型を作ると置き場がダンダン無くなって来るじゃないですか・・
        佐藤 笑う
(笑う)そうするとやっぱり・・「床が一枚なのは嫌だなー」っていう
      佐藤笑う  会場笑う
のがあるんですよね・・(笑い)何となく・・「ここにもう一個床があったら良いかナー」っていうのがずーっとあって。
 例えば製図板の上に空間が沢山あるのに空間がたくさんあるのになんにも置けないとか。それは棚って言うことなのか床って言うのかことなのか・・よく分かんないですけども・・あとワンルームでやってた頃っていうのは、ベットが有って製図版が有るんですけども横に椅子が並ばないんですよね。一寸重なっていて(笑い)ですねーベットが製図板の下に食い込んでる状態があってですね
       会場笑い
足とか寝てる時にグット上げると製図板を蹴っチャウとかですね、そういう感じだったんですよ。そういうとかいろいろあって、なんか原風景みたいなものを僕の中で見てたんかもしれないんですけれどもー・・こういうの快適なんじゃないかなーと・・。
 これフニャフニャした感じに出来るのは、柱とかが無くても、トラスでギューッと、要するに「一体としてギューッと固まっててもつ」という感じなんです。
 固まりをくり抜いているとも言えるんですけども、そうすると変なカタチの建物が出来ていて、それまた結構面白いかなーと。変なカタチは変なカタチなりに、上の方はテラスになったり、部屋と部屋のつながり方がもう一寸緩やかになったりですね。今まで全然見たことも無い様なモノがある説得力を持って作れるような状態になるんじゃないかと、勝手に思い込んでやりました。

☆スライド  44
              
実際こういうふうに、座っている人立っている人がいて。 微妙な段差が、たぶん普通の状態とは・・結構ここ(box1)なんかは近いのかも知れないですけども。いろんな高さのコミュニュケーションが出来る。
 いま座っているところがそのまま机になっちゃったり、可能性がいろいろ有るんじゃないかなというふうに考えました

☆ スライド 45
              
一寸上から見るとですねートラスの部分があんまり見えなくて、雲みたいにフワフワ浮いているんじゃないー。でいろんな切っ掛けみたいなモノがチラチラ散らばってて、全体としてはモアモアした所で・・その中で住む。住もうとしてなにか使おうとしたときに結構手近なモノがいろいろあるっていう感じ。
 またメディアテークを見たきに、またメディアテークの話ばかりで申し訳ないですが、「フラットな床っていうのは一寸限界があるかなー」と思った。それはフラットな床に結局家具を置いていろいろ場を作っていると、家具の作る空間の方が強いと言うか、やっぱり現実的になって来て。そうすると床が斜めですとかいうことも結局同じ様なことで、そこに家具とかを備え付けたときに、床が斜めであるより家具が置いて有る方が大事になって来る所があるかなーと。床とか家具とか言う概念を一回飛ばして違うカタチで作り上げる方が良いんじゃないかなと・・そういう感じでしたね。

床も家具もなんにもなくてですね、むしろ構造体も・・何か全部一緒になっている感じなんです。便所だけはちょっとうまーく誤魔化して有りますけども、普通なんですけども、先ほど幕のやつで言ったように、いろんなものがいっぺんに解決されてるような形式・・一寸作りたいなーというのが、まー有ったので。そういう意味ではかなりいろんなモノが溶け込んでいる。便所は溶け込めなかったけれども設備とかーなにかいろんな建築的な問題が考慮されて、それがある・・全然見たこともない形式になっているのが面白いかナーっていうふうに思いましたけど

☆スライド 46
               
これは展覧会の時のですね。こんな感じで、黒い所で写すとボワーット浮いているように見えるんですけども、ただ実際にこう見えるよりも、僕は中の空間の方が面白いかなーって思っていて、こういうふうに綺麗なオブジェクトとして見えるよりは中で生活してるときに、なんかよく分かんないけど、上手いこと住めちゃっているみたいな。そういう事を実際に経験したときの方がこの建てもは面白いンじゃないかなと思います
 青木さんとかが何故かしぶとくてアカン事になっているんですけども(笑い)青木さんは「こういうイメージが現実に実現出来るかどうかっていうのは一寸怪しい」ということを言われてですね・・それはもっともだと思うんですけども、こういう綺麗な見えって言うよりも、汚くなっても、それでも力を持っている場所という、か空間性みたいなモノの方がこの建物では大事なんじゃないかなーというふうに考えてます。
 これが汚くなっても僕としては、そんなに嫌じゃなくて、いろんなモノが間に詰め込まれて、ほとんど建築物が見えなくなっても、始めにデザインした・・なんて言うんですかね秩序みたいなモノだけは一応残って、生活出来るっていう状態の方がむしろ面白いんじゃないかと考えてます。
 これは10年ぐらいかけて売り出そうかなっていうふうに
      佐藤 笑う
(笑い)考えて、そのうちみんなこれに住むようになるって、ちょっと考えていて、なんとかそうしたいナーというふうに考えてます。
 だれか突っ込んでくださいねー(笑い)

☆スライド 47
               
 これはですね、先ほど実は幕でやってたヤツを設計変更して、1年ぐらい前までやっていたやつです。一寸止まっていて、今もう一寸変わっているんですけど。幕でやってた初めの微生物にも似てるとも言えるとも思うんですけども。微生物みたいなものが散乱したみたいなものが、一寸固まったという風に考えていただいて良いと思います
 幕だと厚さがないので、その面白さはもちろん有るのですけども。トイレとか収納とかっていう現実的なものが出てきた時に全部後ろの方へ追いやってしまうのは潔くないなーってと思いまして
     ・・仕事を終えて遅れて来た 親松 さんが来る・・

s 一寸待ってくださいね・・はいどうぞ
 ☆ スライド47−2
                
f それでこういうふうに重ねましたね。幕がですねそのまま固まったみたいな感じなんですけでも、先ほどの絵にもあったように、グリットを久しぶりに・・青森以来グリットを復活させてですね・・グリットを塗りつぶすみたいな感じですね。
 これだと箱を置いているというとそれまでなんですけれども。黒いところを塗りつぶしてですね、いろんな場所が出来て来る。あんまり中とか外とか作り方が・・この模型見ていただくと分かるんですけども、外とか中とか関係なく場所を作って。たまたまガラスを入れて中になったり外になったり・・というイメージを作ってます。
 そういう意味では先ほどの幕のやつ、知らないうちにウロウロ入って来て、なかで作業をしてたとかは、幕の案を踏襲してですね、それはまー病院の院長先生と話して、初めの構成してあったので、踏襲しつつももう一寸違う建築のタイプですけど実現しようということです。

☆スライド 48
               
こういうふうに部分をクローズアップすると、なにが中で何が何がなんだか分かんない風景ですけれど。三角形のボリュームを入れることでですねー、急に動きが出てくるんですよね。四角だけだと固いグリットそのままなんですけども。三角形のボリュームを入れると45度方向が変わるので一気にグリットというものが見えなくなって・・来るんじゃないかというふうに考えました
 そうすると・・外から見ると箱をただ置いてある感じなんだけども、中に入った時にはおそらく・・一寸迷路。でも外はいろんな方向に見えて来るので、迷うとかって言うよりも、ある予想しないような、いろいろ起きて、いろんな空間がある。っていう感じになるかなと思っています

☆スライド 49
              
これプランです。これもいま一寸変わっているんですけどもー。箱になっている中には倉庫とかキッチンとかですとかシャワー・トイレとか相談室。面談室。
 やっぱり箱にしなければイケナイ機能っていうのはどうしても出てくると思うですけれども、そういうのを入れちゃってですね。それ以外のスペースは作業スペースとか休憩室とか繋がってていいわけだけども・・敷地が狭くて・・何となく窮屈な感じなんですけども。
 小さいスケール・・これグリットが3.5m。小さいスケールなんだけども、いろんな方向へ抜けているので逆に開放性はあるし。小さいスケールゆえのある種の落ち着きもみたいなものも有って・・始めのスライドのとこでも言いましたけども、そういう落ち着きみないモノと開放性みたいなものが同居しているような感じになってくれればいなーと思ってます。
 外から見た時になんとなくある建物に見えないようにしたいなーというのがあった。建物みたいに見えなくって、ある余韻みたいなものがあるなーてぐらいに見えるのが一番いいかなと思ってます。
 このへの中庭とか連係してもっと大々的にやっていきたいナーと思ってますが、これは一寸今は止まってます。

☆スライド 50
              
これは中から、なか見たところですね。これは初めの建物にも似てるのかなーと思うんですけども、手前に見えてる部分と奥に見えてる部分が・・そういう奥行き感みたいなもの。あとはさっき言った45度の方向性とかいろいろ絡み合って。歩いてるといろんな展開がある建物なんじゃないかなというふうに考えてます

☆スライド 51
                  
これもですね・その一部。片隅にはなんとなくスペースがとってありますよということで

☆スライド 52
                  
これは今の病院でさっきの止まっちゃった変わりにこっちをやってくれって言われていて。こっちもこんなの出来るのかどうか分からないのですけれでも、いまやっているやつです。春に出たJAという雑誌にプロジェクトとして載せてたんですけども、もう一寸細かく書いてます。
 これはグループホームって言うやつですね。また精神科用語で一寸特殊なんですけども要するに集合住宅みたいなもんです。要するに集合住宅。病院を退院したかたがチョトだけ住んでて一人で生活するのに慣れるみたいな、集合住宅みたいなもんです。
 ポシャッちゃった、精神病院精神病院の丘陵地帯の下の方に・・なだらかな斜面に建てる。今回はこういうな不思議な構成です

☆スライド  53
               
これは上のほうから見えてる。先ほどのダイヤグラムがこんな感じで立ち上がるっていう。これは一個一個正方形のボリュームがいろんな角度でくっついて、いろんな屋根が架かっている。切り妻屋根と片流なんですけど も。二種類がいろんな高さで架かっていて全体としてなんかこうあるまとまりをもった、昔のヨーロッパとかにある街みたいな、古い街・・みたいな感じで全体が見えてきて。でも個々の部分を見るとそれぞれ自分の家みたいな・・さっきから何回か言っているんですけど、自分の家みたいな雰囲気と都市的な雰囲気みたいなのを両方持っているのが、おそらくいいんだろうと。それをわりと直接的に建築に置き換えてます。

☆スライド 54
              
これがプランですね。基本的には片廊下型なんですが、例えば廊下歩いて来るとある丸テーブルが置いてある。一寸引っ込めてとか。突き当たるとまたリビングルームがあって。また行くと左にリビングルームがあるという感じで。チッチャイ目のスペースが分散しているんですね。青森のリベンジじゃないんですけども。廊下を歩いているといろんな方向にリビングルームが開いている。右の風景が見えていたのが一寸歩くと左側に開いていたり。そういう風景を作り出すために、正方形を三種類の角度のつなげかたで変なカタチにしているんですけども。三種類の角度の正方形を角で繋ぎ合わせているですね。右向いたり左向いたりしてる部屋みたいなものを作り つつあるまとまった家みたいな雰囲気を持った街。そんなようなことで作ってます。一部二階になっていてですね、2階に行くとまた一寸違う廊下みたいな感じで

☆スライド 55
            
斜面の横の方から見るとこんな感じになっています。平面の作り方はたぶんすごい単純ものだと思うんですけども。実際見え方はかなり複雑でですね、自分でもコントロール出来てないところも有るんですけれども。片流があって隣に切り妻があったりして、階段とかも一寸ある。たぶんこの建物の周りを歩いていると、全体を把握できないぐらいの複雑な様相になっていればいいなーという風に考えています

☆スライド 56
                    
これはJAに載せたやつの原型の写真ですね。こうやって屋根が重なったり隣を隠したりして、いろんな角度でく付つているので、歩くにしたがってドンドンドンドン見え方が変わって来ると。そういう予想出来ない変化というモノをわりと単純な形式でちゃんと作るっていうのは面白いかナーっていうふうに考えます

☆スライド 57
             
これは・・まだあんまり設計進んでないんですけど。外壁は木を貼って。まわりとオーソドックスな仕上げになっています。このボリュームの感じがたぶん新しいンだと思うんで。古いんだが新しいだかよく分かんないようなそういう建物になるといいなーと考えてます。

☆スライド 58
                
これ最後のプロジェクト。(笑い)こないだの
            佐藤 笑う
生々しいので。えーと 邑楽町という群馬県の町に役場を設計するっていうコンペで。最終5案に残って。こないだ公開ヒヤリングをやって。紆余曲折の末・・ダメでした。(笑い)・んで・・いや結構いいとこまで行ったんですよ。最終的には一寸ダメだと。 これは敷地が・・最初見せるべきだったのかも知れないけども、へんなドーナッを三分の一に切ったみたいな形に変な敷地で。
 あんまり真面目に考えちゃイケナイのかなーという気がして。この邑楽町っという所は平地林という、平地なんですけども、そこに森が沢山あるっていう。そういう風景が彼らが大事にしている風景なんですね。
 それがすごく書いて有ったので、じゃー木を使おうということで。木を使ってなにか建築を組み合わせた時に新しいモノが出来ないかなーっていうことで、いろいろ試行錯誤をしてこういう形になりました。
 このビニールハウスみたいなモノが、ポカンと見えてますけど。これが平行に並んでまして、この間に木が植えわっている。木で出来たトンネルみたいなものをそのままなぞってビニールハウスみたいなモノを建てて、これが役場なんだと言い張る

    佐藤 笑う  会場 すごいなーこれで役場かー・・

(笑う)で・・犬とか入れて一寸良いかナーと思ったんだけど(笑う)

☆スライド 59
           
これがダイヤグラムです。これはどういう形で作られているかというイメージなんです。まず左側、ほんとは木が二本立ってる。まず木が立っている。その下で人が活動してるようなイメージ。それをですね単純になぞるように、並木みたいなモノをなぞるように、なんかシェルターみたいなものを架けてやれば一番良いんじゃないかっていう。
 築物をボンと建てるっていうことっていうことは、こういうことでも出来るんじゃないかなーっていうイメージですね

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藤本壮介さんと 建築あそび  p−5   

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