■今月の一曲■(7月) 
 


日本舞踊の演目をこちらで紹介していきたいと思います。
月一曲くらいのペースで・・・頑張ります♪


7月7日は七夕です。

今月の一曲は、七夕にちなみ『流星』をご紹介します。



   清元 流星


作詞・河竹黙阿弥 作曲・清元順三


七夕の夜、牽牛と織姫が一年に一度の逢瀬を楽しんでいるところへ

流星が駆けつけてきて、雷の夫婦喧嘩のありさまを報告するという、

奇抜な趣向の踊りです。

喧嘩の原因は、下界に落ちた雷亭主が、当時流行の端唄に凝ったから

という滑稽なものです。

今日では流星だけの独舞として盛んに上演されています。

雷夫婦の喧嘩の模様を仕方噺風に踊り分けるのが眼目になりますが、

ここでは雷の亭主と女房、その子供、婆さんの四態を忙しく、角、または

面をかぶり変えてユーモラスに展開します。

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