久留倍遺跡現地説明会写真 03/2/1

堀立柱建物(青いテープの囲み)
方位軸を南北に揃えています。豪族の居館か役所か?
正面が南
右側の建物は8×3間の大型建物
堀立柱建物の柱恨
1箇所だけ柱の痕跡が残っていました
総柱堀立柱建物(正倉?)
重い床を支えるため柱穴が碁盤目状に配置されています(ポールが立っている部分)。同じ様な建物が3棟発見されました。
正倉を囲む溝
溝の途中が一段深く堀込まれています。防火用の水を溜めるためという説があります。
カマドを持つ竪穴住居
古墳時代後期になるとそれまで建物の中央に設けられていた炉が建物の隅に移動し、カマドとして変化してきます(
円内がカマド跡)
横穴式古墳出土状況
(説明パネル写真から)
中央の大きな石群が石室側壁
床に小石が散らばっています。手前(南側)が墓道
左の小石の列は排水用の造作と推定されています。
木棺墓出土状況
(説明パネル写真から)
横穴式古墳の東麓側から出土、左の区画が木棺墓推定位置、太刀が斜めに、左側に須恵器が置かれている。
上方が北
木棺墓出土の太刀
完形品の出土は朝明川を挟んだ対岸の広永古墳群に継いで市内で2例目
石製品(弥生、古墳時代)
左奧から時計回りに大型蛤刃石斧2種、土錐、紡錐車、石鏃3種、磨石(すりいし)、平片刃石斧2種
木製品(弥生時代)
左から直柄鍬(くわ)、杓子(しゃくし)、弓
弥生土器
谷から大量に出土
手前の3つはミニチュア土器で小さいのは鳥をかたどっています
流水紋土器片
銅鐸に見られるような流水紋をあらわしています。
在地の土器ではなく距離を隔てた地域との交流がうかがわれます。