久留倍遺跡現地説明会写真 03.4.24

正倉院跡(西から)
人が立っているあたりの右手、黄色テープで区画、
4棟が連続。遠景は富田の街並み
西から東へ緩いスロープ状の地形であることが分かる
正倉院想像図(現説パネルより)
高床の総柱建物がL字状に規則的に建てら
れている
正倉院の根石
柱を固定していた石が入っている柱穴も見られる
正倉院区画溝
東北角から西方を望む
正殿 (青色テープ)西から
範囲確認調査のため掘削はされていない
東面には庇を支える柱列が確認されている
北脇殿に重なる大型建物(赤色テープ)
青色テープは正殿と脇殿を結ぶ塀跡
八脚門 (青色テープ)東から
手前の白線は正倉院の西側区画溝
土壇状遺構
浄土真宗高田派中興の祖真え上人石碑が
建っていた土壇の断ち割り
上人に関わる遺構、遺物は確認されず、
地山部に土師器が覗いている
遺構配置図 (現説資料に加筆着色)
正倉院は郡衙より新しい時期にあたる。郡衙の八脚門は現説直前に発見された
郡衙(ぐんが):群家(ぐうけ)ともいい、古代の地方役所。郡衙には郡司がいる政庁があり、税を収納する正倉などの施設がある
円面硯
正倉院の区画溝から出土
須恵器群
正倉院の区画溝から出土
郡衙区画溝出土遺物
右より鉄さい(溶鉱炉から流れ出た鉄が
冷えて固まったもの)、ふいごの羽口、
転用硯(奧、須恵器の器を硯として使った
もの)、墨書土器(手前、鎌倉時代)
須恵器碗
郡衙区画溝から出土

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