馬 道

 江戸時代以前は町屋川の堤防でしたが、慶長の町割りで町屋川の流れが付け替えられたので、桑名から員弁方面へ向かう濃州街道(員弁街道)となり、江戸時代中頃から人家が建ち並ぶようになって商店街を形成するようになりました。
 
員弁方面から馬で買い物に来る客が多く、馬道と呼ばれるようになったそうです。

 この辺りは戦災を免れたので古い家並みを残しており、左手の家具屋さんの土蔵造りの建物は嘉永7年(1854)の建築だそうです。

北勢線馬道駅
勧学寺の72段の階段を下った麓にあります。
三岐鉄道北勢線は西桑名から阿下喜まで通じる全国的にも珍しいナローゲージの鉄道です。
 近年利用者が減少し、それまでの経営母体である近鉄によって廃線の計画が持ち上がりましたが、三岐鉄道と周辺自治体によって存続することになりました。
(マウスポインターを画像に置いてみて下さい。上下線ホームの変則配置が変更されました)
御膳水(ごぜんみず)
上野の山腹から湧き出る地下水を集めて
上野溜池の傍らに導水しています。桑名
藩主の飲料水として、毎日城まで運ばれ
たのでこの名が付きました。
 現在でも清涼な湧水が流れ出しており、
付近の人たちに利用されています。
地図はこちらから(山辺南部 70KB)