御殿前玄関周辺

大門(重要文化財)

明治27、8年頃御殿建築の際に造られた薬医門(門の中心がやや前方に片寄り、中心の柱が太く、内側の柱が細い4脚門)。ここを入ると広大な馬車廻しがあります。
御殿玄関(重要文化財)と馬車廻し

芝生の築山と大きな庭石、サルスベリ、紅葉などで植栽された和洋折衷の明治を象徴する庭園です。
玄関内部

床を寄木張りで仕上げた21畳大の玄関室。壁面や襖には胡紛で白波が描かれています。床の寄木張りは当時の外務省の大広間を模したといわれています。
(立ち入りはできません)
灯籠と砲弾
馬車廻し東縁に立つ灯籠と砲弾。砲弾は日露戦争の戦勝記念に大隈重信から 贈られたと伝えられています。
洋館(重要文化財)
六華苑と同じように洋館が併設されています。洋館は当時の上流階級のステイタスシンボルでした。屋根の上に暖炉の煙突が見えます。
(内部は非公開)
玉突場(重要文化財)
洋館の南側に独立して建てられています。洋館と同じようにステイタスシンボルでした。ここで使われていたビリヤード台は東京の私邸に現存するそうです。
(内部は非公開)