プレーンシフト・プレリリースin 取手 2001/2/4
プレーンシフトのプレリリース・トーナメントです。
まだ発売されてないプレーンシフトのブースター3袋に、Invasionのスターター1個+基本地形5枚でデッキを組む限定戦の大会です。
32名参加で、スイスドロー5回戦が行われました。
では早速、この日に引いたカードから。
テフェリーの配慮/Teferi's Care 陽景学院の使い魔/Sunscape Familiar 大胆な挑戦/Heroic Defiance 花粉療法/Pollen Remedy カンジーの信奉者/Disciple of Kangee サマイトの巡礼者/Samite Pilgrim オーラの旋風/Aura Blast 献身的兵士/Ardent Soldier 解体の一撃/Dismantling Blow 蘇生の妙薬/Reviving Dose カミソリ足のグリフィン/Razorfoot Griffin キャパシェンの一角獣/Capashen Unicorn 黒曜石の見習い僧/Obsidian Acolyte ベナリアのわな師/Benalish Trapper 闇の疑惑/Dark Suspicions 行動か死か/Do or Die 風変わりな病/Exotic Disease 頭の混乱/Addle 夜景学院の使い魔/Nightscape Familiar 戦慄の悲鳴/Shriek of Dread 火山のインプ/Volcano Imp ファイレクシアの吸血兵/Phyrexian Bloodstock 悪意ある力/Sinister Strength 呪われた肉体/Cursed Flesh 風変わりな呪い/Exotic Curse 惑乱の雲/Hypnotic Cloud 拾い集めた武具/Scavenged Weaponry 沼の信徒/Bog Initiate 古木のヴァーデロス/Verdeloth the Ancient ミラーウッド・ツリーフォーク/Mirrorwood Treefolk 梢のうねり/Canopy Surge 石カヴー/Stone Kavu 荊景学院の使い魔/Thornscape Familiar ピグミー・カヴー/Pygmy Kavu 両生カヴー/Amphibious Kavu ガイアの力/Gaea's Might 倒れゆく立木/Falling Timber 木登りカヴー/Kavu Climber 砕土/Harrow 肥沃な大地/Fertile Ground 爆発的成長/Explosive Growth 突貫/Vigorous Charge クウィリーオンの歩哨/Quirion Sentinel 飛翔艦ウェザーライト/Skyship Weatherlight ストラタドン/Stratadon クローシスの従者/Crosis's Attendant |
ドラルヌのペット/Dralnu's Pet 連合戦略/Allied Strategies メタスランの輸送船/Metathran Transport 狩りをするドレイク/Hunting Drake 狩りをするドレイク/Hunting Drake シッセイの創意/Sisay's Ingenuity 打破/Confound 嵐景学院の使い魔/Stormscape Familiar 急流/Rushing River 嵐景学院の弟子/Stormscape Apprentice メタスランのゾンビ/Metathran Zombie バリンのやり直し/Barrin's Unmaking 俗世の相談/Worldly Counsel 除外/Exclude 禁制/Prohibit モグの看守/Mogg Jailer 憤怒の織り手/Rage Weaver 稲妻の矢/Lightning Dart 横柄/Insolence 焦がし/Singe ぬかるみカヴー/Mire Kavu ぬかるみカヴー/Mire Kavu 飛びかかるカヴー/Pounching Kavu 芝地の傷み/Turf Wound 野蛮な攻勢/Savage Offensive 傷痕のピューマ/Scarred Puma 加撃/Zap 吸収/Absorb 鋸歯のアビ/Sawtooth Loon リースの魔除け/Rith's Charm 銀のドレイク/Silver Drake 洞窟のハーピー/Cavern Harpy ジェラードの命令/Gerrard's Command 悪意ある助言/Malicious Advice 鉄葉の聖騎士/Steel Leaf Paladin 果敢な跳躍/Daring Leap 突進するトロール/Charging Troll 予見者の幻視/Seer's Vision 疫病の胞子/Plague Spores シヴのゾンビ/Shivan Zombie ヤヴィマヤの蛮族/Yavimaya Barbarian クローシスの地下墓地/Crosis's Catacombs 堆石堤/Terminal Moraine 塩の湿地/Salt Marsh 平地6 島6 沼6 山6 森6 |
今回は東京から、「るなっちさん」と「すえぞうさん」もやって来ることになっていました。2人とも取手は初めてだったので、自分が駅まで迎えに行ったのですが…。見当たらない。携帯電話で確認してみると…
なんと! ひとつ隣の駅の「天王台」で降りちゃったそうです。
すえぞうさん曰く、「ToriDe と TennouDai のTとDが目に飛び込んだから」ということですが…
なんでローマ字に目が行くんだぁ〜!日本人じゃないのかぁ〜!!(笑)
ということで、いきなり20分くらい遅刻しちゃいました。しかし、それでも許してもらえるところが、地元の大会の良いところです。(すんません、店長)
さて、デッキです。
真っ先に目についたのが、緑のクリーチャー群。Invasionのレア「古木のヴァーデロス」の4/7クリーチャーはなんと言っても強力だし、初めてお目にかかった「荊景学院の使い魔」の能力にもビビりました。
あとは青の飛行クリーチャー群が豊富だったので、青は欠かせないかな、と。
それから黒にクリーチャー除去が何枚かあったのと「行動か死か」が膠着状態を打破するカードとして威力を発揮しそうな予感がしたので、黒を数枚散らそうかと。
ということで最初、青緑(黒)で作ろうとしたのですが、そうすると今度は青白のマルチカラー・カードが使えなくなってしまう。「吸収」なんてカードもあることだし…。
ということで結局、最初に目をつけた緑を捨てて、青白(黒)で組むことにしました。
ドラルヌのペット/Dralnu's Pet 行動か死か/Do or Die 吸収/Absorb |
陽景学院の使い魔/Sunscape Familiar カンジーの信奉者/Disciple of Kangee サマイトの巡礼者/Samite Pilgrim 解体の一撃/Dismantling Blow カミソリ足のグリフィン/Razorfoot Griffin キャパシェンの一角獣/Capashen Unicorn 黒曜石の見習い僧/Obsidian Acolyte ベナリアのわな師/Benalish Trapper ストラタドン/Stratadon クローシスの地下墓地/Crosis's Catacombs |
呪文26、土地16の計42枚。クリーチャー17体(うち8体が飛行というのはちょっと嬉しい)。場に出た時に自分のクリーチャーを戻す能力を持つ奴らがどう左右するのかが、やや不安でしたが、まぁ、とりあえずこんな感じで…。
(ちなみに「打破」がメインに入っていないのはミスです。「対象の1体より多くの〜」と勘違いをしてました。後からそれに気付き、ほぼ必ず2セット目には「打破」を入れていました。)
1回戦 VS 黒緑赤青
1本目:こちらがいきなり土地事故気味なのに対して、相手は基本地形が1種類ずつ4枚出ている。この展開力の違いで、一方的に押されてしまい、こちらの残りライフは3にまで追い込まれる。しかしその後、プロテクション黒の「黒曜石の見習い僧」と、3点ダメージを軽減できるようになっている「サマイトの巡礼者」によるディフェンスで相手クリーチャー陣の攻撃を完璧に封じ、逆に攻勢に転ずる。しかし、相手も直接火力「部族の炎/Tribal
Flames」を引き、トドメの4点火力を本体に打ってきた。…が、待ってましたとばかりに「吸収」でカウンター。残りライフを6とし、逆転勝利。
2本目:相手が色事故。困った顔で「エンドです」を繰り返す相手をよそに、クリーチャー軍団でサラッと撲殺。
結果:2勝0敗
2回戦 VS 赤黒青
1本目:白マナが出ない。手札は白マナを必要とするカードしかない。いや、唯一「行動か死か」が使えたが、相手がクリーチャーを1体しか場に出してない為、何の意味もなさない。で、結局こちらは1枚も呪文をプレイすることなく終了。とほほ…。
2本目:場に出た時に、対象の赤か緑のクリーチャーをライブラリーのトップに戻すことができる「狩りをするドレイク」で相手のドローを阻害し、大活躍。デッキに2枚入っているのと、「鋸歯のアビ」による再利用、それに相手が打ってきた「バリンの悪意/Barrin's
Spite」までも利用して、計4回分相手のドロー及びターンを阻害。もちろん楽勝。
3本目:やはり「狩りをするドレイク」が強い。相手も、余りのドレイクの強さに感心していたくらいだった。
結果:2勝1敗
3回戦 VS 黒赤(青)
CC(筑波大学のマジックサークル)から遠征して来た4人のうちの1人、中村さん。
1本目:3ターン目に「プレインズウォーカーの嘲笑/Planeswalker's
Scorn」などというエンチャントを貼られ、こちらのクリーチャーがバシバシ除去される。ちょっとソレ、限定戦では強すぎない?と思うが、手札を使い切ることで無効化させる。しかしその後も、場に出た時にクリーチャーに4点ダメージを与える「火炎舌のカヴー/Flametongue
Kavu」や、場に出た時にTerror効果を持つ「シヴの使者/Shivan
Emissary」など、そんなクリーチャーしか出てこなく、2回戦のように「狩りをするドレイク」が活用できない。完膚なきまでに叩きのめされる。
2本目:一体、どうやってこんなデッキに勝てと言うんだ?という思いの中、2本目を始めるが、案の定、いかんともし難い。こりゃ、10回やって10回勝てんよ。
結果:0勝2敗
(今回CCから参戦した4人は好調で、一時期その4人でベスト4を独占していました。しかし意外なことに、俺を倒した彼は入賞しませんでした。4回戦以降、沈んでいったようです…)
4回戦 VS 赤青黒
またもや相手は赤青黒。いわゆるクローシス・カラーだ。
1本目:2回戦同様、「狩をするドレイク」がいい感じで回り、楽勝。
2本目:「パチンコ・ゴブリン/Slingshot Goblin」などという奴を出される。ナニこれ?毎ターン青クリーチャーに2点ダメージを与えられるだって?しかも対象のクリーチャーの色を変えることができる「高潮の幻想家/Tidal
Visionary」とのコンボが完成し、こちらのタフネス2以下のクリーチャーは全滅。かろうじて「呪われた肉体」で「高潮の幻想家」は除去できたものの、時既に遅し。
3本目:パチンコ野郎さえ出てこなければなんてことはない。楽勝。
結果:2勝1敗
5回戦 VS 黒赤青(白)
1本目:いきなり2ターン目に、「ファイレクシアの戦闘バエ/Phyrexian
Battleflies」に「悪意ある力」(+3/+1)が付き、序盤からガンガン殴られる。しかもこっちは色事故気味で…。「急流」を使ってなんとかエンチャントを取り外すものの、その後も一方的に殴られ続け、あっという間にライフが残り2になってしまった。
しかしその後、1回戦目と同様、「黒曜石の見習い僧」と「サマイトの巡礼者」によるディフェンス・ラインで相手の攻撃を完封し、逆転。
2本目:1本目には見なかった平地が場に出る。代わりに沼が姿を見せない。相手がやたらとサイドボードに時間をかけていたのも考慮に入れ、「さては色替えをしたかな」と思っていたら、「あぁ〜、沼さえ出ればぁ」と試合後に相手が言っていた。思いっきり色事故だったようで…。
結果:2勝0敗
結果:5位/32人 4勝1敗(デュエル:8勝4敗)
勝つ時は楽に、負ける時はあっさり、というゲームが今回多かったです。デッキがどうしても多色になる為、自分もそうでしたが、相手も事故ることが多かったです。この環境は土地のバランスが非常に重要だということを再認識しました。
強かったカードは、まずなんと言っても「狩りをするドレイク」ですが、本文で触れていませんが「銀のドレイク」も実は同じくらい活躍していました。やはり3マナ3/3飛行というのは単純に強いです。そして、使っていてやはり便利だったのが「使い魔」シリーズ。これらがいてくれたお陰で、デッキがスムーズに回っていた場面がとても多かったです。「使い魔」はおそらく今後のトーナメント・シーンのキーカードとなることでしょう。
「狩りをするドレイク」(かりどれ)
オマケ VS 松元篤志さん 黒青赤
つくばから一緒に行った松元君。彼も今回4勝1敗で、4位に入賞しました。で、前回のInvasionシールド戦で私にやられた屈辱を晴らしたい、と言うので、仕方なく相手をしてあげることに…
1本目:相手が10回に1回の良い展開(俺による分析)。負け。
2本目:余裕で勝つ。
3本目:ちょっと押され気味の展開。しかし!キッカーを支払って手札のクリーチャーを捨てると、そのクリーチャーのコストの数だけ+1/+1カウンターが載るという「ドラルヌのペット」をプレイ。捨てたのはなんと「ストラタドン」!コストは10!
12/12の飛行クリーチャーが誕生した。よーし、あとはこいつで2回殴るだけだ。ただし除去されなければの話だが…。祈りを込めて「Terror系禁止!ブーメラン系も禁止!」と連呼するものの、無情にも「死の爆弾/Death
Bomb」であっさり葬られる。除去禁止ってゆったのにぃぃぃ…。負け。
結果:1勝2敗
→ 彼による大会レポはこちら