歯科治療(2回目入院編)
カエル先生のところには、相変らず月1回通っていたのですが
以前治療した乳歯の状態が悪くなってきているのに、なかなか抜けないという事で
以前お世話になった大学病院のほうへ診察に行きました。
しかし、大学病院に行ったらびっくりっ!
乳歯だと思っていた歯はなんと、永久歯だったのです(涙)
結局、××大とカエル先生との連携がとれていなかったらしく
しかも2年前に××大には、治療報告書が欲しいとお願いしたのですがもらえずじまいだったのです。
私もカエル先生のところに定期的に通っている安心感もあり、そのままにしてしまいました。
結局、みんな勘違いした状態だったのです。
(カエル先生のところに、レントゲンなどのデータ報告があったかは未確認です)
結局、そのままにしてしまった私のミスだったのですが。
という事で。現実問題として、1本だけなので麻酔なしで抜歯する事もできるけど
永久歯で根っ子がしっかりしているので、40分以上かかる可能性がある事。
上の部分が割れていてぐらついているので、途中で折れる事もある事。
何よりも、本人も負担が大変ではないかという事でもう一度全身麻酔での治療の方向でいう事になりました。
ただ1本だけだし、以前一通りの検査もしているので、省ける部分は省いて
できれば日帰りでの治療にしていただけるという事です。
なので、、その日は治療などはしませんでした。
病院に行く時も、事前に説明していたので、すんなりと病院の近くまでは行ったのですが
いざ病院が見えると、少し嫌がっていました。
待合室でも機嫌よく待てたのですか、いざ名前を呼ばれると入るのを拒否。
抜くという説明をしていたので、ずーっと逃げ腰だったのですが、カルテを見て確認してから
レントゲン室に行き、待合室ではまた大人しい。
でも名前を呼ばれると、逃げる。ずーっとこんな感じでした。
しかもレントゲン室はよーく覚えていたようで、怒りながら、「写真とるよ」と言われたら
カメラにほっぺたをくっつけておりました。母なんて、撮り方、すっかり忘れてたのに(笑)
その後は、治療室には入れなかったので、母だけで相談。
その間、ひとりで待合室で大人しく座っていたそうです>看護婦さん付き♪
緊急に治療しなくてはいけないという事ではないそうなので
年度末までにはしましょうというスケジュールです。
実はこの虫歯、以前に神経もとってあるそうです。なので、この歯が痛くなるという事はないそうです。
ただ、穴に食べ物が詰まって気持ちが悪いだけのようです。
今回は、母の説明がとても効きすぎてしまったようで(爆)
説明はよくわかっていますし、治療もしなくてはいけない事もわかってるようです。
でもその場になると「やっぱ、嫌じゃ〜っ!」って事らしいです。
もう赤ちゃんではないので、こういう「嫌じゃ〜」はある程度は仕方がないのかな?と思っています。
母としては、とっても大変なんですけど(笑)
でも嫌な事だから説明をしないというのは、やはりフェアではないとも思いますし。
ただ、早く説明すると、引きずられてしまうので、ナイスなタイミンクで説明をするようにはしていますが。
この日はやっぱりしんどかったようで、なかなか眠れずに、何度も母を呼びにきました。
歯科手術の事前検査は、歯のレントゲン以外は概ねうまくいきました。
特に心電図はよく理解しているようで、勝手に横になっていました。
なかなかじっとしていませんでしたが、終わった時点で全部自分で取っていました。
ウケたのが、担当の先生に歯を見せる為にハブラシをさせてと言っても
嫌がってなかなかやらせになかったくせに、先生と母が話している時
若いお姉さんには嬉しそうにやってもらっていました
>センセ、すねておりました(笑)
ドラはアゴが平均より小さく、その為に歯が詰まってはえてくるので、どうしてもハブラシだけでは
歯垢がとりきれないタイプなのだそうです。
だから、歯間プラシやフロスを使わないと、どうしても虫歯になりやすいのだそうです。
という事で、早速歯磨きフロスを買ってきて、試してみました。
ロッテのキシリトールガムと同じロゴが入っている糸ようじを発見っ!(このロゴは大好き)
それを使って説明しながらやってみました。もちろん嬉しそう(笑)
なので、最初は何だろう?という感じで、さほど抵抗はなかったようですが
奥歯をやろうとすると、やはり嫌がりました。前歯は大丈夫みたいです。
でも本当にやりたいのは、奥なんですけどぉぉぉ〜。
母も使った事がないので、手順も悪かったので、いろいろコツを掴みながら慣らしていこうと思います。
手術、大変でした。結局4時間半もかかりました。
実は事前に治療する永久歯の抜歯1本以外に、検査で虫歯2本も発見されました。
しかも前日電話がかかってきて『以前治療した歯(外見は全く問題なし)がもしかすると進行しているかも?」
という歯が、中で完全に腐っていました(涙)
実はこれは、以前ドラが痛みを訴えは歯でした。あの痛みは本当だったんです。
それ以外にも、たくさんの虫歯が発見され、それを全部治療したのです。
要するに歯が重なって見えない、ハブラシが届かない場所が徹底的に侵食されていたそうです。
今回の件で「虫歯になりやすいタイプ」という烙印を押されてしまったので
これからは「オヤツの時間設定の徹底し、その後歯磨き。フロスの掃除にも慣れる」
「××大に年に1〜2回レントゲンをとりに行く」事にしました。
でもレントゲンでも、全てを発見できる訳ではないのだそうなのですが(涙)
実は、私はもうほとんど永久歯になったし、もう5年生にもなったので
乳歯よりも虫歯のリスクは少ないと思っていたのでした。
でもそれは『健常児は高学年になると、いろいろ忙しくなるので、だらだらと家で
オヤツを食べる習慣がなくなるせい』であって
リスクは永久歯が完全に成長しきるまで(18歳くらいまで)は同じだと説明されました。
言われてみれば、そうなんですね。表面的に虫歯が見えないだけで安心してはいけなかったのだと思います。今回は母の責任だと思い諸々の事で反省をしまくりました。
結局永久歯、しかも奥歯を2つ失ってしまった訳ですが
元々歯が大きい上にアゴが小さく、歯がとっても詰まっているので
(その為に虫歯になりやすいらしいんですが)
寄ってくるので、多分問題はないでしょうとの事です。
もちろん、しばらくは食べにくいとは思いますが。
しかしドラ自身にとっては、××大の治療は嫌なものではないらしく
手術室に入ったら、自ら手術台に乗り、寝たのにはびっくり(笑)
しかも目が覚めたらすぐに「トイレ〜」とふらふらになりながら行き、麻酔の先生を
びっくりさせておりました。普通、歩く気力もないらしいです。「体力ありますねぇ」と言われました。
夕食もしっかり食べ、いつもは絶対に食べないおかゆも完食しておりました。
看護婦さんや先生とも、いろいろとコミュニケーションを取っていました。
今回、母が通訳をする場面は、ほとんどありませんでした。
説明されてしっかり納得したり、逆にしっかり嫌がって説得されたり(笑)
そういう点では、本当に成長してるなぁと実感しました。
ただ歯が痛かったせいか、手術でたくさん寝たせいか
夜ほとんど寝ずに、トイレとベットを何度も往復していました。
あまりにも歩くので、痛みがひどいのがと思い、夜中に痛み止めをもらって飲ませたのですが
結局朝まで起きていました。でも部屋から出る事はなかったので、大事には至らなかったのですが。
6時に起床時間のアナウンスが鳴ったとたんに、部屋から出ようとしました。
>本当に、いろいろ良くわかっていらっしゃる(笑)
それからタクシーで家に戻り(前回タクシーで帰ったので同じように帰りたかったらしい)
冷凍チャーハンとマーガリン入りホットケーキを食べてから、ふと気づくと爆睡。
結局夕方まで寝ていました。