O 町屋御用水

町屋御用水
このあいだまで金網のフェンスに囲まれた排水路のような
小川でしたが、昨年、このように整備されました。少し無機
的で立派すぎるような気がします。

 桑名の旧城下は、揖斐川や町屋川の土砂の堆積したデルタ地帯で水質が悪く、「水売り」という職業があったほどです。それで4代目藩主松平定行は寛永3年(1626)に町屋川から取水して城下へ通水する町屋御用水を作りました。
 
現在でもこの附近では小川として残っています。田植え時には樋門が開けられ農業用水として活用されています。

 場所は神戸岡(ごうどおか)神社の次の十字路を西へ入ったあたりです。